フィデアホールディングス株式会社
FIDEA Holdings Co., Ltd.
本社の所在する荘銀ビル
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 8713
フィデアホールディングス株式会社(英文名称:FIDEA Holdings Co., Ltd.)は、宮城県仙台市青葉区に本社を置く金融持株会社。荘内銀行(本店:山形県鶴岡市)と北都銀行(本店:秋田県秋田市)を傘下に置く。 2008年5月に発表された、荘内銀行と北都銀行の資本提携を元に、2009年10月に経営統合のための基盤として設立されたオープンプラットフォーム型の金融持株会社[2]。 第3、第4の参加行を募ることや、北都・荘内色を抑える点、東北の中心都市である仙台市への攻勢[注 2]などを目的に、荘内銀の本店のある鶴岡市や北都銀の本店のある秋田市のどちらでもなく、仙台市に本社を設置した。この統合により、本部・監査機能をHDが担い、両行自体は合併せずに各々が独自に運営する形態となる。 グループとしての勘定系システムは、荘内銀・北都銀の現行のシステムへのいずれかへの片寄せを行わず、当初は、NTTデータ次期共同センターへの同時移行が検討され、2009年(平成21年)秋を目処に正式決定する方針であったが、2011年(平成23年)9月、両行向けの勘定系システムとしてNTTデータによってBeSTAcloudを新たに構築する基本合意に至り[3][4][5]、荘内銀は2014年(平成26年)3月17日、北都銀は同5月7日に移行がそれぞれ完了した[6]。
概要
なお、「フィデア」とはラテン語の「信頼(Fides)」と英語の「連携(Alliance)」を掛け合わせた造語である。
株式移転比率は、フィデアHD:荘銀:北都=1:1:0.15となった。
情報処理システム
沿革
2008年(平成20年)5月14日 - 荘内銀行、北都銀行が2010年4月を目途に経営統合することを正式に発表。
2009年(平成21年)
3月19日 - 持株会社名をフィデアホールディングスに決定。統合時期を2009年10月1日に前倒すことを発表。
8月7日 - 財務省東北財務局、両行にフィデアホールディングスの設立認可書を交付。
8月13日 - 東京証券取引所、10月1日付でのフィデアホールディングスの東証一部上場を承認。
10月1日 - フィデアホールディングスが設立。同時に東証一部上場。資本金100億円。
2010年(平成22年)
5月31日 - 北都ベンチャーキャピタルを解散。
6月18日 - 荘銀ベンチャーキャピタルがフィデアベンチャーキャピタルに商号を変更。
3月31日 - B種優先株式発行、増資。新資本金150億円。