フアン・マルティン・デル・ポトロ
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フアン・マルティン・デル・ポトロ
Juan Martin del Potro


2016年ウィンブルドンでのフアン・マルティン・デル・ポトロ
基本情報
フルネームJuan Martin del Potro
愛称デルポ(Delpo)
国籍 アルゼンチン
出身地同・タンディル
生年月日 (1988-09-23) 1988年9月23日(35歳)
身長198cm
体重97kg
利き手右
バックハンド両手打ち
ツアー経歴
デビュー年2003年
ツアー通算23勝
シングルス22勝
ダブルス1勝
生涯獲得賞金25,896,046 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪ベスト8(2009・12)
全仏ベスト4(2009・18)
全英ベスト4(2013)
全米優勝(2009)
優勝回数1(米1)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪不参加
全仏1回戦(2006・07)
全英1回戦(2007・08)
全米不参加
国別対抗戦最高成績
デビス杯優勝(2016)
キャリア自己最高ランキング
シングルス3位(2018年8月13日)
ダブルス105位(2009年5月25日)
獲得メダル

男子 テニス
オリンピック
2012 ロンドン男子シングルス
2016 リオデジャネイロ男子シングルス

2022年5月8日現在■テンプレート  ■プロジェクト テニス

フアン・マルティン・デル・ポトロ(Juan Martin del Potro, 1988年9月23日 - )は、アルゼンチンタンディル出身の男子プロテニス選手。イタリア系アルゼンチン人。これまでにATPツアーでシングルス22勝、ダブルス1勝を挙げている。身長198cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。シングルス自己最高位は3位。

2009年全米オープン男子シングルス優勝者。グランドスラム1大会でロジャー・フェデラーラファエル・ナダルの両方に勝利した初の選手であり、2005年全仏から2013年全米までのグランドスラム35大会中唯一のBIG4以外の優勝者である。

アルゼンチン人2番目・オープン化以降5番目に若い全米オープン優勝者(20歳11か月)。ロンドンオリンピック銅メダリスト、リオデジャネイロオリンピック銀メダリスト。2009年ATPワールドツアー・ファイナルシングルス準優勝。デビスカップ2016優勝。2018年BNPパリバ・オープン男子シングルス優勝。2018年全米オープンシングルス準優勝。
選手経歴
ジュニア時代

デルポトロは父親が元セミプロのラグビー選手で獣医、母親が教師という家庭に育ち、7歳からテニスを始めた。ジュニア選手時代は、2002年に「オレンジボウル選手権」(ジュニアテニス選手の登龍門と言われる大会)の14歳以下の部で優勝している。
2003年 プロ転向

2003年から男子ツアー下部組織の大会群を転戦し始める。
2006年 グランドスラム初出場

2006年全仏オープン4大大会にデビューする。同年10月「ジャパン・オープン・テニス選手権で、ティム・ヘンマンとの3回戦まで勝ち進んだ。
2007年 ツアーダブルス初優勝

2007年から男子テニス国別対抗戦・デビスカップアルゼンチン代表選手に選ばれる。デ杯代表入りの後、7月のインディアナポリス・テニス選手権で男子ツアーのダブルス初優勝を達成。この年は全米オープン3回戦でノバク・ジョコビッチに挑戦した。
2008年 ツアー初優勝

7月のメルセデス・カップでツアー初優勝を飾る。これを皮切りに4大会連続優勝を達成。ランキングは急上昇し、第17シードとして出場した全米オープンの4回戦では錦織圭を6-3, 6-4, 6-3で下した。準々決勝で第6シードのアンディ・マリーに6-7, 6-7, 6-4, 5-7で敗れるまで、デルポトロのメルセデス・カップからの連勝記録は23を記録した。

9月、デビスカップ準決勝の対ロシア戦で、デルポトロはシングルスの試合で2勝をあげ、アルゼンチンの決勝進出に大きく貢献した。10月のジャパン・オープン・テニス選手権では決勝に進出。決勝戦ではトマーシュ・ベルディハに1-6, 4-6で敗れて準優勝になった。

この年の快進撃を受けて、デルポトロは年間ランキング上位8名しか出場資格を得られない男子ツアー年最終戦のテニス・マスターズ・カップの出場権を初めて手にした。

11月、デビスカップ決勝の対スペイン戦では第2試合のシングルスに出場するが、フェリシアーノ・ロペスに敗れる。最終結果はアルゼンチンの2勝3敗となり、アルゼンチンのホームグラウンドでの優勝は叶わなかった。
2009年 全米初優勝 全仏ベスト4 ATPファイナルズ準優勝

年頭のハイネケン・オープンで優勝。全豪オープンでは第8シードに選ばれ準々決勝まで進出するが、第2シードのロジャー・フェデラーに3-6, 0-6, 0-6と完敗した。全仏オープンでは、4大大会で初めての準決勝に進出し再びフェデラーと対戦。完敗した全豪オープンとは異なり、6-3, 6-7, 6-2, 1-6, 4-6のフルセットの激戦にて敗れる。王者フェデラーとの実力差は接近しており、次回を期待される一戦となった。

8月のレッグ・メーソン・テニス・クラシック大会で優勝し、この大会2連覇を達成。続くカナダ・マスターズ大会ではマスターズの大会で初めて決勝に進出するが、アンディ・マリーに7-6, 6-7, 1-6でフルセットで敗退した。この時の疲労が大きかったため、続くシンシナティ・マスターズは欠場した。その後に開催された 全米オープンでは順調に勝ち進み、準決勝でラファエル・ナダルを6-2, 6-2, 6-2で下し、グランドスラム大会で初めての決勝に進出する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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