『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン』
ジミ・ヘンドリックス の スタジオ・アルバム
リリース1997年4月22日
録音1968年3月13日
1969年11月17日-1970年8月26日
ジャンルロック、ハードロック、ブルースロック、サイケデリック・ロック、ファンク
時間69分25秒
レーベルエクスペリエンス・ヘンドリックス
MCA(オリジナル盤)
レガシー/コロムビア(リイシュー盤)
プロデュースジミ・ヘンドリックス、エディ・クレイマー、ミッチ・ミッチェル、ジョン・ジャンセン
専門評論家によるレビュー
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ブルーズ
(1994年)ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン
(1997年)エクスペリエンス・ヘンドリックス?ベスト
(1997年)
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ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン(First Rays Of The New Rising Sun)とは、1997年に発表されたジミ・ヘンドリックスのアルバム。1970年にジミが他界した後、様々なアルバムで発表された楽曲をまとめ直し、生前のジミが計画していた「4枚目のスタジオ・アルバム」に近い形で発表されたもの。 1970年1月にバンド・オブ・ジプシーズが解散すると、ジミは旧友ミッチ・ミッチェルを呼び戻し、レコーディングやライブを行う。ジミは、4作目のスタジオ・アルバムを、LPレコード2枚組以上のものにすることを考えており、A面からC面までの仮の収録曲を書いたメモが残されている[1]。アルバム・タイトルとしては、『ファースト・レイズ・オブ・ザ・ニュー・ライジング・サン』の他に『People, Hell & Angels』『Strate Ahead』(原文ママ)といった候補もあった。 本作収録曲の一部は、ジミの生前に何らかの形で披露されていた。「鏡の部屋」は、エクスペリエンス時代のライブで原型が演奏されていた曲のアレンジを変えたもの。「ビギニングス」は、1969年8月のウッドストック・フェスティバルで演奏され、当時の仮タイトルは「ジャム・バック・アット・ザ・ハウス」。「ステッピング・ストーン」は、1970年に短期間だけシングルとして発売された。「自由」「ドリー・ダガー」「ヘイ・ベイビー(ニュー・ライジング・サン)」「イージー・ライダー」「嵐の中に」の5曲は、1970年8月30日のワイト島音楽祭で演奏されている。 1970年9月18日にジミが他界すると、まずは『クライ・オブ・ラヴ(The Cry of Love
解説
1990年代、原盤権がジミの遺族に戻り、エクスペリエンス・ヘンドリックス財団が設立されると、第一弾リリース作品として本作が企画された。エディ・クレイマーによって、LPレコード2枚組に相当する内容に再編された。ただし、曲順はジミのメモとは大きく異なる。また、メモに載っていた楽曲のうち「カミン・ダウン・ハード・オン・ミー」「チェロキー・ミスト」の2曲はアウトテイク扱いとなり、2000年発売のCDボックス・セット『ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス?アンリリースト&レア・マスターズ』に収録された。
エディ・クレイマーによると、ジミがこれで完成としていた曲は「ドリー・ダガー」「フリーダム」「イザベラ」の3曲であったという[2]。 全曲ジミ・ヘンドリックス作。
収録曲
Disc 1
自由 - Freedom
イザベラ - Izabella
ナイト・バード・フライング - Night Bird Flying
天使 - Angel
鏡の部屋 - Room Full Of Mirrors
ドリー・ダガー - Dolly Dagger
イージー・ライダー - Ezy Ryder
流浪 - Drifting
ビギニングス - Beginnings
ステッピング・ストーン - Stepping Stone
僕の友達 - My Friend
直進 - Straight Ahead[3]
ヘイ・ベイビー(ニュー・ライジング・サン) - Hey Baby (New Rising Sun)
アース・ブルース - Earth Blues
アストロ・マン - Astro Man
嵐の中に - In From The Storm
ベリー・バトゥン・ウィンドウ - Belly Button Window
Disc 2(DVD)
天使
ドリー・ダガー
ナイト・バード・フライング
自由
各楽曲の初出アルバム
クライ・オブ・ラヴ - The Cry Of Love(1971年)
1. 3. 4. 7. 8. 11. 12. 15. 16. 17.
レインボウ・ブリッジ - Rainbow Bridge(1971年)
5. 6. 13. 14.
戦場の勇士たち - War Heroes(1972年)
2. 9. 10.
参加ミュージシャン
ジミ・ヘンドリックス - ギター、ベース、ボーカル
ビリー・コックス - ベース