2022年公開の日本映画「ファーストミッション (2022年公開の日本映画)」とは異なります。
ファースト・ミッション
龍的心
Heart of Dragon
監督サモ・ハン・キンポー
脚本バリー・ウォン(黄炳耀)[※ 1]
製作ジミー・ウォング
製作総指揮ウー・マ
出演者ジャッキー・チェン
サモ・ハン・キンポー
音楽椎名和夫
撮影アーサー・ウォン
配給松竹
公開 1985年10月16日
1985年9月14日
上映時間98分
製作国 イギリス領香港
言語広東語
興行収入 $20,335,429
9億円
配給収入 5.8億円[1]
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『ファースト・ミッション』(原題:龍的心、英語題:Heart of Dragon)は、1985年に公開されたジャッキー・チェン主演の香港映画。 サモ・ハン・キンポーがドラマ要素を重視して製作したジャッキー・チェン主演映画。障害を持つ兄とその弟の兄弟愛と絆が描かれている。 監督であるサモ・ハンの意向により、香港公開版では格闘シーンは少なく、日本公開版では病院と駐車場での格闘シーンが追加されている。また、ジャッキー自ら歌う日本語の曲『CHINA BLUE』(作詞:今野雄二 作曲:高中正義 編曲:椎名和夫)[※ 2]がオープニング、『TOKYO SATURDAY NIGHT』(作詞作曲:美樹克彦 編曲:竜崎孝路)がエンディングでそれぞれ流れる。 端役で、後に『メイド・イン・ホンコン』など話題作を作る映画監督となったフルーツ・チャンが出演している。 正義感の強い警察官シャンヤン(ジャッキー・チェン)とその兄のシャンタク(サモ・ハン・キンポー)の物語。兄は知的障害者で、いつも警察官の弟の足を引っ張ってばかりの毎日で、その日も高級レストランでの無銭飲食が発覚して、調理場の冷蔵庫に隠れて騒ぎを起こしてしまった。そんなある日、シャンヤンの元に船員の採用通知が届く。船乗りになるのが長年の夢だったシャンヤンは、シャンタクを彼の友人のミンの家に預けるも、自分が捨てられたと思い込んだシャンタクは自宅に戻ってきて暴れてしまい、シャンヤンは長年兄を重視した生活に対する不満をシャンタクにぶつけてしまう。責任を感じたシャンタクは街に出て職を探すもどこへ行っても断られてしまい、最後に立ち寄った飲食店では採用するという店主の口車に乗せられてしまい、醜態をさらしてしまうも通りかかったシャンヤンの仲間のイアンに助けられて事無きを得る。イアン(マン・ホイ)にシャンタクが街に出て職探しをしたのはシャンヤンが原因ではないかと咎められてしまったシャンヤンは激怒してしまいイアンを追い返してしまうも、兄を思う気持ちに変わりはなかった。それからしばらくの事、シンジゲートのボスのカム(ジェームズ・ティエン)の家に突入するも仲間の一人のコー(チュン・ファト)に盗品の金品を持って逃げられてしまう。うまく逃げ出したコーだが、警官ごっこをしていたシャンタクを本物の警官だと思い込んだコーは逃げ出し、そのはずみでカバンを落としてしまう。そのカバンを見つけたミンとシャンタクは森の中に隠してしまう。一方、コーの方は組織から裏切り者扱いされ、シャンヤンたち警察に保護してもらうよう頼んできた。その後警察がシャンタクを探していることを知ったミンはシャンタクと共にカバンを取りに行くも、欲に目が眩み、変装したミンの兄に盗まれてしまう。早速、商人に金品を買い取ってもらおうとするも、商人はカムの仲間であり、暴行を加えられたうえ、カバンの在り処を白状し、隠し場所である自宅のクローゼットまで案内した後、流れ弾にあたって死亡してしまう。また、クローゼットに隠れてたシャンタクも組織に連れて行かれてしまう。現場に居合わせながらも兄を救えなかったシャンヤンは、仲間の力を借りてシンジゲートの壊滅に挑み、壊滅に成功するも逮捕されて仲間と共に刑務所での生活を送ることになってしまった。 ※括弧内は日本語吹替(初回放送1987年4月5日 TBS『春休み特別ロードショー』[2]19:00-20:54)
概要
ストーリー
キャスト
フォン・シャンヤン - ジャッキー・チェン(石丸博也)
フォン・シャンタク - サモ・ハン・キンポー(水島裕)
ジェニー - エミリー・チュウ(鶴ひろみ)
ウォン警部 - メルヴィン・ウォン
カム・ティンチュン - ジェームズ・ティエン(谷口節)
カムの部下 - ディック・ウェイ
カムの部下 - ブラッキー・コー
コー - チュン・ファト(田中和実)
イアン - マン・ホイ
特警隊隊員 - ユン・ワー(田原アルノ)
特警隊隊員 - チン・カーロウ