ファースト・マン
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ファースト・マン
First Man
監督
デイミアン・チャゼル
脚本ジョシュ・シンガー
原作ジェームズ・R・ハンセン(英語版)
『ファーストマン: ニール・アームストロングの人生(英語版)』
製作ウィック・ゴッドフリー(英語版)
マーティ・ボーウェン
アイザック・クラウスナー
デイミアン・チャゼル
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
アダム・メリムズ
ジョシュ・シンガー
出演者ライアン・ゴズリング
クレア・フォイ
ジェイソン・クラーク
カイル・チャンドラー
コリー・ストール
クリストファー・アボット
キアラン・ハインズ
音楽ジャスティン・ハーウィッツ
撮影リヌス・サンドグレン
編集トム・クロス
製作会社ユニバーサル・ピクチャーズ[1]
アンブリン・エンターテインメント[1]
ドリームワークス・ピクチャーズ[1]
テンプル・ヒル・エンターテインメント(英語版)[1]
パーフェクト・ワールド・ピクチャーズ[2]
ファンタズマ[1]
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
東宝東和
公開 2018年8月29日(ヴェネツィア国際映画祭)
2018年10月12日
2019年2月8日
上映時間141分
製作国 アメリカ合衆国
言語英語
製作費$59,000,000[3]
興行収入 $102,736,545[3]
$44,936,545[3]
4億9100万円[4]
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『ファースト・マン』(原題: First Man)は、2018年アメリカ合衆国伝記映画

監督はデイミアン・チャゼル、脚本はジョシュ・シンガーで、ジェームズ・R・ハンセン(英語版)によるニール・アームストロングの伝記『ファーストマン: ニール・アームストロングの人生(英語版)』を原作としている。ライアン・ゴズリングがニール・アームストロングを演じ、他にクレア・フォイジェイソン・クラークカイル・チャンドラーコリー・ストールキアラン・ハインズクリストファー・アボットパトリック・フュジットルーカス・ハースらが出演。スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務める。

映画はヴェネツィア国際映画祭においてワールド・プレミアを迎え[5][6]、アメリカでは2018年10月12日、日本では2019年2月8日に公開された[7]第91回アカデミー賞において音響編集賞録音賞美術賞視覚効果賞の4つにノミネートされ、視覚効果賞を受賞。
概要

史上初めて月面を歩いた宇宙飛行士ニール・アームストロング1961年から1969年にかけてのNASAのミッション(ジェミニ計画アポロ計画)が実話に基づいて描かれる[8]。過去に制作された『ライトスタッフ』や『アポロ13』、『ドリーム』などのような宇宙開発や宇宙飛行の英雄譚を描いた群像劇とは一線を画し、全体的に感情を抑えた暗い内容で描かれており、あくまで彼個人の視点、焦点で物語が進んでいく[9]。なお、日本語字幕の監修は、宇宙飛行士である毛利衛が努めている。
物語

ニールはX-15の飛行実験の最中命からがらになりながら宇宙空間で「ある事」を感じ取る。着陸時にチャック・イェーガーから操縦の未熟さを指摘され、退任へとなる。それでもジェミニ計画の候補として当初選ばれたものの娘の危篤状態から参加を拒否するが、娘の死をきっかけに月へ行くことに執着を持つようになり宇宙飛行士への参加を決意する。
キャスト
ニール・アームストロング
演 - ライアン・ゴズリング、日本語吹替 - 内田夕夜ジェミニ8号アポロ11号の船長で、月面に到達した世界初の人物となった宇宙飛行士。感情を表に出さず、あまりの寡黙さから周りからも何を考えているのか分からない人物として描かれる。X-15の飛行実験により宇宙計画から身を引こうとするが、ある事がきっかけで月に行くことに異常な執着を見せるようになる。
ジャネット・アームストロング
演 - クレア・フォイ、日本語吹替 - 小林さやかニールの妻。危険な訓練や宇宙飛行の中でも、夫の冷淡過ぎる態度や寡黙な性格に時々苛立ちを覚えている。
エド・ホワイト
演 - ジェイソン・クラーク、日本語吹替 - 坂詰貴之ニールの友人でアメリカ初の宇宙遊泳を行った宇宙飛行士。アポロ1号のクルーに選ばれる。ニールの気難しい態度を察しながら気を遣う。
ディーク・スレイトン
演 - カイル・チャンドラー、日本語吹替 - 山路和弘テストパイロット兼技術者で、マーキュリー・セブンの一人に選出された宇宙飛行士。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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