ファーストリテイリング
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株式会社ファーストリテイリング
FAST RETAILING CO., LTD.
山口テクノ第2団地にある本社
種類株式会社
機関設計監査役会設置会社[1]
市場情報東証プライム 9983
1994年7月14日上場SEHK 6288
2014年3月5日上場
略称FR、ファストリ、ファーストリテイ
本社所在地 日本
754-0894[2]
山口県山口市佐山10717番地1[2][広報 1][注釈 1]
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度02分03.9秒 東経131度20分03.8秒 / 北緯34.034417度 東経131.334389度 / 34.034417; 131.334389座標: 北緯34度02分03.9秒 東経131度20分03.8秒 / 北緯34.034417度 東経131.334389度 / 34.034417; 131.334389
設立1963年昭和38年)5月1日
(小郡商事株式会社)[2][広報 1]
業種小売業
法人番号9250001000684
事業内容衣料品製造販売等子会社の経営管理・戦略統括
代表者代表取締役会長兼社長 柳井正
資本金102億7395万円[広報 1]
発行済株式総数1億607万3656株
(2020年8月31日現在)[広報 2]
売上高連結: 2兆88億4600万円
単独: 1563億5600万円
(2020年8月期)[広報 2]
営業利益連結: 1493億4700万円
単独: 753億1600万円
(2020年8月期)[広報 2]
経常利益単独: 782億1100万円
(2020年8月期)[広報 2]
純利益連結: 903億9800万円
単独: 624億2200万円
(2020年8月期)[広報 2]
純資産連結: 9565億6200万円
単独: 5389億5400万円
(2020年8月31日現在)[広報 2]
総資産連結: 2兆4119億9000万円
単独: 1兆0633億5600万円
(2020年8月31日現在)[広報 2]
従業員数連結: 57,727人 単独: 1,589人
(2020年8月31日現在)[広報 2]
決算期8月末日
会計監査人有限責任監査法人トーマツ[広報 2]
主要株主日本マスタートラスト信託銀行 21.41%
柳井 正 18.44%
日本カストディ銀行 10.45%
TTY Management B.V. 5.19%
柳井 一海 4.68%
柳井 康治 4.68%
有限会社Fight&Step 4.65%
有限会社MASTERMIND 3.53%
STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY (常任代理人 みずほ銀行) 2.91%
JP MORGAN CHASE BANK(常任代理人 みずほ銀行) 2.64%
(2024年2月29日現在)
主要子会社株式会社ユニクロ 100%
株式会社ジーユー 100%
外部リンクwww.fastretailing.com/eng
特記事項:連結経営指標は国際会計基準のため、売上高は売上収益、純利益は当期利益、純資産は親会社の所有者に帰属する持分、総資産は資産合計。
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株式会社ファーストリテイリング[2][広報 3]: FAST RETAILING CO., LTD.[広報 3]) は、株式会社ユニクロ株式会社ジーユーなどの衣料品会社を傘下にもつ持株会社である[3]山口県山口市に本社を、東京都港区ミッドタウン・タワー六本木本部を、江東区有明本部を置く[4]東京証券取引所プライム上場[3]日経平均株価およびTOPIX Large70の構成銘柄の一つ[5][6]

世界のカジュアル衣料品の企業の中での売り上げはZARAを擁するインディテックススペイン)、H&Mスウェーデン)に次ぐ第3位、時価総額は、世界1位である[7][広報 4]。メディアではファストリと略称されることもある[8][9][10]
概要

カジュアル衣料品の「ユニクロ」を中心として、衣料・靴などの小売店舗を展開する企業群を傘下に有する。経営者である柳井正代表取締役会長兼社長のもと[3]ZARAGAPに代表されるような世界的な衣料品企業を目指し[11]、積極的に海外展開およびM&Aを行いグループを拡大している[3]。現在はインディテックス(ZARA)、H&Mに次ぐ世界3位の売上高を誇る。2019年8月期決算では営業利益において初めて海外部門が上回った[12]。特に、中国香港台湾で構成される「グレーターチャイナ」が海外成長の原動力となっており[13]、今後も中国を中心としたアジアに注力していくと柳井社長は表明している。

社名は英語で「素早く(提供する)」を意味する "Fast" と 「小売業」を意味する "Retailing" を組み合わせた造語で、ファストフードのように素早く商品を提供できる小売業、すなわちファストファッションを目指して名付けられたものである[3]。企業理念は「服を変え、常識を変え、世界を変えていく」である[広報 5]

代表的なブランドの「ユニクロ」はもともとファーストリテイリングが自社で直接手がけていたブランドだったが[3]、2005年11月に[広報 6] 衣料品の製造・小売に関する営業を会社分割(吸収分割)し、完全子会社の株式会社ユニクロ(旧サンロード)に承継している[3]
傘下企業
日本国内
株式会社ユニクロ
ファーストリテイリングの中核事業であるカジュアル衣料ブランド「ユニクロ(UNIQLO)」を展開している[3]
株式会社ジーユー
低価格衣料ブランド「GU」を展開している[3]
株式会社リンク・セオリー・ジャパン
アメリカのアフォーダブルラグジュアリーブランド「セオリー(Theory)」および「セオリーリュクス(theory luxe)」、コンテンポラリーブランド「HELMUT LANG(ヘルムート・ラング)」を展開している[3][14][広報 7]
株式会社プラステ
セレクトショップブランド「PLST(プラステ)」を展開している。 かつてはリンク・セオリー・ジャパンの一ブランドだったが、2018年9月1日に分社化・独立した[15]
海外
コントワー・デ・コトニエ(Comptoir des Cotonniers S.A.S.)
フランスのカジュアル衣料品企業
[3]。本国のみならず世界8か国(イギリス・ドイツ・ベルギー・スペイン・イタリア・スイス・韓国・日本)で店舗展開を行っている[16]
プリンセス タムタム(Princesse Tam.Tam S.A.S.)
フランスのランジェリーメーカー[3]。日本においては2012年より都心を中心に店舗展開が行われていたが、2016年に国内から撤退[17]。その後2018年3月に、ユニクロとのコラボレーションによる水着コレクションが発表されている[広報 8]
かつて存在した傘下企業
株式会社ナショナルスタンダード
2004年に買収し子会社化(出資比率84.6%)[18][広報 9]。しかし事業の不調により2006年3月に解散、同年6月に清算が完了した[広報 10]
アスペジ・ジャパン株式会社
イタリアの衣料ブランド「アスペジ(ASPESI)」の日本展開を行っていた会社。旧社名はシールド。2005年に株式の60%を取得し子会社化[19]。2008年7月に保有全株式を Alberto Aspesi & C S.p.A.(アスペジのイタリア本部)に売却した[広報 11]
株式会社キャビン
婦人服専門チェーン店を展開[注釈 2][20]。2010年9月1日付でリンク・セオリー・ジャパンに吸収合併された[広報 12][21][22]
沿革

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1946年昭和21年)10月20日 - 柳井政雄山口市に小郡商事を創業[要出典]。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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