ファーストペンギン!
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ファーストペンギン!
FIRST PENGUIN
原作
坪内知佳
『ファーストペンギン シングルマザーと漁師たちが挑んだ船団丸の奇跡』
脚本森下佳子
演出内田秀実
小川通仁
今和紀
監修宮原正典(漁業)
ながさき一生(漁業)
出演者奈緒
鈴木伸之
渡辺大知
松本若菜
ファーストサマーウイカ
遠山俊也
志田未来
中越典子
梶原善
吹越満
梅沢富美男
堤真一
ナレーター城桧吏
音楽菅野祐悟
エンディング緑黄色社会
ミチヲユケ
国・地域 日本
言語日本語
時代設定2012年 - 2022年
製作
チーフ・プロデューサー三上絵里子
プロデュース森雅弘
森有紗
阿利極(AX-ON
撮影地いすみ市[1]
制作AX-ON(協力)
製作日本テレビ

放送
放送チャンネル日本テレビ系列
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
解説放送
放送国・地域 日本
放送期間2022年10月5日 - 12月7日
放送時間水曜 22:00 - 23:00
放送枠水曜ドラマ
放送分60分
回数10
公式サイト
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『ファーストペンギン!』は、2022年10月5日から12月7日まで日本テレビ系水曜ドラマ」枠にて放送されたテレビドラマ[2]。主演は地上波の民放GP帯の連続ドラマ初主演となる奈緒[2]森下佳子の脚本によるオリジナル作品[2]

本作の主人公のモデルは、山口県萩市で60人の漁師たちを束ねて「萩大島船団丸」を設立し、朝採れした水産物を箱詰めして消費地へ直送する「鮮魚ボックス」事業で「漁業6次産業化」を成功させた坪内知佳である[2]

タイトルの「ファーストペンギン」とは、元来臆病なペンギンの中で、多くの敵が潜む海に最初に飛び込み、仲間たちを先導する「勇気ある一羽目のペンギン」を指す[2]
あらすじ

「金なし」「家なし」「仕事なし」のシングルマザー岩崎和佳は、5歳の息子・進と共に、職を求めて寂れた港町・汐ヶ崎に移り住んできた。

地元のホテルの仲居として働き始めた和佳は、ある日漁師の片岡洋と出会い、「あんたにこの浜を立て直してもらいたい」と、1万円を渡され懇願される。アジとサバの違いもわからないような素人の和佳であったが、汐ヶ崎の漁師たちのボスとして漁業の世界へ飛び込むことになり、ぶつかり合いながらも彼らの夢を背負う奮闘の日々が始まる。
キャスト
主要人物
岩崎和佳(いわさき のどか)
演 -
奈緒本作の主人公。「金なし」「家なし」「仕事なし」のシングルマザー[2]。住み込みでホテルの仲居として働くため汐ヶ崎へ移住し、そこで出会った片岡から1万円の報酬で浜の立て直しを依頼され、鮮魚直売事業「お魚ボックス」の収益化に奮闘する。「お魚ボックス」事業を守るため汐ヶ崎を去ることになるが、その10年後、海洋環境を守るにはまず山の環境からと、林業の立て直しに奮闘している。
片岡洋(かたおか ひろし)
演 - 堤真一[3]漁船団「さんし船団丸」の船団長。「1万円で浜を立て直してくれ」と和佳にオファーをかける。真っ直ぐで情に厚く親分肌だが、見栄っ張りで実は傷つきやすい人間臭い性格。和佳に亡き妻みやこの面影を重ね合わせる。和佳が汐ヶ崎を去った後、日本各地の漁港に赴き、漁師たちへの「お魚ボックス」事業の指導に邁進する。
岩崎進(いわさき すすむ)〈5 → 15〉
演 - 石塚陸翔[4](10年後:城桧吏[5][6][注 1])和佳の一人息子。保育園児。ペンギン好きで、ペンギンが主人公の「ペンペンのだいぼうけん」という絵本を常に持ち歩いてる。喘息持ち。和佳が汐ヶ崎を離れたことで片岡とは疎遠となるが、10年後、山口県の高校に進学し、片岡と再会する。
さんし船団丸

音船漁港を本拠地とする片岡たちが立ち上げた漁業団。「さんし」の名は、片岡・磯田・山中(篤)の3人の名前(ひろし、たかし、あつし)の3つの「し」から取られている。
永沢一希(ながさわ かずき)
演 -
鈴木伸之[7]若手漁師。数年前、都会から汐ヶ崎に移住し「さんし船団丸」に加わる。仕事を淡々とこなし、嫌な顔ひとつせずに手伝ってくれるため先輩漁師や和佳から「お助けマン」的に重宝されている。交際相手のアイナが妊娠したことを契機に、苦渋の決断をして「さんし船団丸」を去り神戸に渡るが、後日、お腹の子供の父親が彼女が二股交際していた男性と判明し、船団に復帰する。
磯田高志(いそだ たかし)
演 - 吹越満[8]片岡と幼なじみのベテラン漁師。縁の下の力持ち。危機管理能力が高く片岡の頼れる右腕的存在。
山中篤(やまなか あつし)
演 - 梶原善[8]片岡と幼なじみのベテラン漁師。おバカだが素直で愛嬌がある。片岡のことを「ひろ兄ぃ」と呼び慕っている。
山中たくみ(やまなか たくみ)
演 - 上村侑[8]若手漁師。篤の一人息子。父親のコネで「さんし船団丸」に身を置くが、漁業に興味がなく、船団員たちと距離を置く。遅刻、サボりの常習犯。「お魚ボックス」の品質向上に熱くなる片岡たちに触発され、心を入れ替え「お魚ボックス」事業に尽力するようになる。和佳が汐ヶ崎を離れると小森とともに回転すし店などに鮮魚を売り込む営業に回り、梨花と結婚して男の子を授かる。
大島大三(おおしま たいぞう)
演 - 田中美央[9]漁師。おやじギャグが好き。高身長で、ガタイが大きい。通称「ダイさん」。
中川忠次(なかがわ ちゅうじ)
演 - 山口祥行[9]漁師。強面なルックスが特徴的。通称「チュウさん」。
小峠省一(ことうげ しょういち)
演 - 松本実[9]漁師。女好きかつ、下ネタ好き。キャバクラによく通っている。通称「ショウさん」。
鮫島
演 - みずと良[10]漁師。
砂原
演 - 西丸亮[11]漁師。
亀田
演 - 小路さとし[12]漁師。
小森賢太郎
演 - 北川尚弥[13](第7話 - )新人漁師。大学の経済学部卒の青年。流通大手に勤務していたが、仕入れ先を巡り上層部と衝突したことをきっかけに、流通革命を起こすかもしれないと注目していた「さんし船団丸」に加わる。メモ魔だが、指示にない部分は効率優先で、人の心に寄り添った臨機応変な対応が出来ず、それを注意されても指示不足を盾に自身を正当性しようとすることから船団丸の漁師たちから反感を買う。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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