ファンタジーステークス
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ファンタジーステークス
2021年ファンタジーステークス
開催国 日本
主催者日本中央競馬会
競馬場京都競馬場
創設1996年11月2日
2021年の情報
距離芝1400m
格付けGIII
賞金1着賞金2900万円

出走条件サラ系2歳牝馬(国際)(指定)
負担重量馬齢(54kg)
出典[1][2]
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ファンタジーステークスは、日本中央競馬会(JRA)が京都競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。競馬番組表での名称は「KBS京都賞 ファンタジーステークス(ケービーエスきょうとしょう ファンタジーステークス)」と表記される。

競走名の「ファンタジー(Fantasy)」は、「幻想」を意味する英語。また、文学で夢想的な物語全般を指す呼称[3][4][5]

「KBS京都」は、京都府京都市上京区に本社を置くラテ兼営民間放送局京都放送(テレビは独立系、ラジオはNRN加盟)の対外呼称[3]。同社は旧社名「近畿放送」時代の1969年(昭和44年)にテレビ放送を開局した直後から中央競馬中継(『競馬中継』→『競馬中継.EXE』→『KEIBAワンダーランド』→『うまDOKI』)を実施しており、2010年までは土日両日、また2000年代まではラジオでも競馬中継を行っていた。2011年(平成23年)の第16回以降は『うまDOKI』で放送できるように、土曜日の開催となっている。

正賞はKBS京都賞[1][2]
概要2019年ファンタジーステークス2020年ファンタジーステークス

3歳(現2歳)牝馬による重賞競走[3][4][5]。創設以来、京都競馬場の芝1400m(外回り)で行われ[4][5]、阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の関西地区における前哨戦として定着している[3]

1996年(平成8年)、それまでのエリザベス女王杯に代わる牝馬3冠最終戦として創設されたGI秋華賞まで続く2・3歳牝馬の競走体系整備に際して、前年まで1月の京都開催で行われていた3歳オープンクラス特別競走『KBS京都紅梅賞』(現・紅梅ステークス)から寄贈賞を移動して新設。「中央競馬の冠競走一覧#放送局」および「紅梅ステークス#概要」も参照

2011年まで、阪神3歳牝馬ステークス(現:阪神ジュベナイルフィリーズ)の前哨戦としては唯一の牝馬限定戦だった[4][5]が、2012年に関東地区の前哨戦としてアルテミスステークスが新設されると、本競走の開催時期は1週繰り下げられた[4][5]

創設時から外国産馬地方競馬所属馬が出走可能[4]なほか、2010年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[4][5]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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