ファンタシースターオンライン2_ジ_アニメーション
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ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション
ジャンルサイエンス・ファンタジー
アニメ
原作セガゲームス
監督川口敬一郎
シリーズ構成広田光毅
キャラクターデザイン高須美野子、谷野美穂
メカニックデザイン森木靖泰
音楽大間々昂
アニメーション制作テレコム・アニメーションフィルム
製作PHANTASY STAR PARTNERS
TBS
放送局TBS・BS-TBSほか
放送期間2016年1月7日 - 3月31日
話数全12話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ファンタシースターオンライン2 ジ アニメーション』(PHANTASY STAR ONLINE 2 THE ANIMATION)は2016年1月より3月までTBSMBSCBCBS-TBSにて放送された[1]ファンタシースターオンライン2(PSO2)」を題材にしたテレビアニメ。「ファンタシースターシリーズ」初のテレビアニメ作品である[2]
概要

2016年1月からアニメ放送終了後の2017年7月までゲーム内で展開されていた「ファンタシースターオンライン2 エピソード4」(EP4)と連動しており、この「ジ アニメーション」はEP4の前編的な位置付けで、アニメ放送開始直後に開始されたEP4ではアニメ内では語られなかった謎が展開される仕組みである。ただしアニメ版の主要人物たちはEP4には登場せず、唯一サブイベントのみでアイカが登場しているがストーリーには絡んで来ない。またアニメは放送局の都合により1話分放映できず、終盤の展開がやや駆け足気味となった[3]

PSO2のシリーズプロデューサー酒井智史によれば、アニメ化の企画自体は2014年12月に行われた舞台『PHANTASY STAR ONLINE2 ON STAGE』よりも先に構想があったが[4]、ファンタシースターオンライン2の前々作[注釈 1]であるファンタシースターオンラインのアニメ化構想が挙がった時当時のプロデューサーである中裕司がシナリオに不満を持ち反対したため頓挫した経緯があることから、まず舞台でプレイヤー主体のシナリオを書いて反応を確かめてからオンラインゲームであることを反映したアニメを制作している[4]。酒井やシリーズディレクターの木村裕也、シナリオライターの宇野涼平は毎週シナリオの打ち合わせに参加している[5]

主人公たちが通う全寮制の学校名が「清雅(せいが)学園」であるが、SEGAではない[6]とコメントしている。

また、一部放送局では字幕放送も実施された[注釈 2]

ゲーム本編のEP4完結後に発売された「ファンタシースターオンライン2 Episode4 設定資料集」によれば、「PSO2」内のアバターはアイカたちオラクル人と同じ身体構造をしていることが明かされた。また、フォトン(エーテル)適性のある者ほど現実の人間と同じように動かせるという。このためアニメに登場する「PSO2」は単なるゲームではないのだが、「なぜオラクル側の世界がゲームとして登場するのか」などについてはアニメでは言及されておらず、ゲーム本編で判明する。
あらすじ

西暦2027年9月[7][8]。夏休みが終わり学生寮へ戻ってきた橘イツキは、生徒会長の泉澄リナに突然呼び出され、2学期から空席となった生徒会の副会長に任命される。突然の事態に戸惑うイツキへ、リナは更に副会長の仕事として「PSO2をプレイするよう」依頼する。新通信技術「エーテル通信」によりPSO2が爆発的に普及している2027年現在、学園はPSO2の規制を考えており、それは生徒のプライベートの規制を意味していた。リナは生徒会長として、PSO2プレイヤーとして、生徒たちからPSO2が失われる事態を阻止しようとしていた。一方その頃、何者かによるPSO2プレイヤー誘拐事件が続発する。それは地球侵略を狙う宇宙の敵「ダーカー」との戦いの幕開けだった。
登場人物
清雅学園

全寮制の高校だが、治安が悪くなっている関係上、不審者侵入防止のため生徒であってもIDカードの提示が必須になっている。
橘イツキ(たちばな イツキ)
- 蒼井翔太[1]主人公。高校2年生。何をやらせてもそつなくこなし、成績もそこそこで無遅刻無欠席。部活には所属していないが、各運動部へ助っ人として引っ張りだこで、「助っ人マスター」「便利屋」などと呼ばれているものの、本人はあまり快く思っていない。PSO2キャラの発言から(知人に限るが)プレイヤーを特定するなど、洞察力は鋭い。謎の少女アイカにつきまとわれている内にダーカーに襲われ、その際にフォトンに目覚め戦うための力を得た(EP4ではこの力「具現武装」と呼ばれている)。以後はアイカの正体を知り、彼女と共にダーカーとの戦いへと身を投じていく。小学生にまでオンラインゲームが普及している2027年において、珍しいオンラインゲーム未経験者。親友のコウタからは本編開始以前よりPSO2を勧められていた。生徒会副会長が留学し2学期よりいなくなったため、リナの指名で生徒会副会長へ就任。PSO2を始めることになる。PSO2でのキャラはヒューマン男性で、ランダム生成ながら自身にそっくり。事情を知らされた親友のコウタから、書面で手ほどきを受けガンスラッシュを愛用し、その他カタナを用いる。またゲーム中では不可能だが、カタナを使ってソードのPA「オーバーエンド」などを用いている。最終決戦では、リナとアイカの力を合わせ、オーバーエンドを強化したような新必殺技「スターゲイザー」で黒幕を打ち倒した勝利した。リナに対しては好意を抱いているが、なかなか想いを出せない。ゲーム内にもEP4から登場するがストーリーには一切絡まず、季節限定イベントなどでプレイヤーに協力を求めてくる。EP6では主人公(プレイヤー)と共闘して地球を守るべく戦った。なお、「スターゲイザー」はEP5にてプレイヤーが【若人】と決着をつける際に使用した。
泉澄リナ(いずみ リナ)
声 - 諏訪彩花[1]ヒロイン。高校3年生。生徒会長。「10年に1人の逸材」「清雅の星」と呼ばれる才媛で学園のアイドル的存在。生徒会長にふさわしい模範的な優等生だが、地は他人とのコミュニケーションが苦手なごく普通の女の子である。幼少期はかくれんぼで忘れられるほど存在感の薄い少女だった。学園内のソーシャルネットワークの現状に関するレポートを提出するため、調査の一環としてイツキにPSO2のプレイを依頼する。実は自身もPSO2プレイヤーであり、ベテランプレイヤー(後述)。学生寮の自室にはラッピーやリリーパといったPSO2のグッズが飾られている。イツキに対しては女性として好意を抱いているようだが、本人はあまり自覚していない。しかし、アイカと仲良くしているのは面白くないらしくトゲトゲしい態度になる。アイカに対しては「海外育ちで日本をよく知らず、周囲に溶け込めない可哀想な子」と妄想を炸裂させて身悶え、基本的には彼女のことを可愛がっている。PSO2本編ではEP5やEP6にも登場している。
鈴来アイカ(すずき アイカ)
声 - M・A・O[1]もう一人のヒロイン。2学期になってイツキのクラスへ転入してきた女生徒。担任によると「海外から日本に戻ったばかり」とのことだが、海外育ちでは説明がつかない異質な軍人めいた言動が多く、クラスメイトには「ミステリアス」と評されている。PSO2プレイヤーであり、本人によると「フォース、テクター、バウンサーの3種は極めており、VRの全ミッションを達成済み」とのこと。そのためリナにより生徒会特別役員に選任され、PSO2におけるイツキのアドバイザーとなる。PSO2のキャラはニューマン女性のサモナーで、ペットのラッピー(声 - 榎本温子)を肩に乗せている。実はアバター体では無い本物のアークスであり、オラクルから地球へ来訪したアークス情報部員。情報部司令カスラの命を受け地球での現地調査と出現したダーカーを殲滅しにきた。同時にフォトン適合者であるイツキの監視役にも着任していたが、学園生活に馴染めずストーカーのような行動になってしまっていた。しかし中盤では逆に正体をイツキから怪しまれ立場が尾行されたり待ち伏せされたりなど、立場が逆になってしまった。後にフォトンに覚醒したイツキをオラクルへと招き、ダーカー殲滅へと従事する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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