レバノンの政党ファランヘ党
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Hizb al-Kata'ib al-Lubnaiyah
党首サミー・ジェマイエル
成立年月日1936年[1]
本部所在地 レバノン ベイルート県 ベイルート
国民議会5 / 128 (4%)
政治的思想・立場右派・極右
レバノンナショナリズム[1]
国民保守主義
連邦主義
キリスト教民主主義
親欧州[1]
反アラブ民族主義[1]
シンボルレバノン杉
党旗
国際組織国際民主同盟[2]
公式サイト ⇒??????? ????????? - ??? ??????? ??????? ???????? ????????
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ファランヘ党(ファランヘとう、アラビア語: ??? ??????? ?????????, ラテン文字転写: Hizb al-Kata'ib al-Lubnaiyah[1]、英語: Kataeb Party[3], Lebanese Phalange Party[3][4])は、レバノンにおけるキリスト教マロン派系の極右政党・民兵組織。正式名称はレバノン社会民主党(Lebanese Social Democratic Party)である。現在の党首はサミー・ジュマイエル。
党名の「ファランヘ」は、スペインのファランヘ党と同様、ギリシャ語で大隊を意味するファランクスから採られたものである。アラビア語読みでカターイブ党と表記する(意味は同じ)。ファランジスト党と英語読みで表記することも。
概要ファランヘ党員の私兵団
訓示を与えている人物がピエール・ジェマイエル
エジプト出身の歯科医であったピエール・ジェマイエルが、レバノン独立を目的に1936年に結成した。当時ヨーロッパで台頭していたイタリアのファシスト党やドイツのナチスを模範としたファシズム政党としており、ナチスの突撃隊を真似た私兵集団を組織し、ナチス式敬礼を採用していた。
政党として国会内では少数勢力であったが、むしろ土着のマロン派社会で強力な影響を持った。後に登場してくるアラブ民族主義とは対立するフェニキア主義を主張し、伝統的なレバノン・ナショナリズムを訴えた。当初は反仏抵抗運動を行っていたが、独立後は一転して、国内のアラブ民族主義・イスラーム勢力に対抗するため、親イスラエル路線に変わっていった。
1958年のレバノン内乱以降は党の武装化を推し進め、ピエールの次男・バシール・ジェマイエル
(英語版)は積極的な反シリア主義路線を敷き、パレスチナ人難民排除を訴えて党のシンボルとなった。1975年のレバノン内戦以降、代表的な右派の民兵組織としてマスコミに登場するが、1976年にはバシールが糾合と粛清の末、若手幹部を中心に民兵組織レバノン軍団を結成。