ファミ通
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「ファミコン通信」はこの項目へ転送されています。ファミリーコンピュータの通信サービスについては「ファミリーコンピュータ#本体・周辺機器」をご覧ください。
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大言壮語的な記述になっています。(2011年7月)


独自研究が含まれているおそれがあります。(2008年2月)


ファミ通

刊行頻度週刊
発売国 日本
言語日本語
出版社KADOKAWA Game Linkage
雑誌名コード21881
刊行期間1986年6月6日 - 現在
ウェブサイトファミ通.com
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『ファミ通』(ファミつう)は、KADOKAWA Game Linkageが発行する日本家庭用ゲーム雑誌。発売はKADOKAWA。かつてはアスキー(創刊から2000年3月まで)、エンターブレイン(2000年4月から2013年9月まで)、KADOKAWA(2013年10月から2015年3月まで)、カドカワ(2015年4月から2017年6月まで)が発行していた。かつての誌名は『ファミコン通信』。『週刊ファミ通』は毎週木曜日に発行、派生雑誌は月刊、隔月、季刊、不定期刊で発行。2019年時点での公称発行部数は20万部(2007年は50万部)。

1986年パソコン雑誌『Login(ログイン)』より派生したテレビゲーム専門誌『ファミコン通信』として創刊。1995年12月より、創刊当初から使われていた略称『ファミ通』を正式名称とした。現在は日本で発売されるほぼ全ハードのゲームソフトの他、映画・DVD、TV番組、書籍などの総合情報も扱う、日本でほぼ唯一のゲーム系週刊誌となっている。

また、過去のソフトやハードを扱う場合、原則として発売元ではなく、現時点の知的財産権を保有している企業名を表記するようになっている。
沿革

1986年6月6日 - 『ログイン』から独立した雑誌『ファミコン通信』として創刊(6月20日号)[注釈 1]。最初に掲載されたニュースはファミコンの海外版(Nintendo Entertainment System)発売の第一報である。最初に紹介したゲームは、ディスクシステム『ゼルダの伝説』である。第1回目の売り上げランキングで1位を獲得したのは『ゲゲゲの鬼太郎 妖怪大魔境』。前年に爆発的なヒットを記録した『スーパーマリオブラザーズ』はディスクライター分も含めて2位だった。創刊号の表紙は『べーしっ君』。裏表紙は『スーパーマリオブラザーズ2』の広告で、後に裏表紙は『ファミリーコンピュータMagazine』ともども長らく任天堂の広告が続いた。当初は全ての記事にふりがなが付いていた。

1986年9月5日 - 第7号にしてイメージキャラクターのネッキー(松下進が描き、後から読者が命名)が表紙に初登場。

1986年10月17日号 - 人気コーナーとなるクロスレビュー開始。

1991年7月12日 - 第135号(7月26日号)発行。この号より週刊誌化。その際のキャッチコピーは「ゲーム誌はファミコン通信でウッドボールだね」であった[注釈 2]。内容も大幅な誌面刷新が行われ、記事の見出しタイトルのふりがなが消えた他、『MIKI MOMOどどんごFACTORY』『スペシャルマニアックス』など、数々の名コーナーが惜しまれつつ消えていった[1]

1995年12月22日 - 第368号(1996年1月5日12日合併号)発行。正式名称が「ファミ通」となった。

1996年6月7日 - 創刊10周年記念号(6月21日号)発売。

1998年7月3日 - 通巻500号(7月17日号)発行。7月25日?26日にかけて秋葉原駅電気街口前の駅前広場で記念イベント「ゲームサーカス500 in 秋葉原」を開催。

2000年4月1日 - アスキーの分社化により、出版元がエンターブレインとなる。

2004年3月18日 - エンターブレインの持株会社メディアリーヴス角川ホールディングスの傘下に入り、これにより同じ傘下のメディアワークスと業務が重複することになった。角川は「『ファミ通』、『電撃』のゲーム誌両ブランドは当面の間継続する」とのコメントを出している。

2004年11月12日 - 通巻832号(11月26日増刊号)発行。832を『ファミ通』と語呂合わせしている。

2006年6月2日 - 創刊20周年記念号(6月16日号)発行。この号より5号連続で20周年記念スペシャルを掲載。

2008年2月1日 - 通巻1000号(2月15日増刊号)発行。

2009年8月20日 - 通巻1081号(9月3日号)発行。この号より発売日を金曜日から木曜日に変更。

2010年12月16日 - コラム以外のふりがなが全て消え、より大人向けになる。

2011年10月28日 - 通巻1197号(11月10日号)よりiOS・Androidで電子版の提供開始。配信は毎週金曜日で、価格は350円。角川グループが運営する電子書籍サイト「BOOK☆WALKER」内にあるゲーム館[注釈 3]で購入する形になる。ただしダウンロードコード付録や応募券添付型プレゼント企画などの一部企画・コンテンツは非対応となっている。バックナンバーは過去3ヶ月のものまで購入可能になっている[2]

2013年10月1日 - エンターブレインがKADOKAWA吸収合併された(エンターブレインはブランドとして存続)。これにより、同じく吸収合併された旧メディアワークスの『電撃』(ゲーム誌)とは同じ会社内での刊行となる。

2014年8月7日 - 誌面の大幅なリニューアルを実施。「遊びたいゲームがもっと見つかるゲーム誌に!」と銘打って、デザインの一新やロゴマークの変更を行った。またこれ以降、攻略記事が減り、記念特集やゲーム紹介の記事比率が増えた。

2015年4月1日 - KADOKAWA・DWANGO(後のカドカワ)がKADOKAWAの旧エンターブレインブランドカンパニーが行っていたゲームメディア関連事業、マーケティングリサーチ事業及びこれらの事業に付随して広告本部が行う広告事業を吸収分割の方法により承継(承継後もエンターブレインのブランドは継続して使用)。

2016年6月2日 - 創刊30周年記念号(6月16日増刊号)発行。

2017年7月3日 - 新しく発足したカドカワ傘下のゲーム情報ポータル事業を統括する会社、Gzブレイン(2019年10月1日よりKADOKAWA Game Linkageに商号変更)に移管。7月6日発売の7月20日号より、Gzブレインの編集・発行となる。なお、この号よりエンターブレインブランドは使用されていない。

2017年8月31日 - 通巻1500号(9月14日増刊号)発行。

2021年11月4日 - 桜井政博のコラムが終了したことで、ふりがなの付いた記事が絶滅した。

掲載内容(2024年現在)

主に発売の近いゲームソフトに関する記事を取り扱っている。
クロスレビュー詳細は「クロスレビュー」を参照

ファミ通を代表する人気コーナー。4人の編集者がレビュアーとしてゲームソフトをプレイし、各人10点満点、計40点満点で採点する。創刊当時の「SOFT天気予報」を進化させる形で1986年10月31日号より開始された。

4人の採点の合計が32点以上だと殿堂入りされるが、殿堂入りに関してはシルバー(30点-31点)・ゴールド(32点-34点)・プラチナ(35点-)の順に高くなっていく。

このコーナーは影響力が高く、このクロスレビューによって、脚光を得た新規作品も少なくない。また、ファミ通がこのレビュー形式を導入すると、他の家庭用ゲーム雑誌もこぞって模倣したコーナーを設けるようになった。

その反面、影響力の大きさゆえに記事に公正さを欠くとの批判を受けることもある[3]。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』がクロスレビュー史上初めて40点満点を獲得した際にはそれまでの同レビューと比べて異常に甘い採点であると疑問視する指摘が他のゲーム雑誌に掲載された[4]

中には実際のゲームの製品版をプレイしたのかすら怪しいレビューもある。例えば2006年9月1日号のクロスレビューで、ディンプルから発売されたゲームソフト『あやかしびと -幻妖異聞録-』にレビュアーの一人が「選択肢が少ない」という点を根拠に4点という低い評価を下したが、文中で例示された「どの女の子と一緒に戦うか」という選択肢がゲーム中には存在しないことを開発元のpropellerのウェブサイトで指摘された[5]。また、『The Elder Scrolls IV: オブリビオン GOTYバージョン』の時にも、PS3版は武器による効果音が完全に消えており、プレイすればすぐに分かるレベルのはずなのだが、この問題については一切触れておらず、あたかも何も問題がないような紹介をしている。『ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル』では40点満点をつけたが、発売後に永久パターン等の不具合が発覚した。海外ソフトの日本版のみの仕様変更にも触れる事はほぼなく、40点満点の『GTA5』でも同様の対応を行った。

また、1988年11月11日号から「読者のクロスレビュー」も開始された。

過去には、ファミ通の連載漫画だった『おとなのしくみ』(鈴木みそ著)の作中で、鈴木みそとゲームクリエイターである飯野賢治がレビューの問題点を議論している。

同誌に連載されている山本さほの『無慈悲な8bit』2017年2月16日号掲載分において、ゲームを採点すること、賛否を論じることを全面的に否定する内容が描かれた。この回を編集長である林克彦が内容を全面的に支持、同意する発言をTwitterで行った[6]
ファミ通TOP30(家庭用ゲーム機販売本数トップ30)

創刊時のコーナー名はファミコン通信TOP30。

一部の店舗の売り上げサンプルから統計的に全体の推定販売数の集計をする方法で、家電量販店最大手のヤマダ電機ベスト電器の集計はゲーム取扱い店舗の一部に限られており、コジマケーズデンキ、ネットショップ最大手のAmazon等は集計のサンプルに含まれていない(全体の推定販売本数には含まれている)。そのため、同様の集計を行っているメディアクリエイトアスキー総合研究所(『電撃』系)との間で著しい差分が発生する時がある。

エンターブレインによる調査・集計データとして他のマスメディアでも一部が報じられることが多い(新型ゲーム機や大型ソフトの発売1週目の売上、月間や年間の累計データなど)。

かつては、1位から5位までのゲームに、内容の説明や裏技、小ネタなどが載っていたが、2021年より終了した。
マーケティングリポート

ゲームハード、ソフトの売上や業界関係者の意見から、ゲーム業界を分析するコーナー。
ファミ通町内会

創刊当時から続く読者投稿ページ。ゲームに全く関係ない内容も多く、面白ければ何でもいいというテキストで、一部読者に熱狂的に人気があるコーナー。
LETTERS伝言板

編集者が偽装の人物に乗り移って読者の便りに返信するコーナー。元々はファミ通町内会内のコーナーで創刊当時から掲載。
おた博

おたよりコーナー。
ファミ通販
とっておきインディー

あまり知られていないゲームメーカーのソフト、いわゆるインディーゲームを紹介するコーナー。
アーケードアーカイブス

ハムスターが復刻したアーケードゲームを紹介する。「アケアカの素」という基盤を紹介するコーナーがある。
最新ゲームチェックシート

最新ゲームをまとめて紹介するコーナー。「最新ゲーム大紹介」(??1997年)として始まり、「IN STORE NOW」(1997?2014年)を経て現在の名称となった。
エンタミクス

「NEW'S CLUB」としてスタート。途中、2000年代より「D.E.FRONT」というコーナー名を経て現行のコーナー名(雑誌「エンタミクス」の名を引き継いだ)になった。ゲームに関係ない別の分野(映画、グルメ、音楽など)のエンタメを紹介する。
ファミ通エクスプレス

ゲーム業界やそれに関連するようなニュースを紹介するコーナー。長らく巻頭で連載されていたが、2014年のリニューアル以降は巻末近くが多くなっている。また、1990年の週刊化から長らく「Face」という旬の人にインタビューする記事が連載されていた。
メタリックガバス

ファミ通誌上で使えるポイントサービス。通称『ガバス』。「ファミ通町内会」などの読者ページにお便りが採用されるとそのガバスチケットを入手でき、一定のガバスチケットを編集部に送付すると必ずその商品に交換できる。商品については、ゲーム機本体や周辺機器、ゲームソフトの中から選べる。「ガバス」の元ネタは『ひょっこりひょうたん島』で使われていた通貨@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}の複数形[要検証ノート]ともいわれている。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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