ファニメーション・グローバル・グループ
Funimation Global Group, LLC
種類LLC
略称ファニメーション
本社所在地 アメリカ合衆国
テキサス州フラワーマウンド
設立1994年5月9日
事業内容アニメ・邦画・アジア映画
ファニメーション(Funimation Global Group, LLC)は、かつて存在したアメリカ合衆国のエンターテインメント会社。東アジアの映像作品、特に日本のアニメの制作や市場展開・配信を行っており、現在本社はテキサス州フラワーマウンドにある[5]。2022年3月1日からの名称は、クランチロール, LLC(Crunchyroll, LLC)[6][7]。やがてサービスも完全にクランチロールへ統合され[8][9]、2024年4月2日をもってアプリとWebサイトも閉鎖された[10][11]。
1994年にゲン・フクナガによって設立され、2005年にナヴァール(Navarre Corporation)の子会社になったが後に不採算事業とされ、売却された[12]。
2017年7月31日、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントのテレビ部門ソニー・ピクチャーズ テレビジョンが、株式を1億4300万ドルで取得すると発表[13]。 ファニメーションは、1994年、ゲン・フクナガによってテキサス州フォートワースに設立された[14]。この企業は『ドラゴンボールZ』と『ドラゴンボールGT』の配信で大きな会社へと成長した。1999年までにこれらの作品はアメリカ合衆国のカートゥーン ネットワークを通じて放映され、さらにはアメリカ国外でも放送されるようになった(ただし、カートゥーン ネットワークに委託する前にファニメーション自身でこの2作を配信するという計画はあったが、実行にはいたらなかった)。 2005年5月11日、ファニメーションは1億40万USドルの現金と、ナヴァール・コーポレーションの株180万株分と引き換えにナヴァールの傘下へ入り、社名もファニメーション・プロダクションからファニメーション・エンタテインメントへ変更した。CEOにはゲン・フクナガがとどまった[15][16]。 ナヴァールのCEO、ケイリー・ディーコン(Cary Deacon)が2008年2月に報告したところによると、ファニメーションは2007年12月に操業停止したジェネオン エンタテインメントのアメリカ部門を通して、いくつかの作品のライセンスを取得するための交渉が初期段階に入っているとした[17]。2008年7月、ファニメーションは未完成のまま打ち切りになった作品を含むジェネオンの作品の権利を購入した[18]。2008年のAnime Expoにおいて、ファニメーションは、かつてADVフィルムのものだった双日作品を30作以上購入したことを宣言した[19]。 2005年、ファニメーションの法的部門は、ライセンス取得した作品の著作権保護についてより熱心な姿勢を見せだした。これらの作品のファンサブへリンクを張っているサイトに "cease and desist"(C&D)を送りつけ始めた。これと似たようなことは、数年前ADVフィルムも行っていた。ファニメーションの法的部門は、『ツバサ・クロニクル』、『BLACK CAT』、『SoltyRei』、その他北米では知られていないものを含め、ライセンスを取得したことを公表していない作品のファンサブ公開サイトに対してC&D書を送った[20]。
歴史
ファンサブへの対応