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ファウードは、雷句誠の漫画作品『金色のガッシュ!!』に登場する、架空のキャラクターである。 正式名称は「魔導巨兵ファウード」。大昔の魔界において、魔導の術によって誕生したと伝えられている超巨大な魔物で、作中でも屈指の強さを持つとされる。誰が誕生させたのかは不明(27巻の口絵部分に製作者らしき人物の後姿が描かれているのみ)。世界を滅ぼすことができるほどの強大な力を持つため、魔界の極地に封印されていたが、リオウの一族によって人間界に転送され、封印が解かれた。封印が解かれた直後、腹ごしらえのためか鯨を丸呑みし、さらにはくしゃみだけで島を吹き飛ばしていた[1]。 原作ではガッシュがゼオンの力を借りて発動した真の「バオウ・ザケルガ」で黒コゲになった直後、装置のタイマーが起動して魔界に帰された。ガッシュが魔界の王になった後は、他の魔物とともにガッシュに新しく人間サイズの肉体を与えられ、魔界で平和に暮らしている[2]。 アニメ版では清麿の言動から察するに、ファウードは土から作られたものであると思われる。最後はガッシュの巨大「バオウ・ザケルガ」で破壊され、その残骸が大地の一部に還っていった。
概要
兵装・能力
主砲
口から放つ巨大な超強力エネルギー波。大量のエネルギーを要するため連射は不可能。
十指砲(カーファーロウ)
両手の指からレーザーを放つ。
角の剣
首元に付いている角のようなものを外し、それを使って物理攻撃を行う。
穴の砲
体の各部にある穴から前後にビームを放つ。
水泳[3]
その巨体と質量にもかかわらず、泳ぐことが可能。シンクロナイズドスイミングまがいの動作も可能。
高速移動
背中からエネルギーをジェット噴射し、高速で移動する。その速さは、ニュージーランドから日本まで約1時間で移動できるほど。推定計算速度はロケットエンジン搭載飛行機の持つ最高速度に相当するマッハ8前後。
諸機能
鍵たる石
リオウが額につけていた小型の宝石のような石の装置。後にゼオンが奪う。これを身につけた者だけがファウードを意のままに操れる。装置を身につけると、操作方法や機能が直に脳に伝わってくる。ゼオンとの最終決戦でガッシュのバオウがこれを壊してしまったため、ファウードが暴走してしまう。アニメ版ではゼオンが悪あがきで壊し意図的に暴走させられた。
異世界間転送
リオウの一族が後から取り付けた装置で、人間界と魔界の間を移動する。作中では一貫して「ファウードを魔界に帰す装置」と呼ばれている。タイマー機能があるため無人でも転送させることが可能。エネルギーは心臓から借りる。また、この装置は脳のコンピュータとリンクしているため、これで清麿はこの装置に脳から操作出来ないようにロックを掛けたり兵器の照準設定を空か海のみにする細工をした。原作では心臓を打つ魔物に半壊され機能が停止した[4]が、アースの修理によって再起動し、この装置によってファウードは魔界に送還された。なお、王を決める戦いが終わるとこの機能は上手く作動しないようで、人間界と魔界とのルートそのものに本の存在が何かしらの影響を与えている模様。アニメ版ではリオウによってエネルギーをカットされたため、最後までこの装置が作動することはなかった。