ファウスト
Faust
監督アレクサンドル・ソクーロフ
脚本アレクサンドル・ソクーロフ
マレーナ・コレノワ
ユーリー・アラボフ
原作ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
製作アンドレイ・シグレ
音楽アンドレイ・シグレ
撮影ブリュノ・デルボネル
編集イェルク・ハウシルト
製作会社プロライン・フィルム
配給 セテラ・インターナショナル
公開 2011年9月8日(VIFF)
2012年6月2日
上映時間134分
製作国 ロシア
言語ドイツ語
製作費? 8 million
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『ファウスト』(Faust)は、アレクサンドル・ソクーロフ監督による2011年のロシア映画である。
第68回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。
キャスト
ヨハネス・ツァイラー - ファウスト
アントン・アダシンスキー
アレクサンドル・ソクーロフ監督による権力者4部作の最終作である。アドルフ・ヒトラーを描いた『モレク神』(1999年)、ウラジーミル・レーニンを描いた『牡牛座 レーニンの肖像』(2001年)、昭和天皇を描いた『太陽』(2005年)が伝記映画であったのに対し、今回は現実の出来事に関連性を持った物語ではない[1]。 第68回ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門で上映され、最高賞である金獅子賞を受賞した。審査員長のダーレン・アロノフスキーは「これまで見たことのない、できれば再びは見たくない世界にいざなってくれる映画」と評した[2]。
評価
参考文献^ Holdsworth, Nick (2009年5月12日). “ ⇒'Faust' finishes Russian 'trilogy'”. Variety. 2011年1月25日閲覧。
^ “ ⇒ベネチア映画祭 映像の芸術性で「ファウスト」金獅子賞に”. 朝日新聞 (2011年9月13日). 2012年9月7日閲覧。
外部リンク
⇒公式ウェブサイト
ファウスト
Faust
表
話
編
歴
金獅子賞
1949?1968年
情婦マノン(1949)
裁きは終りぬ(1950)
羅生門(1951)
禁じられた遊び(1952)
受賞無し(1953)
ロミオとジュリエット(1954)
奇跡(1955)
受賞無し(1956)
大河のうた(1957)
無法松の一生(1958)
ロベレ将軍 / 戦争・はだかの兵隊(1959)
ラインの仮橋(1960)
去年マリエンバートで(1961)
家族日誌 / 僕の村は戦場だった(1962)
都会を動かす手(1963)
赤い砂漠(1964)
熊座の淡き星影(1965)
アルジェの戦い(1966)
昼顔(1967)
サーカス小屋の芸人たち 処置なし(1968)
1980?2000年
アトランティック・シティ / グロリア(1980)
鉛の時代(1981)
ことの次第(1982)
カルメンという名の女(1983)
太陽の年(1984)
冬の旅(1985)
緑の光線(1986)
さよなら子供たち(1987)
聖なる酔っぱらいの伝説(1988)
悲情城市(1989)
ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ(1990)
ウルガ(1991)
秋菊の物語(1992)
ショート・カッツ / トリコロール/青の愛(1993)
愛情萬歳 / ビフォア・ザ・レイン(1994)
シクロ(1995)
マイケル・コリンズ(1996)
HANA-BI(1997)
いつか来た道(1998)
あの子を探して(1999)
チャドルと生きる(2000)
2001?2020年
モンスーン・ウェディング(2001)
マグダレンの祈り(2002)
父、帰る(2003)
ヴェラ・ドレイク(2004)
ブロークバック・マウンテン(2005)
長江哀歌(2006)
ラスト、コーション(2007)
レスラー(2008)
レバノン(2009)
SOMEWHERE(2010)
ファウスト(2011)
嘆きのピエタ(2012)
ローマ環状線、めぐりゆく人生たち(2013)
さよなら、人類(2014)
彼方から(2015)