ファイブスター物語
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『ファイブスター物語』(ファイブ・スター・ストーリーズ、英字表記:The Five Star Stories、略称:FSS)は、永野護による日本の漫画作品。ジャンルはSF(サイエンス・フィクション)に分類されるが、永野自身は「おとぎ話」であると公言しており、欧米で言うサイエンス・ファンタジーにあたる。角川書店発行のアニメ雑誌月刊ニュータイプ』1986年4月号から、休載を何度か挟んで連載されている。また、1989年には第1話を基にした劇場用アニメーション映画が作られている。今までに単行本を累計850万部売り上げている。

『月刊ニュータイプ』2013年5月号より再開された連載から急激に、従来設定の一部破棄を伴う大幅な設定変更・追加等が行われているが、そうなった背景および全貌が明らかにされた状態ではない。そのため、本記事及びその子記事においては原則として2004年以前の設定(以下旧設定)をベースとしつつ、2013年以降の設定(以下新設定)について可能な限り注記するものとする。
作品概要

4つの恒星で構成されている「ジョーカー太陽星団」が物語の舞台となっている。科学文明がその頂点を極め緩やかに衰退を始めている世界で、光の神・天照(アマテラス)とその妻である人工生命体ファティマ・ラキシス、そしてファティマと共に最強の戦闘兵器(旧設定ではモーターヘッド(MH)、新設定ではゴティックメード(GTM))を駆る戦闘人間ヘッドライナー(騎士)たちの、数千年に及ぶ光と影の歴史が描かれていく。

本作の特異的な点は、作品の年表が連載開始時以前より公開されていることである。何世代にも亘る人々の歴史が記されたその年表の存在により、読者はどのような出来事が起こるかを予め理解して物語を俯瞰することとなる。本編の展開は第1話から時間の流れに従って進められているが、所々に読者に印象付けるまたは重要な伏線として過去や未来の場面が挿入される。例えば物語は第1部のエンディング部分から始まり、再び第1話の冒頭に戻りエンディングに向かって物語は進んでいく。

しかし年表(作中では「星団史」「星団歴」と呼ばれる)が明らかになっていても、登場人物がどのように生きたかまでは記述されていない。本作品は、歴史の表舞台や裏舞台を描くことにより、歴史の詳細が明らかになっていき、それらをつまびらかにしながら歴史という物語を動かし、世界の姿を再構築して提示する手法を取っているが、この手法(年表と本編との存在)は、『スター・ウォーズ』の先行公開された原作とそれを元に製作される映画と同様の関係であると作者自身が語っている。

ただし、本作の場合、それまでの年表をはじめとした設定を修正することが度々行われていて、当初の作品コンセプトとは矛盾が生じている。さらに、9年間の休載を挟んだ2013年の連載再開時の設定大幅変更(新設定)では、年表に留まらず、登場ロボットの全てや(MHからGTMへ)、作品世界固有の用語、その他、作品世界の設定が大きく変更されるに至った。

神道神話的な意味合いでの「」や「悪魔」が作品に登場している。
作品登場の背景

本作品の著者である永野護は、テレビアニメ重戦機エルガイム』で主にキャラクターデザインメカニックデザインを担当していた。デザインを練る上で永野は、作品上には出ない背景となる設定などの創作も行っていた。これらが後に角川書店から出版された『重戦機エルガイム』のムックにて、登場人物やメカニックの設定として公開したことからこの作品の企画が始まる。その背景設定「The Five Star Stories」は、歴史年表と数々の設定・多数のイメージボードなどで構成されている。

『エルガイム』の放送は1985年春に終了した。永野と角川書店は「The Five Star Stories」の漫画化を構想したが、永野は漫画家としてのブランクがあった為、とりあえずは習作を連載することから始めた(厳密には永野は学生時代からSF系同人誌にて、既にSF漫画を描く等の活動をしており、サンライズ所属のメカデザイナーとして活動を始めたのは、その後になる)。

角川書店が創刊したアニメ雑誌『月刊ニュータイプ』の創刊号である1985年4月号から連載された『フール・フォー・ザ・シティ』(『FOOL for THE CITY』、略称『FFC』)である。『FFC』は永野の趣味ロックを題材とし、自分の中で暖めていたキャラクター群を用い、独特の作画・題材・切り口により人気を博した。『FFC』の終了とともに次回作として1986年4月号より『ファイブスター物語』の連載が開始された。なお、『FFC』の登場人物が『ファイブスター物語』の年表に登場しているなど、両作は世界を同じくしている。

もともと永野は、音楽のみならずファッション兵器自動車バイクなどの造形やデザイン面など様々な分野に造詣が深く、『エルガイム』放送当時からそのメカニックデザインはファンの注目を集めていた。


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