ファイナルファンタジーVIII
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ファイナルファンタジーVIII
FINAL FANTASY VIII
ジャンルロールプレイングゲーム
対応機種

【オリジナル版】
PlayStation(PS)
Windows95/98)(Win)
Me/XP動作確認済

ゲームアーカイブスでの配信(PS3)/(PSP)(PS Vita)(GA)【for PC版】(2014年)
Windows Vista/7/8「DIVE IN」
(2015年サービス終了)【Remastered版】
PlayStation 4
Xbox One
Nintendo Switch
PC(Steam)
iOS/Android
開発元【オリジナル版】
スクウェア開発1部【Remastered版】
スクウェア・エニックス
DotEmu
発売元PS:スクウェア
Win:エレクトロニック・アーツ・スクウェア
GA・for PC版:スクウェア・エニックス
プロデューサー橋本真司
ディレクター北瀬佳範
デザイナー野村哲也
シナリオ野島一成
プログラマー成田賢
音楽植松伸夫
美術天野喜孝
直良有祐
シリーズファイナルファンタジーシリーズ
人数1人
メディア[PS]CD-ROM4枚
[Win]CD-ROM5枚
[GA]・[for PC]ダウンロード販売
発売日

[PS] 1999年2月11日
[Win] 1999年10月3日
[GA] 2009年9月24日
[for PC] 2014年5月8日[Remastered]
2019年9月3日(PC版は9月4日発売)
[Remastered:スマートフォン版]2021年3月25日
対象年齢CERO:B(12才以上対象)
ESRBT(13歳以上)
PEGI:16
OFLC(豪州): M
コンテンツ
アイコン恋愛、暴力、犯罪
売上本数

PS版:
370万本[1]
860万本(出荷本数)[2]
※Remasteredを除く全バージョンの販売本数:
960万本[3](2019年8月時点)
※Remasteredを除く
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『ファイナルファンタジーVIII』(ファイナルファンタジーエイト、FINAL FANTASY VIII、略称: FFVIII、FF8)は、スクウェア(現スクウェア・エニックス)が発売したコンピュータRPG日本国内では1999年2月11日PlayStation(PS)専用ソフトとして発売された。ファイナルファンタジーシリーズナンバリングタイトル第8作目にあたる。
概要

本作はシリーズ2作目となるPlayStation(PS)用ソフトとして発売された。『ファイナルファンタジーVII』(FFVII)がシリーズ初のPS作品として商業的成功をおさめたことを受け、本作品は予算が前作から倍以上になり、ハリウッドとの連携やスタッフ200人体制などが採られた。本作では、独特なキャラクターカスタマイズシステムやPS史に残る美麗なムービー、シリーズ初の生オーケストラ起用[注 1]、そして同様にシリーズ初の主題歌「Eyes On Me[注 2] をかかげ発売された。主題歌は洋楽チャート2週連続首位を獲得するなど、ゲーム以外の分野でも「ファイナルファンタジー」の名を知らしめ、その後のシリーズに強く影響を与えた作品でもある。第4回日本ゲーム大賞 優秀賞を受賞。

タイトルロゴには本作品の主人公であるスコールとリノアが描かれている(デザイン:天野喜孝)。

FFVIIでも一部場面で導入されていたが、プレイヤーキャラクターが本格的にムービーパートでも移動することが出来るようになり、ムービーパートとリアルタイムCGとの自然な繋がりを実現している。さらに、ムービー中の物体の裏側を歩くことが出来るようになり、場面の臨場感を飛躍的に高めている。

メインシナリオの他にサブシナリオ・イベントが多数設定されており、これらを巡るザッピング要素も盛り込まれている。様々な背景を知るメタファーも多く、これらを読みとくのも本作の醍醐味となっている。

前作までと比べるとキャラクターがリアルタッチになっている。理由は野村いわく「FFVIIIはあまりゲームをしない人にも興味を持って欲しいと思ったんで、リアルな画風にしました。リアルであるほうがゲームをあまりしない人も手にしやすいと思ったんです」とのこと[4]。また「リアルを追求していくと結局は実写風になってしまうんですが、そこはゲームなんで部分的にはデフォルメしています」とのこと[4]
システム

キャラクターのステータスを上げたり、コマンドをカスタム(下記G.F.を参照)する「ジャンクション」というシステムが導入されている。これは、従来の武器や防具を装備する行為に代わって「召喚獣」や「魔法」を装備する独特な概念である。また、敵キャラクターのレベルが味方キャラクターのレベルに合わせて上昇するため、低いレベルでのゲームクリアが容易になっている。他にもストーリー全編に渡ってプレイできる独自のトレーディングカードゲームがある。

本作より街などの施設内やダンジョンでの通常の移動が走るようになり、歩く場合は×ボタンを押しながらと、従来までとは逆の仕様に変更された。この仕様は同社の他のシリーズでも導入されるようになった(コンフィグ等による設定を必要とする作品もある)。

コンフィング画面にあるチュートリアルで、用語・地名・人物説明の「ストーリー背景」や「基本操作」、説明書には載っていない「ちょっとしたコツ」をいつでも見られる。また、SEED筆記試験のテストで、システムな戦闘面での応用的な内容も学ぶことができる。

G.F.を「ドロー」で入手できるボスでは、ドローする前とドローした後で攻撃方法が変わったり、状態変化する場合がある。以下がその例である。

シュメルケ(ドロー前:オートリフレク、ドロー後:リフレク解除)

ノーグ(ドロー前:ウォータを使用、ドロー後:ウォータ以外の魔法を使用)

風神1回目(ドロー前:トルネドを使用、ドロー後:特殊技を使用、トルネドは使用しない)

FFシリーズでは初めて、単発ダメージで1万以上のダメージを与えることができるようになっている。通常、1万以上の値が出る場合は9999でカウンターストップするが、以下の攻撃方法に限りこの上限を超えられる。

青魔法「ショックウェーブパルサー」

G.F.「エデン」

G.F.「サボテンダー」

コチョコボの召喚魔法「チョコボックル」

コマンド「自爆」

G.F.(Guardian Force)

従来のシリーズの召喚獣に相当する。手に入れたG.F.は『FF6』と同様の形式でパーティキャラクターにジャンクション(接続という意味の英単語)させることができる。G.F.をジャンクションすると、「G.F.」コマンドで召喚魔法を発動することができるほか、パラメータを強化したりバトル中に使用できるコマンドを増やしたりすることができ、武器や防具の装備に代わる育成システムとしての側面も併せ持つ。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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