ファイナルファンタジーIII
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この項目では、オリジナル・ファミリーコンピュータ版について説明しています。ニンテンドーDS用などの3Dリメイク版については「ファイナルファンタジーIII (リメイク版)」をご覧ください。
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ファイナルファンタジーIII
FINAL FANTASY III
ジャンルロールプレイングゲーム
対応機種ファミリーコンピュータ (FC)対応機種一覧

Wii
Wii U
ニンテンドー3DS (3DS)

開発元スクウェア開発部
発売元スクウェア
プロデューサー宮本雅史
ディレクター坂口博信
デザイナー田中弘道
青木和彦
シナリオ寺田憲史
プログラマーナーシャ・ジベリ
音楽植松伸夫
美術天野喜孝
シリーズファイナルファンタジーシリーズ
人数1人
メディア4メガビット+64キロRAMロムカセット[1]
バッテリーバックアップ搭載)
発売日 1990年4月27日[2]
発売日一覧

Wii
200907212009年7月21日
Wii U
201401082014年1月8日
3DS
201404232014年4月23日


売上本数FC: 約140万本
その他型式:SQF-FC
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『ファイナルファンタジーIII』(ファイナルファンタジースリー、FINAL FANTASY III、略称: FFIII、FF3、ファイファンIIIなど)は、1990年4月27日に日本のスクウェアから発売されたファミリーコンピュータコンピュータRPGファイナルファンタジーシリーズの第3作目。
概要

1990年4月27日ファミリーコンピュータ用ロムカセットとして発売された。開発はスクウェア開発部が行い、開発スタッフは前作から引き続きプロデューサーは宮本雅史、ディレクターは坂口博信、ゲーム・プログラミングはナーシャ・ジベリ、ゲーム・デザインは田中弘道、シナリオは寺田憲史、音楽は植松伸夫、キャラクター・デザインは天野喜孝が担当、またゲーム・デザインとして『半熟英雄』(1988年)を手掛けた青木和彦が新たに参加している。

本作はシリーズ作品ではあるが、ストーリーは前2作とは全く関連性はない。ただし、世界観は『ファイナルファンタジー』(1987年、以下『FFI』と表記)に通底しており、クリスタルと世界が密接した関係を作っている。主人公であるみなしごの4人の少年が、風のクリスタルの啓示によって闇の魔物を討伐する旅へと出るという内容である。戦闘システムが前作『ファイナルファンタジーII』(1988年、以下『FFII』と表記)から変更され、第1作『FFI』と同様のシステムとなった他、新たにジョブチェンジシステムが導入された事などを特徴としている。システムをオーソドックスに、かつ遊びやすく改変した本作は、シリーズ初のミリオンセラーを達成した。キャラの成長がレベル制に戻った点や、ジョブチェンジシステムによるキャラカスタマイズの楽しさといったシステム面とともに、プレイヤーを引っ張るストーリー性も兼ね備えていた[3]

本作は同機種におけるシリーズ最後の作品(次作の『ファイナルファンタジーIV』〈1991年、以下『FFIV』と表記〉はスーパーファミコンで発売、「#開発」も参照)であると同時に、『FFI』『FFII』とシナリオを手がけていた寺田憲史がFFシリーズに関わった最後の作品である。寺田は本作を題材にした漫画の原作も務めている。タイトルロゴのデザインは前作『FFII』とほぼ同様のもの。デザイン化されたアルファベットで「FINAL FANTASY」と書かれた背後にクリスタルのように輝く文字で『III』と入っている(後述の3Dリメイク版およびピクセルリマスター版ではロゴも変更されている)。またパッケージに描かれているのは両手に剣をたずさえた「光の戦士」。この「二刀流」は本作のシステムの特徴のひとつでもある。当時のCMでは「最後の壮大なドラマ」とナレーションされていた。

ファミコン版の販売本数は日本国内で約140万本となり、スクウェア作品としてはゲームボーイ版『魔界塔士Sa・Ga』に続くミリオンヒットとなった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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