ファイティング・ファミリー
Fighting with My Family
監督スティーヴン・マーチャント
『ファイティング・ファミリー』(原題: Fighting with My Family)は2019年のアメリカ合衆国・イギリスの伝記映画。監督はスティーヴン・マーチャント(英語版)、主演はフローレンス・ピューが務めた。本作は2012年に放送されたドキュメンタリー『The Wrestlers: Fighting with My Family』を原作としている。 サラヤ・ジェイド・ベヴィスはプロレスを生業とする一家に生まれ育ち、彼女もまたブリタニー・ナイトというリングネームでレスラーを務めていた。両親(パトリックとジュリア)は心血を注いでプロレスの興行を行っていたが、資金繰りはいつもギリギリの状態であった。そこで、2人はサラヤとザック(サラヤの兄)にWWEのトライアウトを受けさせることにした。「子供たちがメジャーなプロレス団体で活躍すれば、自分たちのプロレスにもスポットライトが当たるに違いない」と考えてのことであった。 トライアウトの結果、ザックは落選し、サラヤだけが採用されることになった。その結果、サラヤは単身アメリカへ渡ることになった。WWEにはブリタニーを名乗る選手が既に所属していたため、サラヤはペイジというリングネームを新たに使うことにした。その名前はサラヤが好んで視聴していたテレビドラマ『チャームド』の登場人物、ペイジ・マシューズから取られたものであった。 勇んでアメリカに乗り込んだは良かったが、サラヤはWWEの興行スタイルに馴染めなかった。また、サラヤの同期となったジェリー=リン、キルステン、マディソンの3人にはレスリングの経験が乏しく、それが原因で満足なトレーニングを受けることも出来なかった。
ストーリー