ファイアーエムブレム_封印の剣
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ファイアーエムブレム 封印の剣ジャンルシミュレーションRPG
対応機種ゲームボーイアドバンス[GBA]
開発元インテリジェントシステムズ
発売元任天堂
シナリオ堀川将之
前田耕平(シナリオサポート)
シリーズファイアーエムブレム
人数1人(通信闘技場は2 - 4人)
メディアROMカセット
発売日 2002年3月29日
対象年齢CERO:A(全年齢対象)
売上本数 34万5574本[1]
その他マルチカートリッジプレイ対応
アドバンス専用通信ケーブル対応
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『ファイアーエムブレム 封印の剣』(ファイアーエムブレム ふういんのつるぎ)は、ファイアーエムブレムシリーズ第6作目として任天堂から2002年3月29日に発売されたゲームボーイアドバンス用ゲームソフト。キャッチコピーは「甦る炎の紋章」[2]

なお、本作はシリーズにおいて携帯機用の初作品である。
ストーリー.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2013年2月)(使い方

かつて、エレブ大陸には人と竜が暮らしていた。両者は互いの領域を侵すことなく平和に共存していた。しかし、人の突然の侵攻によってその均衡は破られる。後に「人竜戦役」とよばれる戦いである。互いの存亡をかけた争いはエレブ全土を荒廃させた。長く続いた戦いの末、人は「神将器」を操る「八神将」の力で竜を滅ぼし、遂に大陸の覇権を手に入れた。

それからおよそ千年の後、エレブ大陸は華やかで洗練された文化を持つ西の「エトルリア王国」、派手さはないが堅実な文化と強力な軍隊を持つ東の「ベルン王国」、この二大勢力に挟まれるように存在する小勢力達。これらの微妙なバランスによって世界の安定が保たれていた。

ところが、その安定が突然崩れた。東の大国ベルン王国が国王ゼフィールの命の下、各地へと侵攻を開始。サカ、イリアは瞬く間に平定された。これに対し、大陸南方の小勢力の一つ「フェレ家」の嫡男ロイは病気の父に代わりフェレ軍を率いて立ち向かう。その途上、ベルン国王ゼフィールの異母妹、王女ギネヴィアと出会い、やがて彼の辿る運命が大陸全土を巻き込むものとなっていく……。
概要

いままでの据え置き型ハードから携帯型ハードへと移行し、万一電源が切れてしまってもその時点から再開できる「オートセーブ機能」が追加されたため、ゲームボーイアドバンスの電池残量を気にせずプレイできる。オートセーブはマッププレイ中のみであり、進撃準備などでは適用されない。また、トライアルマップの出現により、クリア後も長く楽しめる作品となった。キャラクターデザインは金田榮路
ゲームシステムについて
前作までのスキルシステムやランダム再行動システムに捕獲システムなどを廃止し、基本的な戦術システムは『紋章の謎』と同様に簡潔なものとなった。剣・槍・斧および理・光・闇魔法の3すくみや、『トラキア776』から追加された「かつぐシステム」などは残され、救出時の能力低下が技と速さのみになった。『聖戦の系譜』から採用された騎馬ユニットの再移動の条件が、村訪問時・アイテム交換時、救出時のみとなった。『トラキア776』における索敵マップでは、味方の可視範囲外では地形すら見ることができなかったが、今作以降の索敵マップでは地形効果は見ることができるようになった(敵はもちろん見えない)。また、今作までは索敵マップであっても敵の総数を確認することができる。『トラキア776』では間接攻撃をミスしても武器の耐久が減ったが、今作以降は武器に関しては減らず、魔法をミスしたときにのみ減るようになった。本作より味方がすべて行動終了すると自動的に敵ターンになるオートターンエンド、攻撃時のデータがダメージと2回攻撃か否かだけわかる簡易版と、従来型の攻撃力や防御力・攻速などが表示されるものか選択できるようになった。なお簡易版では武器の耐久が残り1回であってかつ2回攻撃が可能であっても2回攻撃とは表示されないが、1回目をミスしたときには2回攻撃できる。この点は『蒼炎の軌跡』以降改善される事となる。体格が固定パラメータとなり、クラスチェンジやアイテム以外では上がらなくなった。にもかかわらず、体格で攻速の計算をするため、体格の低いキャラは重い武器を扱いづらい。この点は、『蒼炎の軌跡』以降で改善されることとなる。
ストーリーの分岐について
ある特定の条件をクリアすることで進める「外伝章出現システム」を採用。外伝章のみで入手できる特殊なアイテムを全て集めたか否かでストーリー展開が決まるようになった。同じく外伝章を取り扱った『トラキア776』があくまで「おまけ」のステージであったのに対し、このゲームでは外伝を通らなければ、真のエンディングに到達することはできない。さらに、一部のユニットの成長状態や2つある村のどちらを訪問したかを条件として分岐する章もあり、分岐したシナリオで仲間になるキャラや手に入るアイテムも異なってくる。傷薬が、従来型の10回復するものと全快するものに分けられた。エンディングは大きく分けて3通りある。22章にて神将器全回収及び全保存達成で23章へ分岐、未達成で魔竜逃亡エンドとなる。終章まで到達した場合は、ファの生死、封印の剣での魔竜撃破に関係するノーマルエンド、グッドエンドの変化がある。
支援会話システムについて
聖戦の系譜』から採用された、一定の条件を満たした特定のキャラクター同士が近くにいればその間はお互いの能力が向上する「支援効果システム」をアレンジしている。支援効果を発生させる相手をキャラクターごとに決められた数人から選択できるように変更され、支援レベルがC?Aへと上昇するにしたがって、より効果が高まるようになった。また、本作から「属性」というパラメータが取り入れられており、各ユニットの持つ属性によって支援関係で得られる効果に違いがある。属性は炎、雷、風、氷、光、闇、理の7種類があり、3すくみのような優劣関係はない。今作では1章あたりに上昇する友好ポイント(これが一定に達すると支援が可能になる)の総和に上限があるため、組み合わせを計画しないと、適当に支援を組み合わせようとしても友好ポイントが上昇しないこともある。これは次回作では上限がなくなっており、改善されている。キャラクターに支援効果を付けるには一定の条件を満たした後に「支援会話」イベントを発生させなければならず、支援レベルの上昇にともなって会話もより親密なものになっていくので、彼らの絆の深まりがテキストだけではなくゲームプレイの面でも実感できる。ほかにも、支援会話イベントで彼らそれぞれの意外な一面を垣間見ることもあり、キャラクターたちへの愛着やゲーム世界の広がりを感じさせる。
難易度について
チュートリアルモードが追加され、携帯機でのファイアーエムブレム第1弾ということもあってか、難易度は過去の作品に比べれば初心者向けレベルにあるとされるが、GBAの主な購買層である低年齢層など、シリーズ初プレイヤーからはクリアできないとの抗議も寄せられたという。全体的なゲームバランスとしては、『暗黒竜と光の剣』並みと評価されることが多い。一度クリアした後に追加される「ハードモード」では、敵ユニットの強化や増援部隊の出現数増加などがなされ、かなり手ごたえのある仕上がりになっている。ちなみに、敵から寝返るユニットの能力も(レベルは同じなのにもかかわらず)強化されているため、仲間になって以降も強力なことが多い。これがハードブーストと呼ばれる、増援出現及び説得に依る寝返り(一部例外あり)に限る補正である。また、ハードモードでは進撃準備での武器屋が存在せず、アイテムの売買が不可能となっている。今作では味方ユニットの各クラスごとすべてに男女のキャラを作るという構想があったそうで、多くのクラスにおいて男女両方のキャラクターが仲間になる。このため、編成を男性のみ、女性のみで編成してもそれなりにバランスの取れた編成を行うことができる(戦士系ユニットのような男性専用職、ペガサスナイト・トルバドールといった女性専用職などは存在する)。
武器について
武器レベルは、『トラキア776』のように使った回数によって成長するシステムをとっており、キャラクターやクラスによって初期値が異なる。EからAまでのアルファベットにSを加え、Sが最大、アルファベットの順番が前であるほどレベルが高い。ワンランク上がるには武器の種類にかかわらず同じ回数だけ使用する必要があるが、とどめをさすと2倍武器経験が上がる。最大レベルは下級職ではA、上級職ではSであり、クラスチェンジ時に下級職から使っていた武器レベルは基本的にワンランク上昇(AならばS)に、使えなかった武器レベルはEとなる。武器レベルを最大にしてもボーナスなどとくにメリットはなく(強いて言えば神将器が使える)、また、1キャラで使えるすべての武器レベルをSにすることができる。本作には新たな武器として、本来の3すくみで有利な武器に弱くなり不利な武器に強くなる「バスター」系、通常の弓より長い3マス先を攻撃できる「長弓」系が追加されている。
闘技場について
闘技場については細かな仕様が変更され、GBAシリーズを通して基本的システムは同じである。敵の武器は基本的に味方の防御(魔防)に依存し、これが高いほど強い武器を使ってくるが、闇魔法使いはミィル固定である。また、一部敵は能力の限界を突破するなどの強さをもっている。特に、フィンブルを装備したヴァルキュリアは異常な強さを誇り、速さが相当高いキャラですら追撃を食らうなど、攻速が限界を突破しているのではないかと言われた。武器の場合は銀>鋼>鉄であり、理魔法ではフィンブル>エルファイアー>サンダー>ファイアー、光魔法ではディヴァイン>ライトニング、闇魔法はミィルのみである。


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