ファイアーエムブレム外伝
[Wikipedia|▼Menu]

ファイアーエムブレム外伝ジャンルシミュレーションRPG
対応機種ファミリーコンピュータ
開発元インテリジェントシステムズ
発売元任天堂
プロデューサー横井軍平
ディレクター加賀昭三
デザイナー加賀昭三
プログラマーいまにしまさゆき
たじまつねやす
吉田康二
ふくらけい
しみずまさひろ
音楽辻横由佳
美術町田敏
村松敏孝
大西直孝
シリーズファイアーエムブレムシリーズ
人数1人
メディア3メガビットロムカセット
発売日 199203141992年3月14日

対象年齢CERO:A(全年齢対象)
売上本数32万4699本[1]
その他型式:HVC-2I
テンプレートを表示

『ファイアーエムブレム外伝』(ファイアーエムブレムがいでん)は、ファイアーエムブレムシリーズの二作目で、1992年3月14日ファミリーコンピュータ用ソフトとして任天堂より発売されたシミュレーションRPG戦略シミュレーションゲーム)である。
概要

前作『ファイアーエムブレム 暗黒竜と光の剣』(1990年)の終了後の話で、男女2人の主人公を交代させながらゲームを進めていく。外伝という位置づけだが、ストーリーに直接のつながりはない。しかし、別大陸ではあっても世界観や年代は共有しているため、前作で登場したキャラクターが数名登場する。

ほかの戦略シミュレーションとは違い、マップを移動し、要所などで敵と出会うと戦闘マップに移行するという、一風変わったシステムを持つ[注釈 1]。また、ある特定のいくつかのクラスに属する者は所定レベルさえ満たせば無限にクラスチェンジを繰り返して強化することができることや、特定の敵を倒したときだけ極稀に入手できるレアアイテムの存在など、育成ゲームとしても中毒性が高い。ほかのシリーズではあまり見られないシステムとしては、資金の概念がなく、武器に使用回数制限が無い、魔法はHPを消費して使用する、入手経験値が2倍になるイージーモードの搭載、弓兵が直接攻撃可能などがある。前述のような一部シリーズ作への実装や、関連スタッフが制作した別作品のシステムの土台になるなど、比較的影響のある作品となっている。

後に本作のリメイクとしてニンテンドー3DS専用ソフト『ファイアーエムブレム Echoes もうひとりの英雄王』(2017年)が発売された。
ゲーム内容.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。
詳細は「ファイアーエムブレム」を参照
ワールドマップ

本作は全5章から成り立っているが、本作には戦闘マップだけではなくRPGのようなワールドマップがあり、拠点間を移動し、配置された敵軍団と接触した場合に戦闘マップに入る構成となっている。従来の進撃準備(アイテム整理・味方の並べ替えなど)・セーブなどはワールドマップ上で行える。なかにはミラの像がまつられている祠など戦闘が何度でも発生する拠点もあり、これを利用したキャラクターの自由な育成が行える。戦闘に関しては退却(撤退)を選択することで、退却時点での敵の総数・構成のまま、進軍前のワールドマップ位置に戻ることができ、装備を整えたりしてから再度戦闘を仕掛けることができる。逆に、敵の増援がワールドマップ上に突如として現れることがあり、移動してくるものもいる。この場合、敵から接触してくると敵ターンから開始となる(戦闘マップにおいては敵と味方の位置が逆になる)。また、撤退しても増援部隊が追撃を仕掛けてくる場合もある。ワールドマップは章を進めるごとに可視範囲が広がっていき、最終的には舞台となるバレンシア大陸の全容が見える仕組みとなっている。基本的にクリアする前の章の舞台であった場所にも戻れるが、ストーリー進行上、逆戻りなどがどうしてもできなくなってしまう箇所もある。また、進行を誤ると詰みと判定されゲームオーバーになることもある。

ワールドマップには戦闘マップ以外にも、主に村、修道院、神殿などの戦闘マップではない施設が存在しており、通行人と会話することで味方ユニットの勧誘や情報収集、アイテム入手などが行える。一部は「○○の泉」と言う物が設置されており、有限だがこれでパラメータ強化やユニットの復活が可能。

また、FEシリーズにおける主人公(本作では「兵種・ロード」の名称は使われていない)が、本作ではアルムとセリカの2人が存在し、第1章・第2章では片方を、第3章以降では両方を進軍させながらゲームを進めていく。アイテムに関しては旅の商人を介すことで1つだけ受け渡しが可能である。なお、メンバーの受け渡しは通常できないが、死亡した仲間を復活の泉から復活させたり、第2章に限り第1章で仲間にせずに放置しておいたユニットと会話を行うことで、本来とは別の主人公のメンバーとして仲間にするという擬似的な受け渡しは可能。

このシステムは同シリーズでは『聖魔の光石』、同じ製作者による『ティアリングサーガ』において改良を加えた形で継承されている。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:62 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef