ピレリ
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ピレリ
Pirelli & C. S.p.A.

イタリアミラノの本社
種類株式会社
市場情報BIT:  ⇒PIRC
本社所在地 イタリア, ミラノ
設立1872年
業種その他製造
事業内容タイヤ、フィルター等の製造販売
代表者CEO:マルコ・トロンケッティ・プロヴェーラ
売上高66億1,570万ユーロ(2022年)
営業利益5億9,560万ユーロ(2022年)
純利益4億3,590万ユーロ(2022年)
従業員数31,301人(2022年)
所有者中国化工集団(45.5%)
主要子会社ピレリタイヤ S.p.A.
外部リンクwww.pirelli.ja
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ピレリ(Pirelli & C. S.p.A.)は中国化工集団傘下のイタリア ミラノに本社を置くタイヤフィルターなどを製造する企業。

タイヤ業界で住友ゴム工業に次いで世界6位。過去には電線、通信用ケーブルも製造していた。
主要事業所

本社 - Milan - Italy

沿革

1872年 - ジョヴァンニ・バッティスタ・ピレリによって創業

1879年 - ピレリケーブル&システム設立

1890年 - 自転車用タイヤ“ティポ・ミラノ”を発表。ピレリタイヤの前身

1901年 - “エルコーレ”を発表

1907年 - 北京―パリ自動車レースで優勝

1986年 - ドイツのオートバイ用タイヤメーカー、メッツラーを買収

1991年 - フォーミュラ1(F1)から撤退

2005年 - ピレリケーブル&システムをゴールドマンサックスに売却(現在のプリズミアン

2006年 - 世界ラリー選手権(WRC)から撤退

2008年 - 公式タイヤサプライヤーとしてWRCに再参入(主要チームにワンメイク供給、2010年まで)

2010年 - GP3に単独公式タイヤサプライヤーとして供給

2011年 - F1とGP2に単独公式タイヤサプライヤーとして供給[1]。※F1へは再参入

2015年 - 持株会社マルコポーロ・インターナショナル・イタリアが中華人民共和国の国有化学大手、中国化工集団の傘下となって上場廃止[2]

2017年

イタリア証券取引所に再上場[2]

ロードバイク用タイヤ「P ZERO VELO」シリーズを発売開始し、自転車用タイヤに再参入。


2018年 - スーパー耐久に単独公式タイヤサプライヤーとして供給(2020年まで)

2021年 - WRCに単独公式タイヤサプライヤーとして復帰(2024年まで)[3]

2023年 - ドイツツーリングカー選手権に単独公式タイヤサプライヤーとして供給

現行販売製品一覧

乗用車用?サマータイヤ

P Zero/現在のフラグシップモデル。新素材、新技術を採用し、高グリップと高い走行安定性を確保。一部サイズに
ランフラットタイヤも設定。フェラーリポルシェマセラティランボルギーニメルセデスAMGなどプレステージカーや、欧州車のスポーツモデルが採用している。

P Zero Silver/現在のフラグシップモデル。新素材、新技術を採用し、高グリップと高い走行安定性を確保。

P Zero ROSSO/高速安定性と乗り心地、低ロードノイズを両立させたモデル。ディレッツォナーレとアシンメトリコの2種類のパターンがあり、ディレッツォナーレは特定車種の前輪用として使用される。欧州車の高性能モデルに標準装着されている。

P Zero NERO/主にインチアップ用として開発。サイズが豊富で、最近では中小型車のスポーツモデル、高出力モデルなどに採用されている。荷重性能高めたエクストラロード規格としているサイズが多い。

P Zero Nero AS/オールシーズンモデルで日本向けは中国生産分である。

P7/主にCセグメントより上の車種に純正採用されている。後述のP6よりややスポーティ寄り。日本向けはOEMモデルのEU生産分を除き、中国生産分の割り当てがメインで2012年3月から中国製はイエローハットの専売モデルとなっている。

P6/主にCセグメントから下の車種に純正採用されている。P7より乗り心地と耐久性を重視。OEM装着のモデルを除き日本向けは中国製産分のデリバリーである。

P6 FOUR SEASONS/アメリカ向けの製品でオールシーズンタイヤである。日本では販売サイズを縮小。

CINTURATO(チントゥラート) P7/P7の性能を保ちつつ、転がり抵抗、耐磨耗性、ロードノイズを改善したエコ系タイヤ。一部サイズにランフラットタイヤを設定。

CINTURATO P6/P6をベースに、転がり抵抗、耐磨耗性を改善したエコ系タイヤ。日本ではOEMを除いて販売終了。

CINTURATO P4/ベーシックグレードタイヤ。低転がり抵抗と高い耐久性を重視。走行安定性も高く、欧州ではバランスの優れたタイヤとして評価が高い。日本ではCINTURATO P1のサイズがそろい次第、順次販売終了となる予定。

CINTURATO P1/ベーシックグレードタイヤ。欧州でのグレーディングに対応させるために新たに開発されたモデルで、転がり抵抗の低減と通過音や走行音の低減。ウェット性能も高い。日本向けはイタリア工場、トルコ工場、ルーマニア工場、中国工場での製造分のデリバリーである。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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