ピラフ一味
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ピラフ一味(ピラフいちみ)は、鳥山明漫画ドラゴンボール』と、それを原作としたアニメに登場する架空の一味である。

原作での初登場は其之十八「D.B.(ドラゴンボール)奪われる!!」。アニメでは『ドラゴンボール』第1話「ブルマと孫悟空」から登場している。
概要

ピラフを中心とし、ドラゴンボールを集めて世界征服を企む3人組。様々な悪事を企てるが、最後は3人そろって爆発で黒こげになったり、高所からから落下したりといったオチで締められるコメディリリーフ的なキャラクター。作品最初期から登場しており、初期の雰囲気を強く反映している[注 1]

メンバーは男2人女1人だが、特に意識はなく、夜は3人でベッドを並べて寝る場面がある。全員ウブな性格で、「投げキッス」をいやらしいことだと思い、口に出すこともためらう。人質に取ったブルマが、「てっきり裸にされて『へろへろ』とか『きょいきょい』とか『ぱふぱふ』とか『いんぐりもんぐり』とかされるかと思った」と発言した際には、慌てふためきブルマを変態呼ばわりしていた[1]

名前の由来に関して鳥山は、ピラフは「食べ物で統一したかったようですね[2]」、シュウとマイは合わせて「シュウマイ[2]」と述べている。
ストーリーへの絡み

エイジ749 - 世界征服のためにドラゴンボールを集める。ドラゴンボールを持っていた悟空たちを出し抜いて、奪うことに成功し、神龍を呼ぶものの、
ウーロンがとっさに言ったスケベな願いで妨害される。その仕返しに悟空たちを強化ガラス張りの監禁室に閉じ込め、干乾びさせようとする。だが満月を見て大猿に変身した悟空に城を全壊され、慌ててプロペラ機で逃亡を図るが瓦礫を投げ付けられて墜落する。

エイジ750 - 占いババの課した試合に勝ち特殊ケースに隠した一星球の在処を知ってやって来た悟空と、ドラゴンボールを賭けピラフマシンで戦う。事前に人工衛星を使って監視しており、悟空は尻尾を握られると力が抜けるという弱点を知り、利用して勝つ作戦だったが、悟空の尻尾が無くなっていたために握ることができず、あっさり敗れる。

エイジ753 - 電子ジャーに封じられていたピッコロ大魔王を探し出し復活させる。ドラゴンボールや天下一武道会のことを教え、ピッコロ大魔王が世界征服を果たした際に世界の一部を分けてもらおうと画策していたが、結局散々利用された挙句飛行船から落とされた。なお、原作漫画ではこれ以降は登場しない。『DRAGON BALL 冒険SPECIAL』では、ピッコロと悟空に恨みのコメントをしていた[3]

エイジ778 - ドラゴンボールを狙うものの、船が壊れて難破しているところをトランクス孫悟天に救助される。ブルマの誕生日パーティー中であり、屋台の食事を提供される。それ以前にドラゴンボールをようやく集めたが、世界を征服しても「ジジイになったのでは意味がない」と、神龍に若返りを願うが若返りすぎたことにより、3人とも子供の姿になっている。食べ物に困窮した時には3人でトランクスの家に頼るが、放浪癖があり食客とは言い難い立場ではある。トランクスと一緒に家庭教師の授業を共に受けたり、食事の返礼にブルマやブリーフ博士の助手として発明を手伝ったりもしている(『神と神』『復活の「F」』『ドラゴンボール超』)。

鳥山明によると、原作漫画ではピッコロ大魔王編以降登場しないが、その後もずっと世界征服を狙って密かに活動していて、セルが登場したことでもう少し様子を見ようと計画を延期し、やっと活動を再開しようと思ったら今度は魔人ブウが出てきてまた延期したという[4]

※ アニメでは、上記の時期以外にも登場している(詳しくは後述)。なお、『ドラゴンボールZ』および『ドラゴンボール改』には登場しない。
ピラフ

- 千葉繁

エイジ715生まれ、身長不明、体重32Kg[3][5]。趣味は世界征服、嫌いなものは計画をジャマするヤツ、得意技は天才的頭脳[3]

世界征服を企む大王。水色の肌をしており、身長が低い。ピッコロ大魔王編の時点で38歳[3]。モンスター型地球人[6]であり、ピラフの場合は特殊な能力を持たない見た目だけのタイプ[7]。3人の中でも特に間抜けな性格で、シュウとマイを手足のように使い世界征服を企んではいるが、目的を達成した際に何をするかまでは考えていなかった。着ている服には「炒飯」の中国式簡体字の漢字(炒?)が入っている。読みが「チャーハン」なのは鳥山明流のギャグ[8]。帽子に入った星印は、ドラゴンボールを狙っているという意味合いがある[9]。自称偉大な科学者[5]で、ドラゴンボールの位置を特定不能にする特殊なケースや、合体機能を持つ乗り込み型の戦闘用ロボット・ピラフマシンなどを製作。戦闘力は一般人並みだが、科学力・資金力は、レッドリボン軍やブルマと互角に渡り合えるだけのものがあり、アニメでは実際に牛魔王やシルバー隊と互角の戦いをしていたが、悟空に気を取られたためにシルバーに隙を突かれて敗北。鳥山明は「ああ見えても、頭いいんですよ」と語っている[10]
アニメ・映画でのピラフ


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