ピップフジモト
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この項目では、製薬会社について説明しています。その他の用法については「ピップ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ピップ株式会社
PIP CO., LTD.本社
種類株式会社
市場情報非上場
本社所在地 日本
540-0011
大阪府大阪市中央区農人橋2丁目1番36号
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度40分52.0秒 東経135度30分51.0秒 / 北緯34.681111度 東経135.514167度 / 34.681111; 135.514167座標: 北緯34度40分52.0秒 東経135度30分51.0秒 / 北緯34.681111度 東経135.514167度 / 34.681111; 135.514167
設立1946年(昭和21年)12月18日
創業は1908年(明治41年)
業種医薬品
法人番号1120001087841
事業内容医薬品・衛生用品の製造・販売。日用品の卸事業他
代表者代表取締役会長 藤本久士
代表取締役社長 松浦由治
資本金2億7,000万円
売上高2092億9300万円
(2023年10月期)[1]
営業利益11億9600万円
(2023年10月期)[1]
経常利益23億9000万円
(2023年10月期)[1]
純利益14億1700万円
(2023年10月期)[1]
総資産717億3600万円
(2023年10月期)[1]
従業員数661名(男性480名、女性181名)(2017年10月期)
決算期10月31日
主要株主フジモトHD株式会社 100%
関係する人物藤本真次(創業者)
横矢勲(元・会長)
藤本久雄(元・取締役会長)
外部リンクhttps://www.pipjapan.co.jp/
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ピップ株式会社は、大阪府大阪市中央区に本社を置く大手製薬会社。家庭用磁気絆創膏ピップエレキバン」をはじめ、医薬品・衛生用品の製造・販売を行う。また、日用品の卸事業も行っている。
沿革

本稿では創業からピップフジモトを経て、現在のピップまでを中心に述べる。東京藤本商事からピップトウキョウに至るまでの沿革はピップトウキョウを参照。

1908年(明治41年) - 大阪市にて「藤本真次商店」創業、医療用品の卸販売を開始

1923年(大正12年) - 東京出張所開設

1928年(昭和3年) - 組織変更により、合資会社藤本商店設立、東京出張所が東京支店に昇格

1946年(昭和21年) - 経理応急措置令により合資会社藤本商店が解散し、大阪藤本商事株式会社を設立。東京支店の機能は同時に設立された東京藤本商事株式会社に移管

1950年(昭和25年) - 藤本医療器株式会社に社名変更

1963年(昭和38年) - 社屋を大阪市中央区農人橋2丁目へ移転

1964年(昭和39年) - 藤本株式会社に社名変更

1970年(昭和45年) - 株式会社三栄商会を吸収合併

1972年(昭和47年) - ピップエレキバンを発売

1984年(昭和59年) - ピップフジモト株式会社(大阪)に社名変更。

1997年(平成9年) - 本社ビル完成

2000年(平成12年) - 株式会社ピース会高知、株式会社ピース会九州、株式会社ピース会兵庫を設立

2001年(平成13年) - 株式会社ピース会中部を設立

2003年(平成15年) - 板東株式会社、株式会社カガショーを子会社化

2004年(平成16年) - 八神商事株式会社を子会社化

2005年(平成17年) - 子会社の八神商事株式会社が株式会社ピース会中部を吸収合併

2008年(平成20年) -

ワダカルシウム製薬株式会社を子会社化、岡山三誠株式会社の卸事業の営業権を譲受、子会社の株式会社カガショーを清算

ピップトウキョウ株式会社と経営統合し、事業持株会社(旧)ピップ株式会社を設立


2009年(平成21年) - ワダカルシウム製薬株式会社の株式を会社分割(簡易吸収分割)により親会社の(旧)ピップ株式会社へ継承

2010年(平成22年) - 当社を存続会社としてピップトウキョウ株式会社を吸収合併し、ピップ株式会社に商号変更。あわせて、旧ピップトウキョウ株式会社の子会社だったホープオーコーチ株式会社を当社の子会社として編入した(同時に事業持株会社の(旧)ピップ株式会社はフジモトHD株式会社に商号変更)。

2012年(平成24年)

子会社の株式会社ピース会高知が同年2月29日をもって廃業し、清算。同社の機能の一部は当社松山支店へ継承。

事業のグループ内統合に伴い、開発事業本部のマーケティング部門の一部グループ(通信販売事業)をワダカルシウム製薬株式会社へ、大阪彩都研究室をフジモトHD株式会社へそれぞれ移管。


2013年(平成25年) - 子会社の株式会社ピース会九州が同年10月31日をもって廃業し、清算。同社の事業は当社が継承。

2014年(平成26年)

子会社の八神商事株式会社が株式会社ホープオーコーチを吸収合併。株式会社ホープオーコーチは八神商事株式会社の東京支店となる。

ピップグループ内における介護用品物販事業再編に伴い、グループ会社のピップケアウェル安心株式会社の大阪店の介護用品物販事業を当社子会社の八神商事株式会社へ移管。


2015年(平成27年)

子会社の板東株式会社は既存事業を同じく子会社の八神商事株式会社に譲渡。ピップ&ウィズ株式会社に商号変更した上で第三者割当増資を行い、株式会社ウィズとフジモトHD株式会社の折半出資とし、ピップのロボット事業を担う会社とする。


2016年(平成28年)

ピップ&ウィズ株式会社をフジモトHD株式会社の完全子会社とし、ピップRT株式会社に商号変更。


2017年(平成29年)

大阪・道頓堀の広告看板をLEDビジョンの時計台にリニューアル。

株式会社サミット商事より薬粧部門を事業譲受し、八神商事株式会社沖縄支店を開設。


2018年(平成30年)

創業110周年、商品開発事業設立50周年。


主な事業と取扱商品

磁気治療器/医薬品

ピップエレキバン(磁気治療器)【管理医療機器】

ピップマグネループ [2]

エマンシェリー/エマングレイス(磁気ネックレス)

精禍(セイカ、生薬製剤)【第2類医薬品】 - 2017年4月発売(製造販売元:建林松鶴堂)

心龍(シンリュウ、生薬製剤)【第2類医薬品】 - 2017年4月発売(製造販売元:建林松鶴堂)

カルリラ(解熱鎮痛薬)【指定第2類医薬品】 - 2017年4月発売(製造販売元:第一薬品工業)

ヘルスオイル(血清高コレステロール改善薬)【第3類医薬品】 - 2016年3月発売(製造販売元:中央薬品)

ピップ内服液(ビタミンB1主薬製剤)【第3類医薬品】(製造販売元:大同薬品工業

ピップタウロポン(眠気防止薬)【第3類医薬品】(製造販売元:福地製薬) 

ダダンII(ビタミン含有保健薬、2011年4月に「ダダン」をリニューアル発売)【第2類医薬品】(製造販売元:大同薬品工業)


フット/ボディケア(PIP HEALTH)

スリムウォーク

腰の輪 - そのまま使っても、折っても、自由に切っても使える腹巻


スポーツケア(PIP SPORTS)

プロ・フィッツ サポーター

プロ・フィッツ キネシオロジーテープ

プロ・フィッツ スポーツテック

プロ・フィッツ アイスバッグ

プロ・フィッツ 携帯酸素

アイスマックス 冷却スプレー

歩数計 あとなんぽ


マタニティ/ベビー用品(PIP BABY) - 旧ブランドは「フジちゃん」

シャンプーハット - パッケージはNHK Eテレおかあさんといっしょ」関連が主である。

お産パッド - 旧名称は「フジちゃん マミーパッド」。


サポーター(PIP HEALTH)

アクティブウォーク


救急/衛生用品(PIP HEALTH) - 旧ブランドは「エスエフ十字印」。一部【医薬品】【医薬部外品】【医療機器】に該当する製品がある。

シニア/介護用品(PIP HEALTH)

尚、血中のヘモグロビンに含まれる鉄分は磁気に反応しない性質を持つ。
テレビCM

特に有名なのは、ピップエレキバンのCMである。

ピップエレキバンの
CMは、かつて女優樹木希林タレント藤村俊二らとともに当時ピップの会長だった横矢勲(よこや いさお、1903年7月3日 - 1986年4月25日)が自ら出演したことで知られている。


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