ピタゴラスイッチ
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ピタゴラスイッチ

ジャンル教育番組
監修佐藤雅彦、内野真澄
出演者#コーナーを参照
製作
制作NHK

放送
放送チャンネルNHK教育→NHK Eテレ
映像形式文字多重放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2002年4月9日 - 放送中
放送時間#放送時間の推移を参照
公式サイト

ピタゴラスイッチ(15分版)
放送チャンネルNHK教育→NHK Eテレ
放送期間2002年4月9日 - 2021年3月27日
放送時間#過去の放送時間を参照
放送分15分

ピタゴラスイッチ(10分版)
放送チャンネルNHK Eテレ
放送期間2021年4月1日 - 放送中
放送時間#現在の放送時間を参照
放送分10分
特記事項:
* 第30回 日本賞 子ども番組の部 最優秀賞(総務大臣賞)

プリ・ジュネス2004「6歳までのノンフィクション部門」最優秀賞

プリ・ジュネス2018「6歳までのフィクション部門」最優秀賞

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『ピタゴラスイッチ』は、2002年4月9日(ミニは4月1日)からNHK教育→NHK Eテレで放送されている幼児向けテレビ番組である[1][2]

国際的な放送番組のコンテストである日本賞(教育・教養番組)総理大臣賞[3]プリ・ジュネス(子供・青少年向けテレビ番組)最優秀賞を受賞した[4]
概要

何気ない日常に隠れている不思議な構造や面白い考え方、法則があり、いろいろな事象や仕掛けなどのコーナーを通して「なるほど!」を紹介。子供たちの「考え方」を育成するというテーマの番組である[5][6][7]

毎回付けられるサブタイトルは前半の人形劇のテーマで、車だん吉井上順らが声優として出演している。内容の大部分は後半に放送するいくつかの小さなコーナーで占められる。

2006年にモバイルサイトが開設され、着信メロディなどがダウンロードできるようになった。2007年度から2010年度まで土曜日にアンコール放送が実施された(後述)。

番組名の由来は、日常生活の法則や定理を古代ギリシアの数学者「ピタゴラス」の定理になぞらえ、発想する「スイッチ」を合わせた造語である。

通常版では、基本的に前半部では人形劇「きょうのトピック」または「地下ゴラスイッチ」、後半部では文房具などを使って、面白い道を作ってボールをゴールまで転がす「ピタゴラ装置」やその他のコーナーを数本放送する構成が取られている。

スペシャル版では、人形劇のキャラクターによる進行の下、あるいは人形劇自体を休止した上でミニコーナーの総集編や従来のコーナー・歌にちなんだ特集などを放送するケースがある[注 1]

番組の監修(総合指導)は佐藤雅彦と内野真澄。佐藤雅彦が過去に制作した作品や、慶應義塾大学佐藤雅彦研究室(以下、佐藤研。佐藤は2005年度まで在籍)の学生がワークショップで作った作品が採用されている。

こうした作品は当番組のほか、書籍『ねっとのおやつ』(文庫版タイトル『四国はどこまで入れ替え可能か』)『任意の点P』などでも紹介されている。

また、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}近年[いつ?]は佐藤研の卒業生からなるクリエイティブ・グループ「ユーフラテス」もコーナーの企画・制作に携わっている。

各コーナーの映像には、過去にNHKで放送された番組やそれを模したもの(『NHKニュース』『NHK高校講座』やスポーツ中継など)が使用されており、アテネ夏季五輪ソルトレイクシティ冬季五輪の映像などオリンピックの映像も使用されている。

通常版のほか、ミニコーナーや歌のコーナーを5分間に再編集した『ピタゴラスイッチ・ミニ』がある(最初のタイトルロゴで「ミニ」と書かれた四角い体の虫が横切る演出がある)。

2015年度より通常版・ミニ共に字幕放送に対応している[注 2]

NHK国際放送のチャンネルであるNHKワールドプレミアムでは、この番組 PythagoraSwitch と、ミニの PythagoraSwitch mini が放映されている[8]

2015年度より、ミニの番組を再編集し英語吹き替え・英語字幕を付与した "PythagoraSwitch mini" が、ネット配信を含む「NHK国際放送 NHKワールド」で放送されている。なお、英語吹き替え版は番組のタイトルコールが日本の物とは異なる。

番組開始時は4:3標準画質による製作で放送されていたが、2010年度よりハイビジョン化された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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