ピア・ザドラ
Pia Zadora
本名Pia Alfreda Schipani
生年月日 (1954-05-04) 1954年5月4日(70歳)
出生地 アメリカ合衆国・ニュージャージー州ホーボーケン
ジャンル女優・歌手(映画・テレビ・舞台)
活動期間1961年 -
受賞
ゴールデングローブ賞
第39回 映画新人賞『Butterfly』
ゴールデンラズベリー賞
第3回 主演女優賞・新人賞『Butterfly』
第4回 主演女優賞『The Lonely Lady』
第10回 1980年代最低新人賞
その他の賞
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ピア・ザドラ(Pia Zadora, 本名:Pia Alfreda Schipani, 1954年5月4日 - )は、アメリカ合衆国の女優、歌手。
ブロードウェイの舞台で子役としてデビュー、『宇宙大戦争 サンタvs火星人』で映画初出演を果たす。1982年の映画『Butterfly』に出演してゴールデングローブ賞映画新人賞を受賞[1]。歌手としては1984年にグラミー賞最優秀女性ロック・ボーカリストのノミネートを受けた。 ニュージャージー州ホーボーケン出身。父アルフォンセ・スキパニはヴァイオリニスト、母サターニア・ニーナ(旧姓:ザドロウスキー)は舞台衣装監督としてブロードウェイのプロダクションに所属しており、メトロポリタン歌劇場、ニューヨーク・シティ・オペラなどでの仕事をつとめていた[2][3]。父方はイタリア系、母方はポーランド系である[4][5] 。その母の旧姓の一部からザドラという芸名を付け、タルラー・バンクヘッド主演のブロードウェイ舞台『Midgie Purvis』で子役としてデビュー。小中学校はニューヨーク市フォレストヒルの学校に通い、同じ学区にはレイ・ロマーノ、デヴィッド・カルーソらがいた。 1964年、火星人の少女役をつとめた『宇宙大戦争 サンタvs火星人』で映画初出演を果たすが、この次に映画へ出演する機会はしばらく先となる。その間、イスラエルの大富豪メシュラム・リクリスとの出会いがあり、1977年に結婚。食前酒デュボネのポスター、テレビ・コマーシャルに起用されたことから、デュボネ・ガールとして広く知られることとなる。なお、夫はアメリカ国内デュボネ卸企業の大株主であった。 そして、1982年の映画『Butterfly』(日本未公開)で主演を果たしてステイシー・キーチ、オーソン・ウェルズらと共演。主題歌"It’s Wrong For Me To Love You" の歌唱もつとめる。ストーリーは親娘の近親相姦を主題にした情欲的なもので、ザドラは当年のゴールデングローブ賞映画新人賞(現在は廃止)を受賞する。このとき同部門でノミネートされていた俳優はキャスリーン・ターナー(『白いドレスの女』)、レイチェル・ウォード(『シャーキーズ・マシーン』)、クレイグ・ワッソン(『フォー・フレンズ<4つの青春>』)、エリザベス・マクガヴァン、ハワード・E・ロリンズ(ともに『ラグタイム』)だった[6]。しかしこの受賞について、大金持ちの夫が広告宣伝活動の一環として賞を買ってあげただけなどの非難も受ける[7]。当時、ロサンゼルスのサンセット大通りには、ザドラのボディ・ラインを描いた巨大看板が登場しており、ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会についても、ラスベガスへの大名旅行と交換条件だったという噂まで広がっていた。
経歴
女優活動