ビー・ムービー
Bee Movie
監督スティーヴ・ヒックナー
『ビー・ムービー』(原題: Bee Movie)は、ドリームワークスが2007年に制作したアニメーション映画。主演・製作・脚本は『となりのサインフェルド』のジェリー・サインフェルド。監督はスティーヴ・ヒックナー、サイモン・J・スミスが共同で務めている。プロダクション・デザイナーは『チャーリーとチョコレート工場』で美術を手掛けたアレックス・マクダウェル。マクダウェルはアニメ経験こそなかったが、曲線と直線の対比でハチの世界と人間の世界を描き分けた。
もともと、この映画はサインフェルドがスティーヴン・スピルバーグと食事をしている際、ミツバチを主人公にした映画のアイデアを思いついたことから制作が始まっており、「ミツバチ」(Bee) と「B級映画」(B movie) をかけた『ビー・ムービー』(Bee Movie) というタイトルだけが先に決まっていた。当初の構想から完成には4年の歳月がかかっている。
アメリカでは公開時に積極的なメディアミックスが展開され、10冊もの本を出版したほか、ウェブサイトのGaia Onlineではウェブアイテム配布、プレイステーション2・Xbox 360・Wii・ニンテンドーDS・Microsoft Windows向けのゲームが制作されるなどした。 大学を出たばかりのバリーは蜂蜜をつくる仕事についたが不満を持っていた。ミツバチの世界では1度決めた仕事は一生変わることができない。ある日バリーは決まりを破って巣の外に出る。殺されそうなところを花屋のヴァネッサに助けられ交友を築くが、彼女とともに行ったスーパーマーケットで棚に大量のミツバチが並んでいるのを見つける。蜂蜜が人間に横取りされていると知ったバリーは訴えを起こして蜂蜜をミツバチのもとに取り戻す。しかしミツバチが働かなくなったことで世界中の花が枯れてしまう。困ったバリーとヴァネッサはパサデナで開かれるフラワー・フェスティバルに出品される最後の花を受粉しに向かう。 キャラクター英語版キャスト日本語版キャスト説明
ストーリー
キャスト
バリー・B・ベンソンジェリー・サインフェルド宮川一朗太物語の主人公。自分の仕事に不満を持ち巣を飛び出す。
ヴァネッサ・ブルームレネー・ゼルウィガー[2]日野由利加ニューヨークで花屋を営む女性。バリーを助ける。
アダム・フレイマンマシュー・ブロデリック小松史法バリーの親友。
レイトン・T・モンゴメリージョン・グッドマン浦山迅
シカッチクリス・ロック佐藤せつじヒッチハイクをしている蚊。
ケンパトリック・ウォーバートン乃村健次ヴァネッサのボーイフレンド。
トルーディミーガン・ムラリー
ジャネト・ベンソンキャシー・ベイツ滝沢ロコバリーの母親。
マーチン・ベンソンバリー・レヴィンソン稲葉実バリーの父親。蜂蜜のかき混ぜ係を担当している。
デュカリップ・トーン宝亀克寿
バンブレダン判事オプラ・ウィンフリー
ミツバチ陸軍指揮官エディ・イザード
レイ・リオッタレイ・リオッタ[4]森川智之本人役で出演。