「ビール」のその他の用法については「ビール (曖昧さ回避)」をご覧ください。
グラスに注がれたビール日本の缶ビールドイツの瓶ビール
ビール[1]100 gあたりの栄養価
エネルギー181 kJ (43 kcal)
炭水化物3.55 g
糖類0 g
食物繊維0 g
脂肪0 g
飽和脂肪酸0 g
一価不飽和0 g
多価不飽和0 g
タンパク質0.46 g
トリプトファン0 g
トレオニン0 g
イソロイシン0 g
ロイシン0 g
リシン0 g
メチオニン0 g
シスチン0 g
フェニルアラニン0 g
チロシン0 g
バリン0 g
アルギニン0 g
ヒスチジン0 g
アラニン0.012 g
アスパラギン酸0.016 g
グルタミン酸0.047 g
グリシン0.013 g
プロリン0.035 g
セリン0 g
ビタミン
ビタミンA相当量β-カロテンルテインと
ゼアキサンチン(0%) 0 μg(0%)0 μg0 μg
チアミン (B1)(0%) 0.005 mg
リボフラビン (B2)(2%) 0.025 mg
ナイアシン (B3)(3%) 0.513 mg
パントテン酸 (B5)(1%) 0.041 mg
ビタミンB6(4%) 0.046 mg
葉酸 (B9)(2%) 6 μg
ビタミンB12(1%) 0.02 μg
コリン(2%) 10.1 mg
ビタミンC(0%) 0 mg
ビタミンD(0%) 0 IU
ビタミンE(0%) 0 mg
ビタミンK(0%) 0 μg
ミネラル
ナトリウム(0%) 4 mg
カリウム(1%) 27 mg
カルシウム(0%) 4 mg
マグネシウム(2%) 6 mg
リン(2%) 14 mg
鉄分(0%) 0.02 mg
亜鉛(0%) 0.01 mg
マンガン(0%) 0.008 mg
セレン(1%) 0.6 μg
他の成分
水分91.96 g
アルコール (エタノール)3.9 g
単位
μg = マイクログラム (英語版)
ビール(オランダ語: Bier)は、酒の一種。様々な作り方があるが、主に大麦を発芽させた麦芽(デンプンがアミラーゼという酵素で糖化している)を、ビール酵母によりアルコール発酵させて作る製法が一般的である。
現在は炭酸の清涼感とホップの苦味を特徴とするラガー、特にピルスナーが主流となっているが、ラガーはビールの歴史の中では比較的新参であり、ラガー以外にもエールなどの様々な種類のビールが世界各地で飲まれている。
日本語の漢字では麦酒(ばくしゅ)とも表記される[注釈 1]。
名称( 音声 「ビア」)と、ale( 音声 「エール」)の2種類の言葉があり、エールの方が古い
ale 系インド・ヨーロッパ祖語の、alu-(「酔う」「魔術的な」など)から来ている。([1])
ゲルマン祖語:*alu
エストニア語: olu
デンマーク語: ol( 音声)
ノルウェー語: ol
スウェーデン語: ol( 音声)
beer 系
ラテン語: bibere(飲む、動詞)が起源
古英語ではビアとエールは違い、ビアは今のシードル(林檎酒)だったとする説もあるノルマン・コンクエストの後、一時 “beer” は無くなるが、麦芽飲料を指す呼称としてすぐに復活する。
オランダ語: bier( 音声)
ドイツ語: Bier( 音声)
フランス語: biere( 音声)
イタリア語: birra( 音声)
スペイン語、ポルトガル語では、ラテン語: cervisia(ケレースの力)から派生。
スペイン語: cerveza
ポルトガル語: cerveja
スラヴ語派諸国では、スラヴ祖語: *pivo の派生系を使う。
ロシア語: пи?во( 音声)
セルビア語: пи?во
ポーランド語: piwo( 音声)
語族の異なる言語での名称
日本語: ビール(オランダ語の bier からの借用語)、麦酒(ばくしゅ、中国語の漢字を使った意訳語)
中国語: ?酒(piji? 音声。おそらくドイツ語の Bier からの借用と中国語「酒」の合成)
台湾語: 麥仔酒(be?h-a-chiu。おそらく英語の beer からの音の借用と中国語「麦」と接尾辞「仔」の当て字、名詞「酒」との合成)、Bih-luh(日本語ビールからの借用語、オランダ語の bier からの再借用語
韓国語: ??(maekju / メクチュ。麦酒をハングル表記したもの)
フィンランド語: olut(ゲルマン祖語: *alu もしくはバルト語からの借用語)