ビーチボーイズ_(テレビドラマ)
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ビーチボーイズ
ジャンル
テレビドラマ
脚本岡田惠和
演出石坂理江子
澤田鎌作
木村達昭
出演者反町隆史
竹野内豊
広末涼子
マイク眞木
稲森いずみ
音楽武部聡志
オープニング反町隆史 with Richie SamboraForever
製作
プロデューサー亀山千広(フジテレビ)
高井一郎(フジテレビ)
制作フジテレビ

放送
放送チャンネルフジテレビ系列
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本

連続ドラマ
放送期間1997年7月7日 - 9月22日
放送時間月曜 21:00 - 21:54
放送枠月9
放送分54分
回数12

スペシャル
出演者桐島かれん
篠原涼子
竜雷太
放送期間1998年1月3日
放送時間土曜 21:03 - 23:30
放送分147分
回数1
特記事項:
第1話は30分拡大(21:00 - 22:24)
最終回は25分拡大(21:05 - 22:24)
テンプレートを表示

『ビーチボーイズ』(Beach Boys)は、1997年7月7日から9月22日まで毎週月曜21時 - 21時54分に、フジテレビ系の「月9」枠で放送された日本のテレビドラマ反町隆史竹野内豊のダブル主演作。 1997年9月にはノベライズ本も発売されている[1]

1997年12月27日に総集編が放送され、1998年1月3日にはスペシャルドラマが放送された。

2010年7月21日にDVD-BOX(全12話+SPドラマ/7枚組)、2023年7月26日にBlu-ray Box(全12話+SPドラマ/4枚組)が発売された。

2023年12月15日からはFODにて、スピンオフスペシャルドラマ『ビーチボーイズに憧れて』(主演は、スピードワゴン小沢一敬チュートリアル徳井義実)が配信され、前述ドラマには反町も出演している[注 1]
解説

それまでラブストーリーが多かった月9作品としては珍しい男同士の友情を軸に描いたドラマである。平均視聴率23.7%、最高視聴率26.5%を記録して大ヒット。反町隆史の出世作となった。これ以降の月9は男性俳優を主演としたサスペンスやコメディも企画されるなど、その幅を広げていくことになる。
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この節の加筆が望まれています。 (2014年9月)

女に捨てられ、行き場を失った桜井広海。大企業総和物産に勤める鈴木海都はミスでプロジェクトを潰してしまい、仕事から外されてしまう。出会うはずもないようなこの男2人が、しばしの休息を求めて海の見える地へと向かった。遭遇した2人が辿り着いたのは、寂れた民宿ダイヤモンドヘッド。

人生の頼れる先輩、だけど堅物そうに見える初老の経営者・和泉勝と孫娘・真琴がきりもりする民宿に転がり込んだ広海は、強引にバイトを決め込み、海都はマイペースに休日を過ごし始めた。広海の何事にも脳天気で、行動的なペースに次第に海都がはまり始めた頃、勝は民宿をたたむことを告げる。勝の決心は固そうだった。

そしてまた、別々に東京に戻っていく2人の男。取り残されたような真琴。だが勝はすでに真琴を東京にいる母のもとへ行かせることを決めていたのだった。

やっぱり海だ!2人の男は結局また民宿にもどってくる。
キャスト
主要人物
桜井 広海〈24〉
演 -
反町隆史このドラマの主人公。能天気でお調子者でスケベでいい加減な楽観主義者。いわゆるチャラ男だが、内面は繊細な一面を持ち、人の知らないところではかなり気を遣うところもある。民宿「ダイヤモンドヘッド」に来る以前は原富士子と付き合っており、彼女の元でヒモ暮らしをしており、料理の腕はかなり上手い。愛車はルノー・4キャトル。ガソリンを少なく入れる悪癖があるため、しばしばガス欠を起こして、海都他同乗者によく迷惑をかけることがある。子供の頃はライダーマンが好きだったが、変身する結城丈二(じょうじ)のことを結城しょうじと聞き違えてたり、専用バイク「ライダーマンマシン」の名前を「ライダーマシン」と誤解し、マシンの最高速度を200km/hにも満たない(実際の最高速度は250km/h)と語るなど、意外と基本データに疎かった。スペシャル編では、原田泉と共にサンタマリアナ島に渡り、彼女の父親からホテルのプールサイドにあるカフェ「ダイヤモンドカフェ」を任されて、なんと経営者になっている。ろくに英語もしゃべれないにも拘らず、持ち前の明るさから店でも人気者となる。
鈴木 海都〈27〉
演 -
竹野内豊このドラマのもう1人の主人公。クールで冷静沈着な秀才であり、何事も論理的な視点から捉えようとするゆえ、少々頭が固い部分も。相当の負けず嫌い。元々はエリート商社マンで、自分が立ち上げたプロジェクトに失敗し、休養に「ダイヤモンドヘッド」へ客として来たが、広海たち「ダイヤモンドヘッド」の人々に影響を受けるうちに会社を辞めることを決意。「ダイヤモンドヘッド」に戻ってきた。彼も広海と同年代の為、ライダーマンに詳しく、広海のライダーマンに関する知識の誤りを全て指摘した。スペシャル編では、1日違いで彼もサンタマリアナ島に渡り、イルカなどの海洋生物を捕獲して、海を知らない子供たちに届けるという仕事をしている。あちこちで感じる広海の気配に嫌な予感を感じていたが、不安が的中する。
和泉 真琴〈17〉
演 -
広末涼子自称、民宿「ダイヤモンドヘッド」の看板娘の高校生。母親は離婚しており、落ち着くまでの間はと祖父の勝に預けられている為、民宿を手伝いながら二人で暮らしている。見た目が幼く見えるせいか、子供扱いされると、すぐ機嫌を損ねる[注 2]。母親から捨てられた訳ではないが、置いていかれたような形で別れた為、嫌いではないようだが非常に複雑な感情を持っている。スペシャル編では、12月であるにもかかわらず繁盛している事に喜んでいたが、広海と海都がいない生活に寂しさを見せている。
和泉 勝〈62〉[注 3]
演 - マイク眞木民宿「ダイヤモンドヘッド」の経営者。昔はサーファーで、自称「日本で初めてサーフィンをやった男」。仕事はそっちのけでボートエンジンの整備や車の修理など、何かを作ったり整備したりと趣味が優先。しかし、渚二号店(海の家)では女の子との会話が出来るからと率先して店先に立つ典型的なスケベ親父。見た目の通り頑固者で口が悪いが、逆に見た目と違って子供っぽい部分もある。しかし、その自由に生きてきた生きざまから周りの人間には愛されている。12話で死去した。
前田 春子〈26〉
演 - 稲森いずみスナック「渚」のマドンナ。勝との付き合いは昔からで、お互いの過去をよく知っている。過去に離婚経験があり、その際に相手の両親に一方的に「息子」を取られている。毎日来るはずのないその「息子」からの手紙を待っているが…。スペシャル編では、「ダイヤモンドヘッド」の新社長となり、営業努力のおかげで勝が経営していた冬の時期より繁盛している。クリスマスパーティーで再会した桜や富士子から広海たちが同じ南の島で偶然再会したことを知る。年末恒例の福引き券の特賞にサンタマリアナ島行きの旅行券がある事を知り、当てようとするが…。
広海の関係者
原 富士子〈24〉
演 -
辻香緒里(第1話 - 第2話・第5話 - 第6話・スペシャル)広海の元恋人。スタイリストをしており、撮影に追われる毎日を過ごしている。


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