ビーイング
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この項目では、音楽制作会社について説明しています。その他の用法については「ビーイング (曖昧さ回避)」をご覧ください。
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株式会社B ZONE
B ZONE, Inc.本社が入居するトーマスビル
種類株式会社
本社所在地 日本
106-0032
東京都港区六本木5-2-2
トーマスビル
本店所在地550-0014
大阪府大阪市西区北堀江1-3-17
HORIE HILLS 10F
設立1978年11月1日
業種情報・通信業
法人番号2010401069301
事業内容音楽制作、音楽著作物出版、音楽ソフト製造、音楽コンテンツ配信、アーティストマネジメント、新人開発、映像制作、プラットフォーム事業、不動産投資事業、不動産会社、多目的ホール運営、損害保険代理店、金融ローン会社、飲食業、美容業など多岐に渡る部門を有す。
代表者代表取締役社長 升田敏則(トーマス升田)
売上高グループ全体 3013億円(決算2024年3月31日)
総資産グループ全体 7590億円(2024年3月31日)
従業員数グループ全体 単体192名(2024年現在)
連結1097名(アルバイト・契約含2024年現在)
決算期3月31日
主要株主長戸大幸、長戸千晶
主要子会社ビーインググループ一覧参照
関係する人物長戸大幸
外部リンクhttps://beinggiza.com/
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株式会社B ZONE(ビーゾーン、: B ZONE, Inc.)は、1978年東京都港区に設立された、音楽制作会社・レコード会社及びアーティストマネージメントオフィスであり、現在は音楽事業に加え、不動産開発・投資事業も主体となっている。創業者は長戸大幸

ビーゾーングループと呼ばれ、GIZA studioVERMILLION RECORDSビー企画室MRMZAIN ARTISTS堂島リバーフォーラム、株式会社ドリーマップス、株式会社セレステなど多岐に渡る部門を有する関連企業約50社以上を傘下にもつ企業集団である。
概要
創業

当初は小さなマンションの中にある、小規模な音楽事務所であった[1]

1981年にはLOUDNESSがデビュー。その後、1985年にはTUBE、1988年にB'zがデビューして、ビーイングにとって大きな稼ぎ頭となった。1990年には、BBクイーンズの『おどるポンポコリン』がちびまる子ちゃんの主題歌として大ヒットをするが、当初は売れても5?10万枚ほどだろうと長戸は予想していたという。
ビーイング系で躍進

1990年代初期から中期にかけて、ビーイングは躍進を遂げていく。ZARDWANDS大黒摩季DEENT-BOLANなどが次々とデビューして、大ヒットを記録していく。1993年においては、不況のさなかビーイング系アーティストは合計450億円前後を売上げ、業界の7%を占めた[2][3](俗にビーイングブームと呼ばれる)。

しかし、こうした中でも大半のアーティストのテレビへの出演を断っていたという[4]。同年の第35回日本レコード大賞にもビーイング系アーティストはノミネートされなかったが、ビーイング側の関係者によると音楽賞を否定しているわけではなく、スケジュールの問題で番組に出演できないだけとしている[5]
不動産投資事業で急成長

1998年頃からは音楽事業からの資金を元手に不動産投資事業に参入、「ビープラネッツ」をはじめとした不動産子会社が大阪府大阪市西区北堀江周辺に30棟以上のビル・マンションを取得・保有し、hills パン工場の「THURSDAY LIVE」などによって北堀江を若者の街に変化させた[3]。この手法はそれ以前に東京の代官山町でも使っており代官山町の土地のほとんどを創業者である長戸大幸が所有していた時期があり、若手の新進気鋭のデザイナーらに次々と出店させ代官山を現在の資産価値ある土地へと成功させ長戸大幸は巨額の富を得た。

その後も関西地区での不動産事業を拡大させ、「オーク四ツ橋ビル」、「HORIE hills」(旧GIZA hills)、「ANNEX GIZA」、「ビーイング四ツ橋ビル」などビル・マンションを2021年までに約2500棟以上を取得[6]、2008年には大阪市福島区ほたるまち)に多目的ホール堂島リバーフォーラムと高級賃貸マンションリバーレジデンス堂島を完成させた。

不動産のほとんどは貸しビル、高級デザイナーズ賃貸マンション、貸し事務所、駐車場などでグループ全体の収益の半数以上を不動産収入が占めている。不動産の多くは東京代官山一帯と大阪市の堀江・心斎橋一帯に集中しているが愛知県長野県岐阜県など全国に規模を拡大しているほかハワイ島ニューヨークスイスなどの海外にも不動産を所有するなど、かつてはビーイング系と言えば大手の音楽プロダクションとしての認知度が高かったが2022年現在では「関西の不動産王」と呼ばれるまでに急成長をしている。

音楽事業、不動産事業、IT事業のほか飲食業やライブハウス、音楽養成スクール、損害保険代理業、デザイン会社、イベント会社、番組・映像制作会社、ローン会社、法務などの経営もしている。
沿革
1970年代


1977年、作曲家だった長戸大幸が妹尾隆一郎のマネージメントオフィスとして、ビック・ミュージックを設立。

1978年9月5日、スピニッヂ・パワーの「ポパイ・ザ・セーラマン」を月光恵亮らと制作。

1978年11月1日、長戸大幸が六本木に株式会社ビーイングを設立。

1979年4月1日、江崎秀一がデビュー。

1979年5月21日、長戸秀介織田哲郎北島健二のパーマネントグループ、WHYがデビュー。

1979年8月21日、キングレコード内に新レーベル BILL BOX を設立する。

1979年11月1日、ビーイング音楽振興会を設立。(後に沙里、稲葉浩志上杉昇らを輩出)

1979年11月14日、株式会社ビック・インターナショナルを設立。(BEING GROUPのレコーディングスタジオ(後のStudio Birdman創設の為の会社)

1980年代


1981年7月1日、Studio Birdman/Brown Roomが完成。

1981年10月21日、Ading設立。Being Groupの宣伝広報部門として。

1981年11月30日、株式会社Treasury設立(Being Groupの財務・経理・法務部門として)。

1981年12月17日、LOUDNESS浅草国際劇場でのデビューコンサートを成功させる。この出来事は当時スタジオ・ミュージシャン中心の小さなインペグ屋でしかなかったビーイングを躍進させる原動力となった[7]

1983年半頃?、新宿 LIVE INN MURASAKIでライブハウスを展開。

1983年10月1日、Jawsman STUDIO完成。(リハーサルスタジオ)

1985年6月1日、TUBEが「ベストセラー・サマー」でデビュー(ハワイではこの日をTUBE DAYと定めている)。

1985年9月30日、Studio Birdman Gray Room完成。(レコーディングスタジオ)

1987年1月11日、YEAHブルース・セッション、目黒ライブステーションでスタート。


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