「MYA」はこの項目へ転送されています。アメリカ出身の歌手については「マイア (歌手)」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字(ビルマ文字)が含まれています(詳細)。
ビルマ語
??????????(????) Mran?m? bh?s? (cak?")
発音IPA: [mj?maza][mj?ma z??a]
話される国 ミャンマー
タイ・ラオス・バングラデシュ・シンガポール・マレーシアなど
地域東南アジア広域
民族ビルマ族
話者数第一言語:3200万人
第二言語:1000万人
言語系統シナ・チベット語族
チベット・ビルマ語派
ビルマ・ロロ語群
ビルマ諸語
ビルマ語
表記体系ビルマ文字
公的地位
公用語 ミャンマー
統制機関 ミャンマー言語委員会
言語コード
ISO 639-1my
ビルマ語(ビルマご、ビルマ語: ??????????????、ALA-LC翻字法: Mran? m? bh?s? ca k?"、IPA: /mj?ma bad?a z??a/ ミャマー・バーダーザガー)は、シナ・チベット語族のチベット・ビルマ語派(チベット・ミャンマー語派)ビルマ・ロロ語群に属し、ミャンマー連邦共和国の公用語である。ミャンマー連邦の総人口は約4,913万人(1999年の推計)であるが、ビルマ族のみならず同国内に135いるとされる諸民族の共通語ともなっている[1]。他にバングラデシュ・マレーシア・タイなどにも話者がいる。なお現在のところ、日本の公教育においては東京外国語大学及び大阪大学外国語学部で専攻語として開講されているのみで、専門的な学習の機会や場は多くない。ミャンマー語と呼ばれることもある。
表記にはビルマ文字が用いられる(参照: #文字)が、文字と実際の発音には様々な隔たりが見られる(参照: #音声)。
日本語における「ミャンマー語」と「ビルマ語」は、同一の意味を持つ。本項目では説明がない限り「ビルマ語」として名称を統一するものとする。 中華人民共和国南西部ではビルマ語と近縁の彝語[注 1]が話されているが、ビルマ語の祖語にあたる言語はそこから南下して紀元後9世紀までの間に現在のミャンマー(ビルマ)の地にもたらされたと考えられる[2]。そしてその言語がその地に暮らしていたモン族 (Mon) の言語であるモン語やパーリ語の仏典と接触した結果、チベット・ビルマ諸語の土台にモン・クメール諸語の基層や表記体系に加えてパーリ語仏典のイデオロギー的な上部構造を兼ね備えた言語が生まれた[2]。表記体系に関してはモン族が使っていた文字が11世紀後半ごろにビルマ語に使われるようになった(ビルマ文字)。12世紀前後には仏教徒の功徳を記録した碑文が多数現れるようになる。この時代に書かれたビルマ語を「古ビルマ語 この「古ビルマ語」から、15世紀 - 16世紀にその骨格が成立したと考えられる「ビルマ文語」(Middle Burmese、中ビルマ語、16世紀 - 18世紀)を経て、 現代ビルマ語(Modern Burmese、18世紀中頃 - )に至ったとされる。 子音を表す基本字母の周囲に母音記号と声調が組み合わさり文字を形成する。文字は、全体的に丸っこい形が特徴的である。 句読点には ?(。句点)と ?(、読点)を用いる。特有のビルマ数字をもつ。 ビルマ語の発音は日本語を通して見ると理解し難いものが多く、音便による発音の変化や語末の促音(厳密には声門閉鎖音 [?])などのほか先述のような同音異字の存在のために、文字だけを見て容易に発音を知ることはできない[3]。 以下、必要に応じて、国際音声記号 (IPA) を // や [] 書きで併記する。また表記のラテン文字転写には様々な方法があるが、ここでは極力ALA-LC翻字法 母音は主に8種類あり、それぞれに3種類の声調の区別(詳しくは#声調にて解説)がある。他に鼻母音や末尾に声門閉鎖音がつく母音などがあるが、言い換えればビルマ語において閉音節と呼べるのものは鼻母音で終わるものと声門閉鎖音で終わるものの2種類しかないということである[4]。以下の翻字は第1声調・第2声調・第3声調の順であり、ビルマ文字表記は他の子音字につく場合の形のものを3つずつ示した後に ? ?a を素体としたものを3つずつの順である。 "aN", "iN", "eiN" など母音の末尾が鼻音化するもの。綴りの上では末子音 "-m" "-n" "-?" が残っているが、現在ビルマ語ではその区別が消失して全て鼻音化している。
歴史
古ビルマ語
中ビルマ語
現代ビルマ語
文字ビルマ文字の使用例詳細は「ビルマ文字」を参照
基本字母 - 子音を表し、33個ある。同じ発音をさす文字が複数ある場合もある[3]。
複合文字 - 基本字母に、y, w, 無声化 などを示す記号が付いたもの。
母音記号は、声調との組合わせで決まる(参照: ビルマ文字#末子音)。母音は7個あり、声調との組合わせは7 × 3 = 21個である。
末子音 -N, ?(声門閉鎖音)で終わることを示す文字が複数ある。
音声
母音
a, ?, ?" [a] 母音の「ア」…無標, ?(文字によっては ?), ??(文字によっては ??); ?, ??, ???
i, ?, ?" [i] 母音の「イ」…?, ?, ??; ??(語によっては ?), ??(指示代名詞〈これ〉の場合は ?), ???
u, ?, ?" [u] 日本語の母音「ウ」よりもっと唇を丸める…?, ?, ??; ??(語によっては ?), ??(語によっては ?), ???(語によっては ??)
e', e, e" [e] 日本語の母音「エ」より口を平らにする…??, ?, ??; ???, ??(語によっては ?), ???
ai', ay?, ai [?] 日本語の母音「エ」より口を大きめに開く…??, 無標 + ??, ?; ???, ???, ??
ui', ui, ui" [o] 日本語の母音「オ」よりもっと唇を丸める…???, ??, ???; ????, ???, ????
o', o?, o [?] 日本語の母音「オ」より口を大きめに開く…???, ???(文字によっては ???), ??; ????, ????, ???(語によっては ?)
[?] 上記の母音が弱化することにより生じる曖昧母音(専用の表記は存在しない)
鼻母音