Billy
タイトルロゴ/末井昭[1]
ジャンル鬼畜系
エログロ
変態性欲
サブカルチャー
刊行頻度月刊
発売国 日本
言語日本語
定価500円→600円
出版社白夜書房
発行人中沢慎一
編集スタッフ小林小太郎
『Billy』(月刊ビリー)は、白夜書房が1981年から1985年まで発行していたポルノ雑誌。キャッチコピーは「スーパー変態マガジン」。
スカトロから死体・獣姦・SM・児童買春・切腹マニア・幼児プレイ・ロリコン・ドラッグ・シーメール・アナルマニア・フリークス・ボンデージ・フィストファックまで豪華なラインナップで綴る悪趣味の限りを尽くした日本を代表する伝説的変態総合雑誌であり、鬼畜系と呼ばれるエロ本の草分けとして名実ともにエログロ雑誌の一時代を築き上げた[2][3]。
本項では同誌の後継誌『Billyボーイ』についても扱う。 1981年6月創刊。元々本誌は高橋という白夜書房の新入社員が「芸能雑誌を作りたい」という一言から始まった雑誌で、当初はその後の路線からは想像が付かない位に至って普通の真面目な芸能インタビュー雑誌だった[4]。誌名はガンマンのビリー・ザ・キッド、ジャズ歌手のビリー・ホリデー、ピアニストのビリー・ジョエルの3人のインパクトある生き方に共感して「新しいインタビュー雑誌を作ろうとした」のが由来と元編集長の中沢慎一は述べている[5][6]。 しかし、白夜書房の返本記録率を作るほどの売れ行き不振(返本率が7?8割を超えたという)から半年足らずで大幅に路線変更となり[2][5]、責任を感じた高橋は雑誌から降板[4]。初代『ビリー』も3号で休刊した。その後、本誌は1981年12月号よりB5判型からA4判型になって復刊するが、それでも当初は思うように部数が伸びなかったという[6]。この頃、本誌の下請けになった編集プロダクション「VIC出版」の小林小太郎
概要