紋章地図
(郡の位置)
基本情報
連邦州:ノルトライン=ヴェストファーレン州
行政管区:デトモルト行政管区
郡:ヘルフォルト郡
緯度経度:.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯52度11分50秒 東経08度34分50秒 / 北緯52.19722度 東経8.58056度 / 52.19722; 8.58056
45,364人(2021年12月31日現在)[1]
人口密度:765 人/km2
郵便番号:32257
市外局番:05223
ナンバープレート:HF
自治体コード:
05 7 58 004
行政庁舎の住所:Bahnhofstrase 13 + 15
32257 Bunde
ウェブサイト:www.buende.de
首長:ズザンネ・ルーテンクレーガー (Susanne Rutenkroger)
郡内の位置
地図
「タバコの街」ビュンデを象徴する建造物であるタバコ倉庫ビュンデのショッピング街エッシュ通り
ビュンデ(ドイツ語: Bunde, ドイツ語発音: [?b?nd?] ( 音声ファイル)[2]、低地ドイツ語: Buine, Buune)は、ドイツ連邦共和国ノルトライン=ヴェストファーレン州北部ヘルフォルト郡に属す中規模都市である。この都市はビーレフェルトの北約 20 km に位置している。人口約 45,000人の本市はオストヴェストファーレン地方(デトモルト行政管区)に属すヘルフォルト郡で第二の都市である。その市域は1969年の市町村再編によるものである。
ビュンデは 853年に "Buginithi" として初めて文献に記録されている。この街はヨーロッパのタバコ産業の中心地であったため、現在でも「ツィガレンシュタット」(タバコの街)と呼ばれている。 ビュンデはトイトブルクの森とヴィーエン山地
地理ビュンデの高度分布
位置
最寄りの大都市は 20 km 南に位置するビーレフェルト、30 km 西に位置するオスナブリュックである。 ビュンデは、北はミンデン=リュベッケ郡のヒュルホルスト、東はキルヒレンゲルン、南はヒデンハウゼン、エンガーおよびシュペンゲ、北西と西はレーディングハウゼン、南西はニーダーザクセン州オスナブリュック郡のメレと境を接している。 エルゼ川が市内を東西に流れる。この川は水源から湧出するのではなく分流によって創出される世界的にも珍しい川である。この川は市を貫いてヴェラ川やヴェーザー川を経由して最終的に北海に注ぐ。市内では、数多くの小川の支流が南から北に向かって流れる。北から流れる例がゲヴィングハウザー・バッハ川である。この川は、エルゼ川に向かう流路で、エニヒロー=ゲヴィングハウゼンの氾濫原を通る。この他の支流としては、北から流れてくるアーラー・ブルーフバッハ川がある。この川はレディングハウゼンで湧出し、主にアーラー・ブルーフ地区を流れ、メレ市の市内でエルゼ川に合流する。この他にやはりレディングハウゼンで湧出するダルミューレンバッハ川、シュプラドウアー・ミューレンバッハ川やエーゼルバッハ川がある。南からはまずヴェルフェナー・バッハ川がエルゼ川に合流する。 この地域は、海抜 50 m から 140 m の間で緩やかに波打つ丘陵地のラーフェンスベルク丘陵に位置している。数多くの小さな谷(ジーケと呼ばれる)がしばしば急激に深く切れ込んでいる。地質学者はここを黄土に覆われたライアス統
隣接する市町村
水域
地質学
エルゼ川の谷やヴェレ川下流の東側には、東西方向に深く切れ込んだ氷河谷がある。海抜 105 m で、地質学上「山」と見なされないドーベルクによってビュンデは、漸新世時代の化石の、アルプスの北側で最も豊かな埋蔵地となっている。市南部の丘陵地は周辺に約 30 m ほど突出している。こうした丘は漸新世の海の堆積物から形成されており、当時の海洋性植物に関する情報を示している。なかでも卓越した出土品は、数百万年前のジュゴン目やハクジラ亜目の生物の骨である。この骨はドーベルク博物館(改修中はシュトリーディークシャー・ホーフ)で見学することができる。
ビュンデは、地熱ゾンデあるいは地熱ポンプを介した地熱井による地熱源の利用に中程度から高度、市東部の一部では極高度に適している[3]。ビュンデの土地利用図。オレンジ色は住宅・交通用地、白は農業用地、緑は森林である。 ビュンデ市の面積は 59.3 km2、南北軸の長さは最大 10.7 km、東西のそれは 11 km である。 市域は宅地化が強く進行している。ビュンデの中核市部周辺には、かつては独立した自治体をなしていた数多くの住宅地中心街がある。特に南部は、ヘルフォルト市やヒデンハウゼンとともに広域な住宅集中地域が形成されている。宅地でない部分にも大きな森は存在していない。この地域は肥沃なことから古くからの入植地であり、ヘルフォルト郡の他の地域同様、集約的に農業に利用されてきた。冬にしばしば氾濫するエルゼ川沿いの草地は粗放的に農業利用された。豊穣な黄土地域では、主に穀物やトウモロコシ、あるいはナタネが栽培された。以下の表に、2012年12月31日現在の詳細な土地利用状況を表示する[4]。 土地利用別面積住宅・交通用地農業用地森林その他 ビュンデ市はビュンデ市区と、1968年12月31日まで独立した町村および同時に廃止されたアムト・エニヒロー、アムト・キルヒレンゲルン、ヘルフォルト=ヒデンハウゼンに含まれる集落であった 11の地区で構成されている。ビュンデ市の地区地図 地区人口(人) 市の中心としてのビュンデ=ミッテ地区とエニヒロー、シュプラドウ、ジュートレンゲルン、ブシュテット、フンネブロックおよびヒュッフェンの中心街は、現在その大部分が一体化しており、ビュンデ市の中核部を形成している。市の西部に位置するホルゼンとアーレはやはり一体化しているが、個別に存在しているムックム、デュンネ、ヴェルフェンといった地区と同様に市の主要部分からは外れている。ビュンデ市の密集地区は一部は隣接するキルヒレンゲルンやヒデンハウゼンにまで続いている。 この地方で優勢なのは大西洋による海洋性気候である。直線距離で約 10 km 離れたヘルフォルトの長期の平均気候データ(1971年 - 2000年)を以下に示す。 ヘルフォルト(1971年- 2000年の平均値)の気候
市域の広がりと土地利用
面積 (ha)2,2043,39025283
占有率37.2 %57.2 %4.2 %1.4 %
市の構成
(2012年12月31日現在)[5]面積
(km2)人口密度
(人/km2)
アーレAhle1,9364.51429
ビュンデ=ミッテBunde-Mitte10,8233.752,886
ブシュテットBustedt1,6711.241,348
デュンネDunne4,03710.13399
エニヒローEnnigloh8,6957.451,167
ホルゼンHolsen3,6065.96605
ヒュッフェンHuffen1,8232.43750
フンネブロックHunnebrock3,2072.771,158
ムックムMuckum7646.51117
シュプラドウSpradow4,6937.48627
ジュートレンゲルンSudlengern4,4692.681,668
ヴェルフェンWerfen1,0574.01264
気候
月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月年
日平均気温 °C (°F)1.9
(35.4)2.4
(36.3)5.4
(41.7)8.8
(47.8)13.4
(56.1)15.9
(60.6)18.0
(64.4)17.7
(63.9)14.0
(57.2)9.9
(49.8)5.5
(41.9)3.2
(37.8)9.7
(49.5)
降水量 mm (inch)77.0
(3.031)53.0
(2.087)68.0
(2.677)53.0
(2.087)67.0
(2.638)81.0
(3.189)68.0
(2.677)70.0
(2.756)75.0
(2.953)64.0
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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