ビデオ戦士レザリオン
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ビデオ戦士レザリオン
ジャンルロボットアニメ、人間ドラマ
アニメ
原作八手三郎
シリーズディレクター森下孝三
キャラクターデザイン居村真二(原案)
本橋秀之
メカニックデザイン村上克司、小原髪夫
大畑晃一ひおあきら
音楽渡辺宙明
アニメーション制作東映動画
製作東映旭通信社
放送局TBSほか
放送期間1984年3月4日 - 1985年2月3日
話数全45話
テンプレート - ノート
プロジェクトアニメ
ポータルアニメ

『ビデオ戦士レザリオン』(ビデオせんしレザリオン)は、1984年3月4日から1985年2月3日まで、TBS系列で毎週日曜17:00 - 17:30(JST)に全45話が放送された、東映テレビ事業部・東映動画制作のロボットアニメ
概要

超電磁ロボ コン・バトラーV』(1976年)に端を発する、東映テレビ事業部制作のロボットアニメシリーズの9作目にして、同シリーズの最終作品に当たる。東映テレビ事業部が企画を手掛け、東映動画がアニメーション制作を担当するという制作体制は、シリーズ前作の『光速電神アルベガス』から踏襲されているが、本作品では制作局がそれまでのテレビ東京からTBSに移された他、広告代理店も前作までの東映エージエンシーに代わって旭通信社が参加している。

番組タイトルにある「ビデオ」はビデオゲームの略称であり、作中の設定やストーリーには当時モチーフとして先進的であった、コンピュータ・ネットワーク社会の要素が採り入れられている。これらの描写のモチーフは、1983年に公開された映画『ウォー・ゲーム』である。本作品の放送開始前に、ラジオ番組『ラジオアニメック』で本作品が紹介された際、パーソナリティーを務めていた小山茉美がこの映画を想起させる内容であるとコメントしたこともある。また、主人公が学業の成績を改竄するという描写[1]も、同作品の劇中に登場している。

また上記したコンピュータ・ネットワーク社会の要素以外にも、1980年代に流行したいわゆる「リアルロボット路線(現実性を重視し、物語を複雑に描く世界観)」の影響が、作品作りにも顕著に表れている。当初は最後までその路線を貫徹する予定だったが、ごく初期の段階で軌道修正が行われた。その影響で、本来レギュラーキャラとして設定されていたエリック・シッドが計2話の登場に留まったほか、モンローが実は敵のスパイといった設定の消滅、「シルベスタが反乱軍のスパイ狩りを行い始め、そのために月にいる父親を持つオリビアにスパイの嫌疑がかかる」「敬の姉が戦闘に巻き込まれて亡くなる」などといった、当初予定されていたハードな展開が全て白紙にされ、後半は地球外の星からの侵略者と戦う物語に変更された。

全体的なストーリーは2部構成であり、第1部のラストで敵側の中心人物であるゴッド・ハイドが暗殺され、第2部からは新たな敵としてギャリオらが登場し、主人公たちと度重なる死闘を繰り広げる。脚本は『光速電神アルベガス』より続投の酒井あきよしを中心に、首藤剛志、久保田圭司といった『まんがはじめて物語』の人脈で集められ、ロボット戦争物としては異色のエピソードも生み出された。また第2部の「ジャーク帝国編」からは、プロデューサーの吉川進とともに『宇宙刑事シャイダー』との掛け持ち参加となった上原正三がメインとなり、敬とギャリオのライバル対決、さらわれたオリビアの奪還、ジャーク大帝の延命のためのライフモス争奪戦などを中心に据えた、大河ドラマ的展開へとシフトしていった。特に最終盤には、上原が得意とする敵幹部の権力闘争に起因する組織の自壊が描かれ、ギャリオやゴッドハイドの猫も絡みストーリーを盛り上げた。

作画面では、第1話のみキャラクターデザインの本橋秀之が作画監督を務めた他、越智一裕が原画担当として参加しているが、基本的に『アルベガス』に引き続き海外の下請けに依存した制作体制であり、第2話から最終話前までの作画は大元動画などの韓国のスタジオが全て担当している[2]。番組中盤以降は越智が本格的に参加し、レーザーバトルギアのバンクシーン、アイキャッチ等を担当する他、31話・35話と続けて作画監督として入るが、海外原画の修正はスケジュールの都合でキャラクターにしか入れられなかったことによる不満から、一度ローテーションから抜け最終話まで絵コンテのみの参加となる。最終話には、越智の作画監督の下スタジオNo.1系のスタッフが結集した。越智一裕や本橋秀之の師匠で、最終話に原画担当として参加した金田伊功は、本作品でロボットアニメの限界を感じた旨を述べている。

玩具は前作『アルベガス』よりラインナップが少ないため、バンダイによれば『アルベガス』との対比で70%程度の見通しだったようである。実際の売上はそれを大きく下回る38%[3]と極めて苦戦を強いられた。
ストーリー

人口・環境・汚染問題のはけ口を地球の外に求める「地球クリーン化政策」のもとに置かれた未来の地球。火星と月が産業廃棄物や犯罪流刑者の送り先となっていた中、月で軍を組織したゴッドハイド博士は量産型戦闘ロボット「ブラックベアー」を開発、地球に対しての反乱を開始した。その戦闘の余波がブルーハイム博士・シルベスター将軍が指揮する地球連邦軍の物質電送システム実験場に及び、実験装置にミサイルが激突。パソコン好きの少年・香取敬の作った対戦ネットゲーム用の戦闘ロボットデータが、このときのショックで地球連邦軍のコンピューターと混線してしまい、敬がプログラミングした「レザリオン」が物質電送装置の力で実体化した。成り行きから彼は地球を守る戦いへと巻き込まれていくことになる。
登場人物
香取 敬(かとり たかし)
- 古谷徹東京都内の中学に通い剣道部に所属する、パソコン好きの少年。パソコン操作は並外れているが、その他の勉強の成績はいまひとつで、褒められたものではないらしい。ニューヨークの少年デビットとパソコン通信でデータをやり取りを使ってロボットゲームの通信対戦をしていたが、偶然の事故から連邦軍の一員として戦いに巻き込まれていく。当初はゲーム感覚で戦闘を行っていたが、戦いの中で命の尊さや大きな力を持ってしまった事に対する責任の重さ、仲間との絆の大切さなどを学び、戦士として、連邦軍に無くてはならない存在へと成長してゆく。敬の声を演じた古谷徹が『機動戦士ガンダム』で主人公アムロ・レイを演じた声優であるため、敬が出撃時に「行きまーす!」と叫んでからおどけるというパロディ的な演出が行われた場面がある。
オリビア・ローレンス
声 - 潘恵子(次回予告ナレーションも兼任)敬のガールフレンド。お調子者の敬のブレーキ役で、彼と同じく剣道部に所属しており、文武両道の優等生である。美人であるが、それを鼻に掛ける事は無い。しかし少々ヤキモチ焼きな面もあるため、異性に対して気が多い敬にはやきもきさせられる事も多い。唯一の肉親で、鉱山技術者でもある父を敵の根拠地月面に残している[4]。物語後半からは敵に拉致されるなどの展開を経て敬との距離を急接近させていく。
シルベスタ
声 - 野田圭一(1話-23話までの前半ナレーションも兼任)地球連邦軍の特殊部隊シークレットフォースと、防衛宇宙ステーション「ガードベルト」の司令官。反乱軍との戦いを正義の戦いと信じて疑わない。
ブルーハイム
声 - 滝雅也地球連邦軍の電送実験施設(ミラクル・ベース)の科学者。電送実験でノーベル賞を取ると息巻いていたが、突然の事故とそれに伴う巨大ロボットの誕生のせいで台無しにされたと憤慨していた。その後は、巨大ロボットにレザリオンと名付け、敬の協力者としてレザリオンの改良や修理に取り組んでいく。中学生の敬を戦いに巻き込んでしまった事に心を痛めており、学業と地球防衛の両立が酷であることから学業面に対し何かと首を突っ込む。
モンロー
声 - 川浪葉子シルベスタ将軍の秘書。初期設定では敵のスパイだった。
チャールズ・ダナー
声 - 若本紀昭連邦軍シークレットフォースのスタッフで、戦闘ロボG1のパイロット。サハラの乗るG2や量産型メカ・ガードスカイヤーと共にレザリオンと協力して戦う。


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