ビッグマック日本のビッグマック
日本のビッグマック栄養価[1]
エネルギー526kcal
たんぱく質25.9g
脂質28.2g
炭水化物41.9g
食塩相当量2.5g
ナトリウム990mg
発売元日本マクドナルド
価格(単品)480円?(税込)
ビッグマック(BIG Mac)とは、ファーストフードチェーンのマクドナルドが販売している、大型ハンバーガーである。 ビッグマックは、マクドナルドが創業27年後の1967年より発売している大型のハンバーガーで、マクドナルド・チェーンのシンボル的なハンバーガーである。ペンシルベニア州ユニオンタウンにあるマクドナルドのフランチャイズ店のジム・デリガッティ
概要
高さは最大で8 - 9cm・直径は約11cmほどで、これは一般的な成人の口を大きく開けた状態でのほぼ限界であることから、マクドナルド店内では大きな口をあけてほおばる人が見られる。また、いささか見た目はよろしくなくなるが、両手で上から圧迫して薄くして食べる人も見られる。上段と下段で2度に分けて食べる人が少なくない。その際、中段をどちらに付随させるかは好みによる。
形を崩さずに食べやすいよう[3]、提供時は硬い紙製の箱に入れて出される[4]。箱はまた「宝箱を開けたようなマクドナルドのFUNを感じていただきたい」という意図もあり[3]、実際ビックマックの特別感を引き立たせる要素になっている[4]。なお客が要望すれば箱でなく薄紙のラップに変更してもらえる店舗もある[3]。包装は、最初期ごろのみ他のハンバーガー同様に紙(防水紙)で包まれていたが、発泡スチロール(ポリスチレンペーパー)の容器に変更された。しかし、のちの環境意識の高まりから、現行の紙製になった。なお、アメリカの一部地域や豪州、ニュージーランドではメガマックよりも大きいモンスターマックが発売されており、ビッグマックソースなどを流用したサン・オブ・マック(Son of Mac)やミニマック(Mini Mac)あるいはベビーマック(Baby Mac)、またマックジュニア(Mac Jr.)として逆にハンバーガーパティ1枚のみという小型ハンバーガーがあり、日本でも2019年4月にビッグマックジュニアとして初登場した。
日本では2016年4月6日から1.3倍の大きさのグランドビッグマックが期間限定で、またメガマックを一回り大きくしたギガビッグマックが数量限定で発売された。 パン3層(上から「クラウン」「クラブ」「ヒール」の順)にパティ(ハンバーグ)2枚、レタスやタマネギみじん切りといった生野菜、ピクルスが挟んである。下の段にはチーズが挟んである。味付けは主に「ビッグマックソース」と呼ばれるサウザンドアイランドドレッシングに似た専用のソースで、このソースにはタマネギとカラシが含まれている。紙製の箱型の容器にそれぞれのバンズとトッピングを施し、蓋を閉めると完成するという手法がとられている。 パンの上部には白ゴマが張り付いており、「クラブ」部分はかつては両面ともキツネ色に焼かれていたが、調理の時間がかかることもあり、2004 - 2005年に導入された「Made for You」システム(注文を受けてから調理に入るため無駄が少なくできたてを提供できる:→調理と販売)導入以降は、片面しか焼かれなくなった。このため食感や味も異なっており、好みの分かれるところとなっている。ビッグマックセットの例 このハンバーガーは、ファーストフードチェーンの常として世界的にも同サイズ・同品質で販売されている。しかもマクドナルドは世界各国に支店を持つ。そして価格は国際市場で変化する為替レートによらず現地の経済的調査に基づいて決定されている。ただし、他の品目との価格差は、当事国の価格弾力性を加味した販売・価格戦略により異なってくる。 これらの条件から、各国の通貨のレートによらない実質的な価値を測る上でこのビッグマックに注目する経済学者もおり、この指標はビッグマック指数と呼ばれている。同指標は英経済新聞のエコノミストに発表された。 ビッグマックのイメージキャラクターとして、現在マクドナルドのイメージキャラクターとして活躍するドナルドの仲間に、1980年代にはビッグマックポリスという警官のキャラクターがいた。このキャラクターは、大柄でしし鼻ののんびりした「お巡りさん」で、マクドナルドのイメージキャラクターが住むと言うマクドナルドランドの治安を守っているという設定だった。 しかし、このキャラクターは現在使用されていない。マクドナルドの公式発表によれば「平和なマクドナルドランドには、犯罪は存在しない」ためであるという。何らかの疾病を連想させかねないあばた顔について、差別問題が指摘されたという説も流布されているが、同説を裏付ける証拠はなく、都市伝説の域を出ていない。 国カロリー炭水化物タンパク質全脂肪食物繊維ナトリウム重量外部リンク
材料・調理法
経済指標として
キャラクター
バリエーション
50周年記念
2018年には、ビッグマック50周年を記念して、「ビッグマック ベーコン」、「ビッグマック BLT」の2商品が期間限定で販売された[5]。
ジュニア、グランド、ギガ
2019年、2020年には期間限定で、「ビッグマック ジュニア」、「グランド ビッグマック」、「ギガ ビッグマック」の3種類が販売された。
ダブルビッグマック
2020年にはアメリカが期間限定で、「ダブルビッグマック」が販売された[6]。
世界各国のビッグマック栄養価
オーストラリア480kcal36.2g25.3g24.9g800 mg ⇒.au (PDF)
カナダ530kcal44g (15%)24g29g (45%)3 g (12%)1020mg (43%)208g ⇒.ca
デンマーク497kcal43g27.1g24.1g219g ⇒.dk
イギリス493kcal44g26.7g22.9g5.9g2.25g ⇒.uk (PDF)
ドイツ503kcal44g26g25g ⇒.de
フランス492kcal38.9g26.2g25.8g4.2g900mg ⇒.fr
インド - West Zone
(チキンマハラジャ マック)573kcal54g32g26g255g ⇒.com
日本526kcal41.9g25.9g28.2g2.6g990mg217g.jp
韓国535kcal46g27g29g750mg219g ⇒.kr
中国500kcal45g26g24g870mg ⇒.cn
マレーシア484kcal46g26g23g730mg209g ⇒.my
メキシコ600kcal50g25g33g4g1050mg219g ⇒.mx
トルコ496kcal49.8g27.9g21.1g810.9mg ⇒.tr
アメリカ合衆国540kcal45g (15%)25g (45%)29g (45%)3g (14%)1040mg (43%)214g ⇒[1] (PDF)
関連商品
メガマック
詳細は日本マクドナルド#期間限定(プロモ)商品の節やメガマックの項目を参照
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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