ビッグサンダー・マウンテン
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.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}プロジェクト ウォルト・ディズニー・パークス・アンド・リゾーツポータル ディズニー

ビッグサンダー・マウンテン(Big Thunder Mountain Railroad、Big Thunder Mountain)は、世界のディズニーパークにあるローラーコースタータイプのアトラクションである。

アメリカ合衆国アリゾナ州セドナにある「サンダーマウンテン」を外観上のモデルに、ゴールドラッシュに湧いたカリフォルニア州の岩山を設定上のモチーフとして、ゴールドラッシュが過ぎた1880年代の廃鉱を暴走する鉱山列車に乗車するストーリーとなっている。ウォルト・ディズニー・イマジニアリングに勤めたトニー・バクスターが、青年時代にクルミの木で作ったおもちゃの迷路がこのアトラクションの原案となった。
ビッグサンダー・マウンテンがあるパーク

ビッグサンダー・マウンテン鉄道(Big Thunder Mountain Railroad)

ディズニーランドディズニーランド・リゾート

マジック・キングダムウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート


ビッグサンダー・マウンテン

東京ディズニーランド東京ディズニーリゾート

ディズニーランド・パークディズニーランド・パリ


ストーリー

舞台はカリフォルニア州。1848年ごろのゴールドラッシュのあおりで、開拓者たちは金塊を求めて赤茶けた岩山の「ビッグサンダー・マウンテン」で採掘を始めた。先住民たちは、「ビッグサンダー・マウンテンは精霊や神々が住む山であり、昔から超自然的な力が存在するため、うかつに掘り続ければ災いが起こる」とたびたび警告をしていたが、開拓者たちは警告を無視して掘り続け、ついには鉱山会社「ビッグサンダー・マイニングカンパニー (Big Thunder Mining Company) 」を設立し、さらに企業的な採掘を始める。ところが、そのうちに鉱山では謎の事故が多発、そして機関士がいないのに鉱山列車が暴走しているという噂が立つほどになった。それ以来ビッグサンダー・マウンテンは、勇敢な開拓者ではないと入るのが難しいくらい危険な鉱山となっている。ゲストたちは、ビッグサンダー・マイニングカンパニーの事務所から列車に乗り込む。
各施設紹介
ディズニーランド

ビッグサンダー・マウンテン鉄道
Big Thunder Mountain Railroad
オープン日1979年
スポンサーなし
定員30人/1編成(5両)
利用制限
身長102cm以上
ファストパス
シングルライダー

8つのテーマランドのうちフロンティアランドに存在する。世界のディズニーパークで初めてオープンしたビッグサンダー・マウンテンである。最高速度は約45km/h。他のパークのものと大きく異なり、乗り場には屋根がない。また、コースも左右対称の造りになっている。コースの脇にはディズニーランド版の舞台設定である「レインボーリッジ (Rainbow Ridge) 」の街並みも作られている。

2013年1月から2014年3月にかけて、初めて大規模な改修工事が行われた。レールと車両の交換の上に、三度目の巻き上げでプロジェクションマッピングによる演出が追加された。中はダイナマイトによる爆破の採掘現場になっており、パリにもリニューアルの際にこれらと同一の演出が追加されている。
マジック・キングダム

ビッグサンダー・マウンテン鉄道
Big Thunder Mountain Railroad
オープン日1980年11月15日
スポンサーなし
定員30人/1編成(5両)
利用制限
身長102cm以上
ファストパス
シングルライダー対象外

6つのテーマランドのうちフロンティアランドに存在する。マジック・キングダムではスプラッシュ・マウンテンもフロンティアランドに位置するため、二つのアトラクションが隣り合っている。ディズニーランドのものに比べて最高速度が上がっており、約58km/hである。

マジック・キングダム版の舞台は「タンブルウィード (Tumbleweed) 」の街で災いによって大洪水が起こり街が衰退してしまった設定で、コース脇にあるタンブルウィードの街並みも水びたしの状態で作られている。また2013年のリニューアルからストーリーが拡張され、洪水が起きた後に「バーナバス・T・ブリオン (Barnabas T. Bullion) 」という実業家がビックサンダー・マイニング・カンパニーを設立した展開になっている。ブリオンは「S.E.A.」という組織のメンバーの設定で、アトラクション待機列には同じくS.E.A.メンバーの「ジェイソン・チャンドラー」がブリオンに採掘の中止を勧める文面の手紙がプロップとして飾られている。
東京ディズニーランド

ビッグサンダー・マウンテン
Big Thunder Mountain
オープン日
1987年7月4日
スポンサー第一生命
所要時間約4分
定員30名/1編成
利用制限身長102cm以上 乗り物に1人で座って安定した姿勢を保てない方はご利用になれません。

高血圧の方、心臓・脊椎・首に疾患のある方、乗り物に酔いやすい方、その他アトラクションのご利用により悪化するおそれのある症状をお持ちの方はご利用をご遠慮ください。妊娠中の方はご利用をご遠慮ください。高齢の方はご利用をご遠慮ください。
ファストパス対象外
シングルライダー○(2022年現在はサービス停止中)

7つのテーマランドのうちウエスタンランドに位置しており、1987年7月4日にオープンした[1]。総工事費用は当時の価格で約80億円[1]。最高速度は42km/h[1]。制動機構にリニアモーターが使用されており、これは安定した制動力の確保や振動・騒音の軽減に作用している[1]。乗り場案内のアナウンスは富田耕生が担当している[2]

2000年7月24日、東京ディズニーランドで最初にディズニー・ファストパスが導入された。当初ファストパス発券所はアトラクションの入り口左側に存在しており、計6台が設置されていた。また、他のアトラクションに設置されているファストパス発券所の英語表記は「FASTPASS TICKETING」と書かれているが、このアトラクションのみ「FASTPASS Distribution」と書かれていた。2014年1月29日?2014年2月13日のメンテナンスで入り口右側に移動し、英語表記も他のアトラクション同様「FASTPASS TICKETING」となった。2008年前半にはライド乗り場にホームゲートが設置された。

2023年7月26日から「40周年記念プライオリティパス」を導入している。

2019年より試験的にシングルライダーを実施していたが、2020年1月1日より正式に導入された(2022年9月23日より休止中)。

クリッターカントリーの「スプラッシュ・マウンテン」、トゥモローランドの「スペース・マウンテン」と合わせて3大マウンテンと呼ばれる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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