ビッグオーダー
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ビッグオーダー
ジャンル
ロー・ファンタジーサスペンス
漫画
作者えすのサカエ
出版社角川書店
掲載誌月刊少年エース
レーベル角川コミックス・エース
発表号2011年11月号 - 2016年9月号
巻数全10巻
話数全54話(エピローグ含む)
その他2016年10月号にエピローグ掲載
アニメ
原作えすのサカエ
監督鎌仲史陽
シリーズ構成高山カツヒコ
脚本高山カツヒコ
キャラクターデザイン小島智加
音楽Evan Call
アニメーション制作asread.
製作ビッグオーダー製作委員会
放送局TOKYO MXほか
放送期間2016年4月 - 6月
話数全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメ
ポータル漫画アニメ

『ビッグオーダー』は、えすのサカエによる日本漫画。『月刊少年エース』(角川書店)にて2011年11月号から連載開始。作風としては前作『未来日記』の系統を継承した少年漫画。異次元から現れた謎の存在によって力を得た超能力者の戦いを描いている。第1巻から第6巻までが第一部にあたり、第二部は2014年10月号から2016年9月号まで連載。2016年10月号に、エピローグが掲載された。

2015年10月にOVA化された後、同じスタッフ・担当声優でテレビアニメが2016年4月より6月まで放送された。
あらすじ.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。あらすじの書き方を参考にして、物語全体の流れが理解できるように(ネタバレも含めて)、著作権侵害しないようご自身の言葉で加筆を行なってください。(2016年4月)(使い方

これは世界の滅亡からはじまる物語。

天草市の男子高校生・星宮エイジには、ある秘密があった。それは10年前、謎の少女・DAISYに世界支配を願ったことで最強の能力者(オーダー)となり、その力を暴走させて世界を滅亡寸前にまで追い込んでしまったのである。大破壊で両親を失ったエイジは能力と正体を隠して普通の生活を送りながら、不治の病にかかっている妹・瀬奈への見舞いを日課としていた。大破壊後、世界に能力者は2000人以上にまで増え、各地で災いをもたらしていた。特に被害の酷かった日本は独自の統治能力を喪失したため、国連暫定統治機構によって支配されており、九州は暫定統治機構の支部である太宰府政庁とその軍隊によって、治安を維持されていた。

そんなある日、高校に転校してきた美少女・紅鈴に、エイジは一目惚れをしてしまう。住むアパートが一緒であるとわかり幸運に思ったのも束の間、不意を突かれてエイジは鈴に刺殺されそうになる。鈴は太宰府政庁所属の軍人にして不死の力を持つ能力者であり、大破壊で死んだ両親の仇を討つため、エイジを狙っていたのである。

戦いの中、かつて自分が「世界支配」を望んだのは世界を破壊するためではなく、平和にするためであったことを思い出したエイジは、決意を新たに再び「世界支配」を成功させて世界を革新させることを宣言する。

エイジは手始めにその能力で鈴を支配し、「エイジの領土から一生出ないこと」「エイジとその妹を傷つけないこと」を約束させるが、もののはずみで「鈴を伴侶にする」という命令も下してしまう。うろたえるエイジとは裏腹に、鈴は「エイジの側にいればいつかは彼を始末できる」と喜ぶ。はたして世界は、そして2人の運命はどうなるのか。
登場人物

声優はアニメのもの。
主要人物
星宮 エイジ(ほしみや エイジ)
声 -
森田成一、三上枝織(幼少期)本作の主人公九州地区天草市の高校に通う男子高校生。10年前に「世界支配」を望み、世界を崩壊の一歩手前にまで追い込んだ。10年前までは、テレビ番組の主人公であるダイアクジャーに憧れていた。ダイアクジャーは世界支配を目的とし、そのために巨悪として追われるが、彼の本当の目的は世界の統一による平和だったため、自身がダイアクジャーのようになることを願ったが、力を暴走させて世界を破壊し、両親も死なせてしまった。その後、ショックによって自分が願ったのが「世界の滅亡」であったと勘違いし、やる気のない高校生活を送っており、余命半年と宣告された妹の瀬奈が逝去するまで、凡庸な兄を演じられればよいと考えていた。だが、自分を仇と狙う鈴との戦いの最中、願いが平和のための「世界支配」であったことを思い出し、再度世界の支配を宣言する。その後は、妹の救命と世界の支配を遂げるため、果敢な性格となる。能力者による新世界確立を目論む太宰府政庁の十人衆によって、九州独立戦争のリーダーに無理矢理指名されてしまう。「世界支配」という目的を共有すること、妹が政庁のフラン中尉によって延命されていることから、渋々この指名を受け入れ、十人衆を支配下に置いて、まずは山口県侵攻による本土上陸を目指すことになった。アニメ版では、ゲートから神が出現。デイジーの協力により、本領発揮のオーダーでゲートを閉じると同時に崩壊した世界を元に戻し、すべてのオーダーを消滅させた。その後、世界を破壊したのは星宮機関にして、星宮源内が首謀者ということで世界に情報が広まり、その世界を救ったヒーローということになっている。
拘束する支配者(バインドドミネイター)
自身が歩いた場所を「領土」とし、領土上に入ったものを、無機物・有機物に関わらず完全に物理的に支配する(重力・空気抵抗といったものも支配可能)。支配した対象は物理法則を無視して命令、操作できる。弱点は、生物の心までは支配できない、オーダーを意識的に命じる前に攻撃された場合には対処できない、能力発動中ならば命令形になる言葉全てが命令として認識され、エイジの本意ではない命令も実行される場合がある。そのため力が暴走しないよう、DAISYによって、領土範囲が1万分の1に抑えられている。願いは「世界支配」。化身は身体中を包帯のようなものでぐるぐる巻きにされた怪物。身体中にアンカーをぶら下げている。
支配者+霊視エンジン(ドミネイターアドオンれいしエンジン)
壱与の能力と合体させた姿。一手先の未来をラグなしで予知する。支配者の化身に三日月型の兜飾りとヒゲのようなものがつき、ややマッシブになる。
支配者+魔手(ドミネイターアドオンマジックハンド)
殺人の能力と合体させた姿。領土外であっても200mまでなら飛ばした手で掴んで支配することができる(最大6体)。支配者の化身にマスクがつき、背中から6本の腕が生える。
記憶の盗掘者(イリーガルディガー)
エイジ本来の能力。エイジ自身と瀬奈のみを対象とし、記憶と能力を奪うことができる。願いは「瀬奈の罪を自分が被る」。
拘束する支配者+再生(バインドドミネイターアドオンリバース)
鈴の能力と合体させた姿。領土内の敵を燃やし、仲間を癒す。範囲効果能力。化身は再生の炎が支配者と同じように包帯で巻かれた姿。
紅 鈴(くれない りん)
声 - 三上枝織本作のヒロインの1人。紅がかったピンク色のツインテール[注 1]に、花のコサージュを付けた転校生の美少女。その正体は軍人で、太宰府政庁の少尉。武器は日本刀。後述の事情からエイジを両親の仇と認識し、強烈な殺意を持つが、日が経つに連れてその感情は好意的感情に変化していく。10年前の大破壊で起きた火災によって両親を失い、自身も瀕死の大火傷を負う。一家心中かと思っていたときにDAISYに「再生」を願い、不死能力を手に入れた。本来の偵察任務を放棄してエイジを殺害しようとするが、逆にエイジの能力によって支配され、「伴侶」にされてしまう。その後も能力の裏をかいて何度もエイジを殺そうとするが、やや頭が悪いせいもあり、毎回失敗して自滅してしまう。エイジを殺すのはあくまで自分であると主張し、フラン中尉と再戦しようとするエイジにアドバイスをしたり、エイジ殺害のため共闘を申し出る平景清の誘いを断ったりしている。広島で羽鳥とすれ違い、彼に「拘束する支配者」を解かれ、エイジと戦うようにけしかけられ、「男に尻尾を振るチョロい女か!」とエイジの左腕[注 2]を刎ね、合流してきた壱与と弁慶まで切りつけるが義経に腕の欠損と負傷を復元され、エイジに引き止められるがアッカンベーして逃走。アニメ版の終盤では、瀬奈に鈴の刀で刎ねられたエイジの左腕の欠損を「再生の炎」で復元し、星宮兄妹への今までの暴挙を泣いて謝り、エイジとキスを交わして合体して、源内とリターンマッチした。
再生の炎(リバースファイア)
不死・再生の能力。能力者が致命傷となる傷を負った際、自動的に治癒する。意識的にオーダーを命じることで、自身の再生速度を早めたり、他者や無機物を再生させたりすることが可能。ただし、古い傷や病気などを治すことはできない。願いは「再生」。化身は炎に包まれ、眼帯をした
再生の炎+霊視エンジン(リバースファイアアドオンれいしエンジン)
壱与の能力と合体させた姿。予知と癒しの力を併せ持つ炎を生む。化身は再生の炎に陰陽型のギャグボールと目隠しがついた姿。
星宮 瀬奈(ほしみや せな)
声 - 久野美咲本作のヒロインの1人。エイジの妹で、兄とは仲睦まじい。エイジの父・星宮源内の再婚相手の連れ子であるため、血の繋がりはない。太宰府政庁の行ったオーダー適性検査はE?(不適格)。世界にも数例で治療成功例が皆無の珍しい白血病にかかっており、エイジの伯父が経営する星宮総合病院に入院していた。余命半年と宣告されており、エイジはこのことを伏せていたが、それとなく知っていたようだ。エイジに対してはかなりの独占欲を持つ。フラン中尉によって太宰府政庁に人質として拘禁され、彼の時間停止能力によって意識と病状の進行を止められている。実は10年前に世界の滅亡を願った張本人であり、エイジのバインドドミネーターはそもそも彼女の能力であった。世界を滅ぼしてしまった彼女を救うことを願ったエイジの本来の能力であるイリーガルディガーによって記憶と能力を奪われて10年を過ごしていたが、一連の事件によって頭部に取り憑いていたディガーが排除されたことで記憶を取り戻した。


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