ビックリマン
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この項目では、菓子商品およびシリーズ全般について説明しています。同商品の付属のシールについては「ビックリマン (シール)」を、テレビアニメ第1作については「ビックリマン (アニメ)」をご覧ください。

ビックリマンは、1977年昭和52年)から日本で発売されている株式会社ロッテチョコレート菓子。「ビックリ」することをコンセプトとしたシールおまけとして封入した商品である。

当初のおまけシールのシリーズは誰かを驚かせることを狙ったデザインでそれなりの人気を博していたが、1985年(昭和60年)に出した第13弾を最後に終了した。換わって新たに始まったシリーズは、驚くような珍しいシールが入っていることを売りにしたもので、トレーディングカードの要素が生まれたことも相まって人気が沸騰した。特に「悪魔VS天使」シリーズは1980年代後半から1990年代初頭にかけて大ブームを巻き起こし、アニメなど様々な関連商品をも生み出した。『別冊宝島』には1985年のサブカルチャーおよび流行の一つとして紹介されている[1]

本体となる「ビックリマンチョコ」は、チョコレートウエハースではさんだものである。日本人1970年代生まれを中心とした世代には、チョコレートの中にピーナッツが入っていたイメージが強いが、時代によって適宜変更されている。本体価格も発売当初は30円であったが、50円、60円と値上げされ、2005年平成17年)以降は80円になった。タイアップ商品での定価はその都度異なっている。
概略
チョコレート

1977年10月、初代「ビックリマンチョコ」が発売。「どっきりシール入り」。発売価格は30円で、シールサイズは48mm四方。ウエハースの中にはチョコとアーモンドクランチ入り。

1979年、(初代)ビックリマンの第2弾である「新ビックリマン」が発売。「立体どっきりシール入り!」。チョコ内のアーモンドクランチがピーナッツに変更。

1985年8月、10代目となる「悪魔VS天使シール入り!」が発売(至1991年)。一大ブームに。

1987年、過去の「悪魔VS天使シール」が入った「ビックリマンアイス」「ビックリマンスナック(カレー味→チキンコンソメ味)」が発売(至1990年)。発売価格50円。

1988年、公正取引委員会の指示に従い、シールの材質価値及び混入率を均一化
[2][注 1]

1991年8月、11代目となる「新決戦 スーパービックリマンチョコ」が発売。「バイオ悪魔VSメカ天使シール入り」(至1993年)。シールサイズ(48mm→52mm〉及びチョコのサイズが大きくなり、価格は30円から50円に変更した。派生商品である「ビックリコ」も発売され、これも同じ仕様で作られている。ただし旧来通りの仕様での10代目も1992年の31弾まで併売され続けた。

1998年7月、復刻された「悪魔VS天使シール」が入った「ビックリマンチョコ 伝説復刻版」が発売。以降発売分から、本体価格が60円に変更。

1999年7月に『ビックリマン2000』が発売。その後にビックリマン2000アイス、ビックリマン2000ドリンク〈各100円〉が発売。

2001年12月、復刻された「悪魔VS天使シール」が入った「ビックリマン スペシャルセレクション2」が発売。以降発売分から、チョコ内のピーナッツがアーモンドに変更(同時に発売していた『ビックリマン2000』のチョコも翌2002年、第10弾シール封入分より変更。)[3]

2005年7月、悪魔VS天使シリーズの20周年として「ビックリマン 20th ANNIVERSARY」が発売。以降発売分から、本体価格が80円に変更[2]し、シールサイズが48mmに戻る。素材もすべてホロプリズムで統一されている。

2007年3月、「ビックリマン」の生誕30周年記念として「ビックリマンホロセレクション」チョコが発売。悪魔VS天使シリーズのホログラムシールが封入された。本体価格はこの商品のみ180円(翌2008年4月にも第2弾が発売された)。

2010年8月、20代目となる「ビックリマン 漢熟覇王」が発売(至2011年)。以降発売分から、チョコ内のアーモンドがクッキークランチに変更。

2014年8月、悪魔VS天使シリーズの30周年[注 2]として「ビックリマン オールスターセレクション」が発売。ビックリマンオールスターと明記されているが、実際は「悪魔VS天使シリーズ」のみからのセレクション。

2020年5月26日、悪魔VS天使シリーズ35周年[4]として「悪魔だらけのビックリマン」「天使だらけのビックリマン」が発売。悪魔VS天使シールの1?31弾と超元祖32弾のヘッドから人気投票を行い、おもて面左上に順位の入ったタバック加工のアルミシールが封入された。悪魔・天使共にトップ10は描き下ろしが追加され、悪魔89種、天使95種の合計184種が展開された。

現在の仕様は『シールサイズ48mm四方、シール素材はエンボスメタルシールもしくはタバック加工のアルミシール、クッキークランチ入りウエハースチョコ』が基本である。本体価格においては悪魔VS天使シール系は80円、コラボ系は100円。

周辺情報、メディアミックス・関連商品情報

この節の加筆が望まれています。

シール詳細は「ビックリマン (シール)」を参照
最初期

1977年に発売された際には「どっきりシール」という使って悪戯を行えるというコンセプトシールが封入されていた。背景が透明で、本物らしく似せたコンセント、キスマークなどの写真がシールになっており、壁などに貼って遊ぶことが推奨されていた。その後1985年までは「立体どっきりシール」「ウッシッシール」「マンギャシール」「まじゃりんこシール」などとマイナーチェンジを繰り返していた。

直接のシリーズ関連はないものの、コンセプト的には同じくロッテより発売されていたはりはり仮面シリーズを前身とする。
悪魔VS天使シール

ブームとなった「悪魔VS天使」シールは1985年から発売開始された。シールの種類は天使と悪魔とお守りの3枚1組で各12種ずつあって、2ヶ月ごとにバージョンチェンジがなされていった。悪魔は寒色系の地味な色合い、お守りは透明なシール、天使はキラキラと光っており、悪魔の4分の1の割合しか封入されていない希少度の高いシールであった。また、1箱(40個入り)に1・2枚しか入っていない更に貴重なヘッドというレアシールが存在した(通常ならば1個に1枚のオマケシールであるが、極稀に2枚入っていることもあった。)。

ビックリマンシールは、発売された翌年から小学生男子を中心に大ブームを引き起こし、毎月の販売数は1300万個にのぼり出荷金額は1000億円を超えた。フルタ製菓の「ドキドキ学園」、カネボウフーズの「ラーメンばあ」や「ガムラツイスト」、明治製菓の「仰天人間バトシーラー」、カバヤ食品の「ハリマ王の伝説」、森永乳業の「秘伝忍法帳」など、他のいくつかのメーカーからもビックリマンの類似品が多数販売されたが、追随を許さなかった。

ヒットの要因は、シールにストーリー性とゲーム性を取り入れたことにある。一見駄洒落ばかりに見えるキャラクターの名前と、神話創世記を匂わす密度の高いストーリーが魅力的であった。シリーズが進むにつれてキャラクターがパワーアップするという手法も、ユーザーのコレクター魂を引き起こすのには十分であった。

また、シールの裏にはさまざまな文章が書かれており、アニメや漫画などの原作が無いにも拘らず、お菓子の中だけで独自のストーリーが展開されていった。これは前例の無かったことである。たまに暗号めいたものがあったりと、シール1つで、まるで読書のように行間を読ませる手法も、人気の大きな要素であった。
ブームの広がり

ビックリマンはまず、講談社の『コミックボンボン』が1つの話題として取り上げ、翌月に小学館の漫画雑誌『月刊コロコロコミック』で話題を取り上げた。このビックリマン人気にいち早く目を付けたのが、小学館であった。その後『コロコロ』と同社から発行している『小学三年生』でビックリマンの特集を組み、漫画の連載も始めるようになった。


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