ビッカースMBT_(戦車)
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ビッカースMBTマハーラーシュトラ州のインド国立戦争記念館で展示されるヴィジャンタ
性能諸元
全長9.78m
全幅3.25m
全高3.09m
重量40.0t(戦闘重量)
懸架方式トーションバー
速度50km/h(路上)
行動距離600km以上
主砲L7A1 51口径105mm ライフル砲
副武装L7A1 7.62mm機関銃×2
装甲80mm(車体・砲塔前面)
エンジンGM 12V-71T ディーゼル
650hp
乗員4名
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ビッカースMBT(Vickers MBT)は、イギリスヴィッカース社によって開発された第2世代主力戦車

同時期にイギリスで開発されたチーフテンと異なり、機動力と低コスト性を意識して開発された。イギリス本国では採用されなかったものの、インドなど数カ国で採用されている。
開発

第二次世界大戦中に開発が始まり、戦後になってから戦力化されたセンチュリオンは改良を受けつつ高い能力を維持したが、1950年代の初頭から後継車の研究が行われるようになった。

イギリス陸軍は世界の戦車開発の情勢から、火力と防御力を重視する案と、火力と機動力を重視する案の二つの新戦車ドクトリンを策定した。後者の機動力を重視する案は、同時期に開発が始まった西ドイツレオパルト1フランスAMX-30と同じ設計思想で、対戦車ミサイル歩兵の携帯対戦車兵器の発達により装甲防御力は無意味になるので、機動力によりそれらからの攻撃を回避する、というものであった。

しかし、イギリス陸軍はこの思想では乗員を保護出来ないとして防御力を重視する案を採り、これによって開発されたのがチーフテンである。レイランド社に開発させていたチーフテンは強力な120mm ライフル砲と重装甲を備え、イギリス陸軍のMBTとなることが内定していた。これに対し、ヴィッカース社はレイランド社と協力して機動力を重視した戦車の開発を開始した。
特徴

ビッカースMBTは価格上昇抑制と機動力重視のために、徹底した軽量化がなされていた。主砲は120mm戦車砲ではなく、L7A1 105mm戦車砲を搭載したが、スタビライザー射撃統制装置を装備した。機動力はL60 No.4水平対向6気筒ディーゼルエンジン(650hp)とTN12 メリット・ウィルソントランスミッションの組み合わせにより路上最大速度56.3km/hを発揮した。

また、砲塔・車体共に全面溶接構造であり、生産や整備が簡易になるというメリットをもたらした。計画重量は37tであったが、完成時の重量は38.5tになっていた。外観は開発時期から、センチュリオンチーフテンの両車に似通っている。この車体はビッカースMBT Mk.Iと名付けられた。
配備と運用

ビッカースMBTの基礎設計は1960年代に完了した。ビッカースMBTは、機動力とコスト競争力に於いてはチーフテンを上回り、前面装甲80mmとL7A1 105mm戦車砲は、当時の東側諸国主力戦車であったT-54T-55アウトレンジするのに十分であった。しかし、機動力以外の点では、主砲センチュリオンと同じでチーフテンに劣ることや乗員保護の観点から、チーフテン採用のイギリス陸軍の決定を覆すには到らなかった。そのため、ビッカース社は輸出市場に本車の活路を見出し、仕様書を世界各国に送付、デモンストレーションを含む売込みを積極的に行ったが、同時期に開発されたさらに機動力に勝るレオパルト1中東戦争での実績があるM60パットンなどの前では全く売れなかった。


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