ビコーズ・ザ・ナイト
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「ビコーズ・ザ・ナイト」
パティ・スミス・グループ の シングル
初出アルバム『イースター
B面ゴッド・スピード
リリース1978年3月2日
規格7インチ・シングル
ジャンルパンク・ロックニュー・ウェイヴ
時間3分25秒
レーベルアリスタ・レコード
作詞・作曲ブルース・スプリングスティーン、パティ・スミス
プロデュースジミー・アイオヴィーン(英語版)
チャート最高順位


5位(イギリス[1]

9位(スウェーデン[2]

13位(アメリカ[3]

21位(オーストリア[4]

47位(オランダ[5]

パティ・スミス・グループ シングル 年表

アスク・ジ・エンジェルズ
(1977年)ビコーズ・ザ・ナイト
(1978年)プリヴィレッジ
(1978年)


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「ビコーズ・ザ・ナイト」
10,000マニアックス(英語版) の シングル
初出アルバム『アンプラグド』
B面ストックトン・ガラ・デイズ(ライヴ)
リリース1993年10月28日
ジャンルオルタナティヴ・ロック
時間3分28秒
レーベルエレクトラ・レコード
作詞・作曲ブルース・スプリングスティーン、パティ・スミス
プロデュースポール・フォックス
チャート最高順位


11位(アメリカ[6]

65位(イギリス[7]

10,000マニアックス(英語版) シングル 年表

Everyday Is Like Sunday
(1993年)ビコーズ・ザ・ナイト
(1993年)モア・ザン・ディス
(1997年)


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「ビコーズ・ザ・ナイト」
カスケーダシングル
初出アルバム『パーフェクト・デイ』
リリース2008年7月18日
ジャンルユーロダンス
時間3分26秒
レーベルZooland Records
作詞・作曲ブルース・スプリングスティーン、パティ・スミス
プロデュースDJマニアン、ヤン・ペイフェル
チャート最高順位


28位(イギリス[8]

41位(ドイツ[9]

45位(オーストリア[10]

カスケーダ シングル 年表

ホワット・ドゥー・ユー・ワント・フロム・ミー?
(2008年)ビコーズ・ザ・ナイト
(2008年)Faded
(2008年)


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「ビコーズ・ザ・ナイト」(Because the Night)は、パティ・スミスブルース・スプリングスティーンが共作し、1978年にパティ・スミス・グループ名義のアルバム『イースター』からの先行シングルとして発表された楽曲。
背景

スプリングスティーンは1976年にこの曲の原型を作り始めたが、歌詞はサビの部分を除き未完成のままとなっていた[11]。そして、過去にスプリングスティーンのアルバムでレコーディング・エンジニアを務めていたジミー・アイオヴィーン(英語版)が、スミスの新作のプロデューサーに起用された縁で、スミスは本作のデモ・テープを聴き[12]、恋人のフレッド・ソニック・スミス(MC5のギタリスト、後にスミスの夫となる)からの電話を待ちわびていた心情を元に、残りの歌詞を書き上げた[13]

本作はスプリングスティーンのライブでも取り上げられており、1986年発売のボックス・セット『Live/1975-85』には1980年12月28日のライブ音源が収録されたが[14]、ここではスミスの歌詞と異なる部分もあった[11]。一方、スプリングスティーンが2010年に発表したコンピレーション・アルバム『ザ・プロミス?ザ・ロスト・セッションズ』には、スミスの歌詞に準じたスタジオ録音バージョンが収録された[11]

なお、2009年にマディソン・スクエア・ガーデンで開催された「ロックの殿堂25周年記念コンサート」では、U2のステージにスミスとスプリングスティーンの両方がゲスト参加して本作を共演し[15]、その模様は2010年発売のライブ・アルバム『The 25th Anniversary Rock & Roll Hall of Fame Concerts』に収録された。また、2018年のトライベッカ映画祭では、スミスのドキュメンタリー映画『Horses: Patti Smith and her Band』のプレミア上映後にスミスのコンサートが行われ、「ビコーズ・ザ・ナイト」ではスプリングスティーンもゲスト参加した[16]
反響

アメリカの総合シングル・チャートBillboard Hot 100では13位に達し、パティ・スミス・グループのシングルとしては唯一の全米トップ40入りを果たした[3]全英シングルチャートでは12週トップ100入りして最高5位を記録し、スミス唯一の全英トップ40シングルとなった[1]。スウェーデンのシングル・チャートでは10回(20週)連続でトップ20入りして最高9位を記録し、2009年11月13日には57位に再浮上した[2]
カヴァー
10,000マニアックスによるカヴァー

10,000マニアックス(英語版)は、1993年6月1日放映の『MTVアンプラグド』において本作をカヴァーしており[11]、その模様はライブ・アルバム『アンプラグド』(1993年)に収録された。そして、シングル・カットされるとBillboard Hot 100においてオリジナル・ヴァージョンを上回る11位に達し[11]、10,000マニアックスにとって初の全米トップ40シングルとなった[6]。また、『ビルボード』のモダン・トラック・チャートでは7位、アダルト・コンテンポラリー・チャートでは9位を記録している[6]。イギリスでは1993年10月23日付の全英シングルチャートで65位となるが、翌週にはチャート圏外に落ちた[7]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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