ビグ・ザム
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

「ビグザム」はこの項目へ転送されています。日本のヒップホップMCについては「BIGZAM」をご覧ください。
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}機動戦士ガンダム > ジオン公国の機動兵器 > ビグ・ザム

ビグ・ザム (BIG-ZAM[1] / BYG-ZAM[2]) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の機動兵器「モビルアーマー (MA)」のひとつ。初出は、1979年に放送されたテレビアニメ機動戦士ガンダム』。

作中の軍事勢力のひとつであるジオン公国軍の試作機。大型機が多いMAのなかでも特に巨大で、円盤のような本体に1対の「脚」をもち、強力な火器を多数搭載する。公国宇宙攻撃軍司令ドズル・ザビとその部下たちが搭乗し、主人公アムロ・レイが所属する地球連邦軍と戦う。

本記事では、外伝作品などに登場するバリエーション機や発展型などについても記述する。
機体解説

諸元ビグ・ザム
BIG-ZAM / BYG-ZAM
型式番号MA-08
所属
ジオン公国
建造ソロモン
全高59.6m[3]
頭頂高不明[3]/80m[4]
本体重量1,021.2t[3]
全備重量1,936.0t[3]250t[4]
装甲材質超硬スチール合金[5]
出力140,000kW[3]
(35,000kW×4[6][7]
(200,000馬力[8]
推力580,000kg[3]
センサー
有効半径134,000m[3]
最高速度マッハ7[8]
武装大型メガ粒子砲
メガ粒子砲×28[5]
クロー×6
105mmバルカン砲×2[5]
特殊装備Iフィールドジェネレーター
搭乗者ドズル・ザビ
マイヤー
ガルマ・ザビ(ギレンの野望)

ビグ・ザムは攻撃力重視のコンセプトを末端拡大化した産物であり、一年戦争において開発された戦術兵器では最大かつ最強と推察されている[9][注 1]。機体としては対要塞攻撃用[7]、要塞防衛用とされる[6]。メガ粒子砲やIフィールド発生器といった重武装を有するが、その一方で生産コストは1機でムサイ級二隻分と高騰。また、宇宙空間では冷却能力に課題が残り、最大稼動時間はわずか20分以下であった[7][注 2][注 3]

乗員はメインパイロット1人とサブオペレーター2人の3人。高度な操縦システムを有するため、コクピットの大きさは突撃艇並となっている[11][注 4][注 5]。また、脚部は歩行ユニットであるとともに質量移動による姿勢制御システムの一部であり、緊急時には切り離す事も可能である[6]

開発はア・バオア・クーで行われた。当初の計画では量産化および地上での運用が検討されており、ビグ・ザム1機につきムサイ1隻で運搬、ジャブローへ向け降下させたあとの、中隊規模の部隊編成による要塞の瞬時発見・殲滅という運用が期待されていた。実機がロールアウトしたのは初号機のみとされている[11]。量産型では大気圏突入能力、ミノフスキーフライトによる大気圏飛行と10時間以上の戦闘継続能力を有していたであろうと想像されている[7]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:142 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef