ビグロ
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機動戦士ガンダム

機動戦士ガンダム MS IGLOO

機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY

ジオン公国の機動兵器 > ビグロ

ビグロ (BIGRO[1]) は、「ガンダムシリーズ」に登場する架空の兵器。有人操縦式の機動兵器「モビルアーマー (MA)」のひとつ。初出は、1979年に放映されたテレビアニメ機動戦士ガンダム』。

作中の軍事勢力の一つであるジオン公国軍の量産機で、宇宙戦用に開発された最初のMA。強大な推進力を活かした高機動戦闘を得意とし、胴体から伸びる一対のクローアームで格闘戦もできる。劇中では、主人公アムロ・レイが搭乗する「モビルスーツ(MS、人型ロボットの一種)」「ガンダム」を、その機動性で苦しめる。

メカニックデザインは、監督の富野喜幸(現・富野由悠季)の原案をもとに大河原邦男が行った。

当記事では、各シリーズ作品に登場する派生機の解説も行う。
設定解説

諸元ビグロ
BIGRO
[注 1]
型式番号MA-05
所属ジオン公国
製造MIP
生産形態量産機
全高23.6m[6]
全長45.5m[6]/30m[7]
本体重量125.5t[6]
全備重量229.8t[6]/170t[7]
装甲材質超硬スチール合金
出力17,800kW[6](105,000馬力[8]
推力136,100kg[6]
センサー
有効半径111,000m[6]
最高速度マッハ10[8]
武装メガ粒子砲
4連装ミサイルランチャー×2
クローアーム×2
搭乗者トクワン
グレニス・エスコット
他(#劇中での活躍を参照)

最初に実用化された宇宙戦用MA。既存の宇宙ポッドを発展させた機体となる[9][10]。始祖となる機体はザクIの原型機と制式採用を争ったMIP社のMIP-X1であり、MSと比較して汎用性は劣るものの、大加速を用いた一撃離脱戦闘においては優れるところがあり、MSに続く次世代機として実戦投入が決定する。ビグロはその唯一の実戦配備型である[3]

2基の熱核ロケットエンジンの大推力を有し、短いボディとAMBACを組み合わせることにより、180度姿勢変換に1.3秒の高機動性を獲得[11]一撃離脱戦法を得意とする[12][13]が、高い機動性ゆえに並のパイロットではそのGに耐えられない[12]。開発は北米のキャリフォルニアベースで行われ、実用試験の終了後に初期型14機が生産され、本国に送られた[9][注 2][注 3]。数機は次期MA開発用にテストタイプとしてYMA-06などの仮ナンバーが与えられ、グラナダでの各種実験に用いられる[15]。MAへのサイコミュ搭載プランの一環でその搭載も検討されていたが、加速性能の低下が原因で候補から外される[16]。また、水中用MAグラブロは、本機をベースに開発された[17]
武装
メガ粒子砲
機首が展開して露出する
[9]。本装備は後に移動砲座スキウレに流用された[17]
4連装ミサイルランチャー
左右上側面にそれぞれ装備する[9]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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