この記事には複数の問題があります。改善
やノートページでの議論にご協力ください。この記事の内容の信頼性について検証が求められています。
確認のための文献や情報源をご存じの方はご提示ください。出典を明記し、記事の信頼性を高めるためにご協力をお願いします。議論はノートを参照してください。(2018年5月)
ヒョウモントカゲモドキ
ヒョウモントカゲモドキ
Eublepharis macularius
保全状況評価[1]
LEAST CONCERN
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
ドメイン:真核生物 Eukaryota
界:動物界 Animalia
門:脊索動物門 Chordata
亜門:脊椎動物亜門 Vertebrata
綱:爬虫綱 Reptilia
目:有鱗目 Squamata
科:トカゲモドキ科 Eublepharidae
属:Eublepharis
種:ヒョウモントカゲモドキ
E. macularius
学名
Eublepharis macularius
(Blyth, 1854)[2][3]
シノニム
Cyrtodactylus macularius
Blyth, 1854[2][3]
和名
ヒョウモントカゲモドキ[2]
英名
Common leopard gecko[3]
Spotted fat-tailed gecko[3]
ヒョウモントカゲモドキ (Eublepharis macularius) は、爬虫綱有鱗目トカゲモドキ科Eublepharis属に分類されるヤモリ。 アフガニスタン南部および東部、インド北西部、北部を除くパキスタン[2][4] 模式産地はパンジャーブ州ソルトレンジ(パキスタン)[2]。 頭胴長オス11 - 15.8センチメートル、メス10.9 - 12.7センチメートル[2]。体型はやや細いが、累代飼育個体はこの限りではない[2]。腹面の鱗(腹板)は丸みを帯び、21 - 30列が重なり合って並ぶ[2]。尾の腹面には3 - 4列の鱗(尾下板)が並ぶ[2]。 上唇を覆う鱗(上唇板)は8 - 12枚、下唇を覆う鱗(上唇板)は8 - 10枚[2]。四肢はやや長い[2]。指趾の裏の鱗(趾下板)は凹凸状で、趾下板同士の間には隙間がある[2]。後肢の第4趾の趾下板の数は17 - 26[2]。 オスの総排泄孔前部にある小さい孔の空いた鱗(前肛孔)の数は8 - 17[2]。 種名maculariusは「斑紋のある」を意味し[5]、名前の通り体表には黄褐色の地色に黒い斑点が入る[6][7]。幼体には黄色と黒の明瞭な横帯模様(バンド模様)が見られるが、この模様は成長と共に消失する[6][5]。 体表には一見、鱗がないように見えるが、頭部や背中、脚部、尾には粒状の鱗が点在し、喉や腹部には細かい鱗が並んでいる。ヤモリ科の中では比較的丈夫な皮膚をしているが、強く掴むと剥がれることがある[8]。他の爬虫類と同様に脱皮を繰り返して成長し、脱皮時は体表が白く濁ったような状態になり、その下に新しい皮膚が形成される[9]。 イモムシ状で特徴的な節がある尾には栄養を貯蓄する機能があり、水さえあれば数か月は何も食べなくても生存できる[8][10][11]。尾は個体によっては頭部の幅ほどに太くなる[8]。尾は自切し、再生した尾は元の形状とは異なるカブのような形状になり、自切した部位や自切後の栄養状態などで再生尾の形状・模様・色彩は変化する[8]。
分布
形態