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この項目では、HP.inc等の前身企業について説明しています。エイベックスのレコードノーベルについては「HPQ (エイベックスのレコードレーベル)」を、後身のNYSEコードが同名の企業については「HP Inc.」をご覧ください。
ヒューレット・パッカード
Hewlett-Packard Company
種類株式会社
市場情報NYSE HPQ
略称HP
本社所在地 アメリカ合衆国
カリフォルニア州パロ・アルト、ハノーバー・ストリート3000
本店所在地デラウェア州
設立1939年1月1日
業種情報・通信業
事業内容パーソナル・コンピューティングその他のアクセス・デバイス
イメージングおよびプリンティング関連製品およびサービス
代表者メグ・ホイットマン(社長兼CEOおよび取締役)
資本金228億3千3百万米ドル(2012年10月31日時点)[1]
売上高1,203億5千7百万米ドル(2012年10月期)[2]
営業利益-110億5千7百万米ドル(2012年10月期)[3]
純利益-126億5千0百万米ドル(2012年10月期)[4]
総資産1,087億6千8百万米ドル(2012年10月31日時点)[5]
従業員数331,800 人(2012年10月31日時点)[6]
決算期10月末日
主要株主シード・アンド・カンパニー(※) 94%
(2010年12月31日時点)
主要子会社日本ヒューレット・パッカード
日本HPフィナンシャル・サービス株式会社
関係する人物ウィリアム・ヒューレット(創業者)
デビッド・パッカード(創業者)
外部リンクwww.hp.com/us-en/home.html
特記事項:※実質株主に代わって株式を保有する名義人である。
1939年にパートナーシップとして創業。1947年8月18日にカリフォルニア州法人として設立。1998年5月20日に設立州をデラウェア州へ変更。
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創業場所に転用した、パロアルトにある旧パッカード家の車庫(en:Packard's garage)。2007年にアメリカ合衆国の史跡に指定された。
ヒューレット・パッカード(英: Hewlett-Packard Company)は、コンピューターと電子計測機器の製造、販売を営んでいたアメリカ合衆国の企業である。hp(エイチピー)の略称で呼ばれることが多い。本項でもhpと記す部分がある。
2015年時点のデータで、パーソナルコンピュータの売上世界2位、サーバ売上世界1位、プリンター売上世界1位を誇る。
1999年に計測機器、化学分析機器、医療機器、電子部品を分離してアジレント・テクノロジーを設立し、アジレント・テクノロジーは2014年に電子計測機器部門を分離してキーサイト・テクノロジーを設立した。
2015年11月1日に、パソコン、プリンターなどエンドユーザーに近い機器を扱うHP Inc.と、データセンター向けサーバー機器を扱うヒューレット・パッカード・エンタープライズ(HPE)の二つの法人に分割された(法人登記上はHP Inc.に社名を変更し、HPEを新設)。
本体の会社分割を受けて、従来の日本法人の日本ヒューレット・パッカードはヒューレット・パッカード・エンタープライズの日本法人となり、HP Inc.の日本法人として日本HPが設立された。 1939年に、ウィリアム・ヒューレットとデビッド・パッカードによりアメリカ合衆国カリフォルニア州パロアルトで創業した。2015年の会社分割まで同地域内に本社を置き、後継会社も同地域内に本社を置いている。当初はオシロスコープに代表される電気・電子計測器メーカーとして創業した。1980年代にUNIXサーバー、ワークステーション分野に参入し、ハードウエアとしてHP 9000、OSとしてHP-UXを販売し、大規模・ミッションクリティカルな分野で存在感を示した。 1999年に電気・電子計測器事業、化学分析機器・医療機器事業はアジレント・テクノロジーへ分割され別会社となった。電気・電子計測器事業はさらに2014年にキーサイト・テクノロジーに事業移転している。 2002年にコンピューター大手コンパックを買収し、以後はコンパックから事業を継承したIntelおよびアドバンスト・マイクロ・デバイセズのx86プロセッサを搭載するWindows・Linux向けサーバー機器、コンシューマー向けPCの存在感が高まり、事業の根幹となる。この合併後、PC事業はデルに次ぐ2番手の地位に甘んじていたが、2006年第3四半期におけるPCの販売台数が世界1位となった。以降、2013年第3四半期以降にレノボに抜かれるまでPCの世界シェア第1位の企業であった。2014年、2015年は2位となったが、2016年に再び1位に返り咲いている。 2006年11月16日に発表した2006年10月までの2006年会計年度によると、ヒューレット・パッカードの年間売上高は917億ドルで、IBMが発表した2006年度の決算額売上高914億ドルを上回り、当時の売上高で世界第1位のIT企業になった。2012年にAppleは売上高でヒューレット・パッカードを上回り売上高世界第1位のIT企業になった。ヒューレット・パッカードはサーバやPCなどハードウエアの拡販が進み、コンシューマ市場でもPCやプリンタの売上を強化した結果である。IBMは企業向けのシステムインテグレーションやアウトソーシング事業に傾注し、売上高よりも利益重視の経営へと進んでいることによる。両社の事業ポートフォリオは分かれつつあるが、企業向けのシステムインテグレーションやサーバ製品では、これまで通りの競合状況にあり、今後も業界盟主の座をかけた競合状況は進むと予想された。 2008年5月、ITサービスの分野で世界第2位のElectronic Data Systems(EDS)を買収し、この分野でもIBMへの追撃を図る。さらに同年10月には、無線LAN、無線ネットワークセキュリティを手がけるコルブリス・ネットワークス[注 1][注 2] も買収し、同社の製品を、有線・無線ネットワーク機器のブランドである「HP ProCurve」に統合した。
概要