ヒューストン・アストロズ
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ヒューストン・アストロズ
Houston Astros
1962年創設



所属リーグ


アメリカンリーグ(2013年 - )

ナショナルリーグ(1962年 - 2012年)

西地区(1962年 - 1993年)

中地区(1994年 - 2012年)


アメリカンリーグ(2013年 - )

西地区(2013年 - )



チーム名


ヒューストン・アストロズ(1965年 - )

ヒューストン・コルト45's(1962年 - 1964年)

ヒューストン・アストロズ(1965年 - )


本拠地
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テキサス州ヒューストン(1962年 - )


ミニッツメイド・パーク(2000年 - )

アストロズ・フィールド(2002年 - 2002年)

エンロン・フィールド(2000年 - 2002年)

ボールパーク・アット・ユニオン・ステーション
(2000年)


アストロドーム(1965年 - 1999年)

ハリス・カウンティ・ドームド・スタジアム(1965年)


コルト・スタジアム(1962年 - 1964年)

永久欠番



5

7

24

25

32

33

34

40

42

49


獲得タイトル(獲得年)

ワールドシリーズ優勝(2回)


2017

2022

リーグ優勝(5回)


2005

2017

2019

2021

2022

地区優勝(12回)


1980

1986

1997

1998

1999

2001

2017

2018

2019

2021

2022

2023

ワイルドカード(4回)


2004

2005

2015

2020


球団組織
オーナージム・クレイン
GMダナ・ブラウン
監督ジョー・エスパーダ

ヒューストン・アストロズ(英語: Houston Astros、略称: HOU、ア軍)は、メジャーリーグベースボール(以下、MLB)アメリカンリーグ西地区所属のプロ野球球団。本拠地はテキサス州ヒューストンにあるミニッツメイド・パーク
概要シーズン成績の詳細については年度別成績一覧を参照

1962年のナショナル・リーグ球団拡張(エクスパンション(英語版))に伴い、ニューヨーク・メッツと共に「ヒューストン・コルト45's(フォーティファイブス)」として創設され、1965年には現在の「ヒューストン・アストロズ」に球団名を変えている。

設立後しばらく低迷が続いていたものの、1980年の初優勝を皮切りに地区優勝7回を数え、ワイルドカードを獲得した2005年には初のリーグ優勝を果たしている。

2013年にアメリカンリーグ西地区へ転属。2017年に球団2度目となるリーグ優勝を果たし、MLB史上初となる「両リーグからのワールドシリーズ出場」を成し遂げ、ワールドシリーズを制覇した。

本拠地としたヒューストン高温多湿の気候であり、の発生などの問題に悩まされていたため、球団創設前から屋内型球場の建設が計画され、1965年に世界初のドーム球場であるアストロドームが建設された。また2000年に開場したエンロン・フィールド(現ミニッツメイド・パーク)も開閉式屋根付き球場である。

また1975年には、歴代で最も派手と言われるレインボーカラーのユニフォームが導入され話題を呼んだ。このレインボーカラーは1993年までチームカラーとして使用され、アストロズ特有のチームカラーとして親しまれた。レインボーと言われるが実際は、赤・朱色・オレンジ・黄色である。

2006年にはジェフ・バグウェル、2007年にはクレイグ・ビジオと、長らくチームを支えた2人が引退したため、チームの若返りが急務となっていた。その後、2010年代前半の低迷期の期間や直後にホセ・アルトゥーベカルロス・コレアなど生え抜きの若手が主力選手に育ち、2017年のワールドシリーズ制覇につながっていった。しかし、2017年と2018年の一部でサイン盗みをしていたことが発覚し、GMと監督が解任されるに至った[1]

アメリカンリーグで史上初めて、レギュラーシーズンを負け越した成績でポストシーズン進出を決めたチームである[注釈 1]
球団の歴史
コルト45's(1962年 - 1964年)

1962年、ナショナルリーグの球団拡張と同時にヒューストン・コルト45's(フォーティファイブス)として創設。名前は当時ヒューストンに存在した拳銃製造会社のコルト・ファイヤーアームズ社の代表的な拳銃であった「コルト・シングル・アクション・アーミー(コルト45ピースメーカー)」に由来する[2]。「コルト45」拳銃は、19世紀後半の西部開拓の時代に評判となり大いに売れた拳銃で、映画やテレビ映画にも「コルト45」という題名があるくらいに有名な拳銃であった。

この年にはヒューストン・コルト45'sと同時にニューヨーク・メッツも創設され、この球団拡張によってナショナルリーグは8球団から10球団となった。当時はエクスパンション・ドラフトが充実しておらず、フリーエージェント制度がなく、リーグを代表するような長距離砲を獲得できず[2]、メッツもコルト45'sも苦しいシーズンを乗り切らなければならなかった。

同年4月10日に最初の試合を本拠地であるコルト・スタジアムで行った。


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