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出典検索?: "ヒュンダイ・エクセル"
この項目では、1994年までに販売されたエクセルについて説明しています。
オーストラリアで1994年以降に販売されたエクセルについては「ヒュンダイ・アクセント」をご覧ください。
エクセル(2代目 前期)
ヒュンダイ・エクセル(Excel)またはポニーエクセル(Pony Excel)はかつて現代自動車が生産した乗用車である。 ポニーの直接の後継車種であり、韓国では当初ポニーエクセルの名で登場した(ポニー→ポニーエクセル→エクセルと代わっている)。 ボディタイプは4ドアセダン、5ドアハッチバック、3ドアハッチバック/ライトバンがあった。メカニズムは三菱自工の物で、2代目ミラージュをベースとしており、1.3 Lと1.5 Lのエンジンは全て三菱のオリオンエンジンが搭載されていた。したがって前輪駆動であり、これは現代自動車のみならず韓国車として初めての採用であった。デザインはジウジアーロ(イタルデザイン)が手がけた[1]。ジウジアーロデザインと三菱のメカという組み合わせはポニーと同じである。 現代自動車の発展の基礎となった車種で、北米(カナダ、アメリカ)で価格の安さから爆発的な人気を得た。また、当時(1980年代中頃?後半)高度経済成長下にあった韓国国内でも国民の所得の向上から乗用車が一般にも普及するようになったため、ベストセラー車となった。カナダでは一時期現地生産したことがあったが、現地生産モデルは品質管理に問題があったという。 ハッチバックのみならず4ドアセダンも韓国国内、海外ともに人気を得ていた。なお韓国で4ドアセダンは当初、エクセルの派生車種としてプレストと呼ばれた。 エクセルはマイナーチェンジを繰り返し、90年代に入っても安価なことから売れ続け、1994年まで生産が継続されていた。 1990年から1995年まで販売されていた2ドアクーペのスクープはこの車をベースにしている[2]。 1985年2月、5ドアハッチバックを発売。韓国では当初、ポニーエクセルの名称で登場した。同年7月に4ドアセダンを追加。韓国名はプレスト(Presto)。 1986年1月、アメリカへの輸出を開始。現代自動車初のアメリカ進出となった(先代のポニーは、排出ガス規制の関係でアメリカでは販売されなかった)。1987年には、米国の三菱販売網にて三菱・プレシス (Precis) として販売開始(1994年まで)。 1986年9月、3ドアハッチバックを追加。韓国ではエクセル・スポーティ(?? ???)[3][4]と呼ばれた。また、5ドアの韓国名はポニーエクセルからエクセルに変更された。 1989年、モデルチェンジした2世代目が登場。セダンも含め、車名はエクセルに統一された。基本は変わらないが、外観は全体に角が取れた印象になっている。 1991年5月にフェイスリフトし、顔つきが変わっている。また、同年9月には3ドアハッチバックベースのエクセル・バンが追加されている。 1994年4月に後継車のアクセントが登場し、同年7月に生産を終了した。
概要
歴史
初代 エクセル/ポニーエクセル/プレスト(1985年-1989年)エクセル5ドア
プレスト フロント
プレスト リア
5ドア リア
エクセル・セダン(北米)
エクセル・セダン(北米)リア
2代目 エクセル(1989年-1994年)エクセル(3ドア)
2代目エクセル(前期) フロント
2代目エクセル(前期) リア
2代目エクセル(後期) フロント