ヒマラヤ山脈
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「ヒマラヤ山系」はこの項目へ転送されています。「ヒマラヤ山系」の通称を持つ作家については「平山三郎」をご覧ください。

ヒマラヤ山脈
ネパール側のカラパタール(英語版)から見たエベレスト
所在地 ブータン
中国
インド
ネパール
パキスタン
位置.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯30度00分00秒 東経80度00分00秒 / 北緯30.00000度 東経80.00000度 / 30.00000; 80.00000座標: 北緯30度00分00秒 東経80度00分00秒 / 北緯30.00000度 東経80.00000度 / 30.00000; 80.00000
最高峰エベレスト(8,844m/8,848 m
延長2,400 km
幅250 - 400 km
プロジェクト 山
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国際宇宙ステーションから撮影したヒマラヤ山脈。チベット高原から南方を見た図。エベレストが中央付近に見える

ヒマラヤ山脈(ヒマラヤさんみゃく、: Himalayan Range)は、アジア山脈で、地球上でもっとも標高の高い地域である。単にヒマラヤということもある。

ヒマラヤは、インド亜大陸チベット高原を隔てている無数の山脈から構成される巨大な山脈である。西はパキスタン北部インダス川上流域から、東はブラマプトラ川大屈曲部まで続き、ブータン中国インドネパール、パキスタンの、東アジアおよび南アジアの5つの国にまたがる。いずれも最大級の大河であるインダス川、ガンジス川、ブラマプトラ川、黄河長江の水源となって数々の古代文明を育み、このヒマラヤ水系には約7億5,000万人の人々が生活している(これにはバングラデシュの全人口が含まれる)。ヒマラヤは、広義の意味ではユーラシアプレートインド・オーストラリアプレートの衝突によって形成された周辺の山脈である、カラコルム山脈ヒンドゥークシュ山脈天山山脈崑崙山脈などを含む。

広義のヒマラヤには、最高峰エベレストを含む、地球上でもっとも高い14の8,000メートル級ピークがあり、7,200メートル以上の山が100峰以上存在する。一方で、アジアのこの地域以外には7,000メートル以上の山は存在せず、アンデス山脈アコンカグアの6,961メートルが最高標高である。

以下では狭義のヒマラヤについて解説する。
概要ヒマラヤ山脈の全景

ヒマラヤ山脈(英語: Himalayan Range、中国語: 喜?拉雅山脉、チベット語: ????????)は、アジアの山脈であり、パキスタン・インド・チベット(中華人民共和国領)・ネパール・ブータンの国境付近に位置する。西端はアフガニスタンのヒンドゥークシュ山脈へとつながる。ヒマーラヤ(??????、him?laya)は、サンスクリット語で、hima(ヒマ「雪」)+ ?laya(ア?ラヤ「すみか」)から「雪の住みか」の意[1]

エベレスト(8,848メートル)、カンチェンジュンガ(8,586メートル)、ナンガ・パルバット(8,125メートル)をはじめ、世界でも有数の標高の高い山が数多く属している。

プレートテクトニクスによると、ヒマラヤ山脈は、インド亜大陸ユーラシア大陸への衝突により形成された。インド亜大陸の北上は続いており、ヒマラヤ山脈の成長も続いている。

各山々の標高には数説あり、エベレストは、ネパールと中国が共同発表した8,848.86メートルが最新データである。測量技術の向上と地殻変動による推移が関係している。注として、上記のデータには山頂の積雪3.5メートルは含まれない。
地理シッキムのユムタン渓谷(英語版)

ヒマラヤ山脈の全長は西のナンガ・パルバット(パキスタン)から、東のナムチャバルワまで実に2,400キロに及ぶ。地理学的には、ヒマラヤ山脈は標高と地質によって平行に走る3つの山脈に分類される。3つのうちでもっとも後に形成された山脈は外ヒマラヤ(シワリク山地)と呼ばれ、およそ1,200メートルほどの高さの山で構成されている。


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