ヒドゥル・グドナドッティル
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}これはアイスランド人の名前です。姓にみえる部分は父称あるいは母称であり、の名前としてのではありません。この記事で取り扱っている人物は、正式には個人名のヒドゥルで呼ばれます。(Template:アイスランド人の名前

ヒルドゥル・グドナドッティル
Hildur Gudnadottir
2007年撮影
基本情報
出生名Hildur Ingveldardottir Gudnadottir
生誕 (1982-09-04) 1982年9月4日(41歳)
出身地 アイスランド レイキャヴィーク
ジャンル映画音楽
職業作曲家、ミュージシャン
担当楽器チェロ、パーカッション
共同作業者ヨハン・ヨハンソン
公式サイト ⇒www.hildurness.com

メンバームーム

ヒドゥル・グドナドッティル(Hildur Gudnadottir、1982年9月4日 - )は、アイスランドの女性チェリスト作曲家。ヒルドゥ(ー)ル・グドナドッティル、ヒルドゥル・グズナドッティルとも表記される。
来歴

レイキャヴィーク出身。エレクトロニカ系の音楽グループ、ムームのメンバーであり、アコースティック楽器と電子音楽をブレンドした心地よいサウンドが特徴。

作曲家でありクラリネット奏者・音楽教師の父とオペラ歌手の母の元で育ち、5歳の時にチェロを習い始める。兄のソラリン・グズナソンはエージェント・フレスコのバンドメンバーである。レイキャヴィーク・ミュージック・アカデミー、アイスランド芸術大学、そしてベルリン芸術大学にて作曲とニューメディアを専攻。

また、1990年代後半にレイキャヴィークでKitchen Motorsの活動を通して出会った同じくアイスランドの映画音楽作曲家ヨハン・ヨハンソンの長年のコラボレーター[1]として、彼が音楽を担当した『プリズナーズ』や『ボーダーライン』、『メッセージ』などの映画音楽に参加しているほか、単独で映画音楽の作曲を担当[2]

さらに『レヴェナント: 蘇えりし者』のサウンドトラックでは、坂本龍一と「Arriving at Fort Kiowa」で共演している。

2019年の映画ジョーカー』で第77回ゴールデングローブ賞作曲賞を受賞、同賞の女性単独受賞は史上初[3]。同じく『ジョーカー』で第92回アカデミー作曲賞を受賞し、同部門では女性としては4人目の受賞となった[4]。また同年のTVドラマ『チェルノブイリ』でグラミー賞(映画・テレビサウンドトラック部門)、英国アカデミー賞、エミー賞の各作曲賞を受賞。

2021年には自身の夫でもあるサム・スレーターと共にシューティング・ゲーム『バトルフィールド2042』の音楽を手がけている。[5]
ディスコグラフィ
ソロ・アルバム

Mount A (2006年、12 Tonar) ※Lost in Hildurness名義。2010年に本人名義で再発

Without Sinking (2009年、Touch)

Leyfdu Ljosinu (2012年、Touch)

Saman (2014年、Touch)

主なフィルモグラフィ

トラップ 凍える死体』 - Ofard (2015年-2019年) ※テレビドラマ

『殺意の誓約』 - Eidurinn (2016年)

ストロング・アイランド』 - Strong Island (2017年)

トム・オブ・フィンランド』 - Tom of Finland (2017年)

『ヘル・フロント ?地獄の最前線?(英語版)』 - Journey's End (2017年)

マグダラのマリア』 - Mary Magdalene (2018年) ※ヨハン・ヨハンソンと共作[6]

ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ』 - Sicario: Day of the Soldado (2018年)[7]

チェルノブイリ』 - Chernobyl (2019年) ※テレビミニシリーズ

ジョーカー』 - Joker (2019年)[8]

TAR/ター』 - TAR (2022年)

ウーマン・トーキング 私たちの選択』 - Women Talking (2022年)

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』 - Joker: Folie a Deux (2024年予定)

脚注[脚注の使い方]^ “Johann Johannsson Collaborator Hildur Gudnadottir Remembers Her “Musical Soulmate”” (英語). The Hollywood Reporter. 2023年3月25日閲覧。
^ “今後の音楽活躍に期待高まる2人の女性! 衝撃作を音楽面から見ると…”. MOVIE Collection ムビコレ. (2018年11月16日). https://www.moviecollection.jp/news/21819/ 2022年2月21日閲覧。 
^ Scott Feinberg (2020年1月6日). “Golden Globes: What to Make of '1917' and 'Rocketman' Wins, 'Irishman' and J.Lo's Losses” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/race/golden-globes-what-make-1917-rocketman-wins-irishman-jlos-losses-1267100 2020年1月7日閲覧。 
^ “アカデミー賞受賞、ヒドゥル・グドナドッティル:mumで活躍、『ジョーカー』『チェルノブイリ』のサントラで絶賛されるアイスランド人アーティスト”. uDiscover. 2020年2月10日閲覧。
^ Clovis McEvoy (2021年11月19日). “Hildur Gudnadottir and Sam Slater on scoring the near-future world of Battlefield 2042” (英語). musictech. https://musictech.com/features/interviews/hildur-guonadottir-sam-slater-scoring-battlefield-2042/ 
^ Scott Roxborough (2018年2月14日). “Johann Johannsson's Death Leaves Friends Shocked, Questions Unanswered” (英語). The Hollywood Reporter. https://www.hollywoodreporter.com/news/johann-johannssons-death-leaves-friends-shocked-questions-unanswered-1084815 2017年3月25日閲覧。 
^“映画『ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ』爆音映画祭“初”上映!「2010 年代で最高のシリーズ。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:41 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef