エドヒガン(江戸彼岸[10]、学名:Cerasus itosakura var. itosakura f. ascendens(標準)、Cerasus itosakura(広義))は、バラ科サクラ属のサクラ。山地に生える落葉高木。日本に自生する10もしくは11種あるサクラ属の基本野生種の一つ[11][12][注釈 1]。別名、アズマヒガン、ウバヒガン。 標準和名はエドヒガンで、別名でアズマヒガン[10]やウバヒガン[10]ともよばれている。和名の由来は、「エド」や「アズマ」は東国を意味し、関東地方のヒガンザクラ(彼岸桜)の意味である[10]。「ウバ」は葉が芽生える前に花が咲く様子を、歯のない老婆(姥)に例えたものである[10]。その他、エドヒガンから誕生した栽培品種の特性から、ヒガンザクラ[1]、アズマザクラ[1]、タチザクラ[1]、イトザクラ[8]、シダレザクラ[8]の別名もある。
名称