ヒエロムネーメー(古希: ?ερομν?μη, Hieromn?m?)は、ギリシア神話の女性である。長母音を省略してヒエロムネメとも表記される。トローアス地方の河神シモエイスの娘で、アステュオケーと姉妹。アステュオケーはトロイア王エリクトニオスの妻となってトロースを生み、ヒエロムネーメーはアッサラコスの妻となってアンキーセースの父カピュスを生んだ[1][2]。ハリカルナッソスのディオニュシオスによると、アッサラコスの妻はラーオメドーンの娘クリュトドーラー[3]。 アトラース プレーイオネー スカマンドロス イーダイアー
系図
ゼウス エーレクトラー テウクロス
イーアシオーン デーメーテール ダルダノス バテイア シモエイス
プルートス イーロス エリクトニオス アステュオケー
トロース カリロエー
ガニュメーデース イーロス アッサラコス ヒエロムネーメー
カリュベー ラーオメドーン ストリューモー テミステー カピュス
ブーコリオーン ヒケターオーン ラムポス クリュティオス ヘーシオネー アステュオケー アンキーセース アプロディーテー