ヒア アフター
Hereafter
監督と主要キャスト
監督クリント・イーストウッド
脚本ピーター・モーガン
製作ロバート・ロレンツ
キャスリーン・ケネディ
クリント・イーストウッド
製作総指揮スティーヴン・スピルバーグ
ティム・ムーア
『ヒア アフター』(原題: Hereafter)は、2010年のアメリカ合衆国のファンタジー・ドラマ映画。監督はクリント・イーストウッド[3]、脚本ピーター・モーガン、出演はマット・デイモンとセシル・ドゥ・フランスなど。
2010年9月に開催された第35回トロント国際映画祭(英語版)で初上映された。 あるとき、フランスの女性ジャーナリストのマリー・ルレ(セシル・ドゥ・フランス)は、恋人とともに訪れた東南アジアのリゾート地で、突然当地を襲った津波に飲み込まれてしまった。眼の前に繰り広げられた無残で唐突な死、そして薄れゆく意識の中で見た不思議なビジョン。さいわい彼女は無事に生還することができたが、その時の臨死体験の衝撃を忘れることができず、フランスに帰ったあとも死後の世界をつよく意識するようになっていた。しかしオカルティズムへの傾倒によってジャーナリストとしてのバランス感覚を疑われるようになり、出演していたニュース番組からの降板をはじめ、しだいに多くのポジションを失っていく。生死を共にしたはずの恋人との関係も急速に冷めていった。 一方、ロンドンに住む少年マーカス(フランキー・マクラレン/ジョージ・マクラレン
ストーリー
そんなころ、アメリカ人のジョージ(マット・デイモン)は、かつて本物の霊能者として知られた人物だったが、今は自分の能力を持て余し、むしろ嫌悪して、霊能に背を向けた毎日を過ごしていた。兄はその力を才能と褒め称えるが、当人にとっては呪いにも等しかった。何故なら彼はその力を示したばかりに友情が崩れてしまった苦い記憶があり、だれとも深い関係を作ることができなくなって、孤独の中で暮らしていたからだ。
死後という特殊な世界にとりつかれたこの3人は、やがて運命に導かれ、ロンドンで出会うことになる。
キャスト
ジョージ・ロネガン
演 - マット・デイモン、日本語吹替え - 内田夕夜アメリカ人霊能者。サンフランシスコ在住。工場勤務。ディケンズ作品が好きでデレク・ジャコビによる朗読を聴くのが趣味。
マリー・ルレ
演 - セシル・ドゥ・フランス、日本語吹替え - 小林さやかフランス人ジャーナリスト。津波で臨死体験をする。後に臨死体験に関する書籍を出版し、ロンドンで朗読会を行なうことになる。
マーカス/ジェイソン
演 - フランキー・マクラレン/ジョージ・マクラレン(英語版)、日本語吹替え - 小林由美子ロンドンに住む一卵性の双子。